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[TGS2023]ジグソーパズルと四則計算を組み合わせた「Electrogical」試遊レポート。ピースの置き方でスコアが変わる,別解ありの新感覚パズルゲーム
本稿では,“ジグソーパズル + 四則演算”を謳う本作のプレイレポートをお届けする。
Steam「Electrogical」ストアページ
「Electrogical」は,「+1」や「×4」などの計算式が設定されたピースを組み合わせ,目標数字と同じ数字になるようにするゲームだ。ピースは,電源ピースからゴールピースまでつなぐ必要がある。
例えば,下の画像のパズルではゴールピースに「6」と書いてあるので,計算式の合計値が6になるように,左のピースを使って電源ボタンからゴールボタンまでの間を埋めていく。計算は,電源ボタン側から順に行われるので,今回は左から「+2」「+1」「×2」とピースを設置。これで「(2+1)×2」の式ができた。終わったら,電源ボタンを押して答え合わせをする。通電したら正解,できなかったらはずれだ。
例にしたパズルは,置く場所が限られているが,基本的には1つのステージに複数の解答が存在する。ピースの置き方や数字の増減の仕方によって,スコアを獲得できるので,より高得点を目指して,じっくり考えるプレイも可能だ。もちろん,ちょっとした息抜きに軽く遊んでもいい。
また,離れた場所にあっても通電できるピースや,「計算式が長ければ長いほどスコアが得られる」ステージなど,パズルのバリエーションも豊富だ。難度も程よく,異常に考え込むようなステージは試遊では見られなかった。ひょっとしたら,本編では高難度のステージも用意されているかもしれない。
「GYAAR Studioインディーゲームコンテスト」では,「生活の一部になるパズルゲーム」として発表されたとのことで,仕事の合間の息抜きや,リラックスしたいときなどに遊びたいところ。電子回路がモチーフであろう,グリーンを基調にしたピクセルアートも美しい。気になる人は,デモ版がSteamにて配信されているのでチェックしてほしい。
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Electrogical
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(C)Yutaka Kinjo