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日本のモバイルゲーム市場は,年あたりのダウンロード数は6億2800万件と,2020年から少し減少している傾向があるものの,IAP(In-App Purchase,アプリ内購入)収益は1.6兆円を超える堅調さを見せている。
その収益の多くはiOSプラットフォームに集中しており,Google Playとの比率は2019年から大きく変わっていない。
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市場は成熟しており,新規ユーザの獲得が鈍化している一方で,継続率とマネタイズにより,収益を維持できているという見立てだ。
なお,日本パブリッシャのタイトルは国内市場でダウンロード数のシェアは30%前後,IAP収益は50%前後を維持している。
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日本は,ARPU(Average Revenue Per User,1ユーザあたりの収益率)が例外的に高い。
市場がわずかに縮小しても,熱心なプレイヤーと効率的な収益化戦略に支えられ,海外からも注目される重要なモバイルゲーム市場の1つとなっている。
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日本のパブリッシャのタイトルは,ダウンロード数の80%超が海外からのダウンロードだ。
しかし,IAP収益は,日本国内によるものが70%近くとなっており,国内のプレイヤーが安定した収益の柱となっている。
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また,2025年1月から7月31日までのIAP収益トップは,2024年10月のリリースから勢いを保っている「Pokémon Trading Card Game Pocket」(iOS / Android)だ。
長寿タイトルである「モンスターストライク」(iOS / Android)は3位,「Fate/Grand Order」(iOS / Android)は4位と,依然として存在感を放っている。
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なお,ジャンル別で見ると,ダウンロード数は1位から「パズル(33.2%)」「アーケード(12.3%)」「シミュレーション(12.1%)」,収益は1位から「RPG(37.4%)」「ストラテジー(21.8%)」「パズル(9.2%)」と,異なる傾向が見られた。
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RPGは深いストーリー性とガチャシステム,イベントなどで,カジュアルな要素とコアプレイヤーの高額消費のバランスを取っており,日本でも収益性の高いジャンルとして,その地位を維持していると,Sensor Towerは分析した。
収益成長ランキングでは,「SDガンダム ジージェネレーション エターナル」(iOS / Android)が1位,「Shadowverse: Worlds Beyond」(iOS / Android / PC)が3位を記録した。
1位のジージェネエターナルは,プレイヤーの男性率が86.5%で,主な年齢層は25歳から44歳に集中しており,ガンダムファンの主要層と一致しているとSensor Towerは分析している。
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2025年上半期のデジタル広告の支出額は,月あたり約7億5000万ドル(約1106億円),インプレッション数は3000億回前後となった。
それぞれカテゴリ別に見ると,ゲームは支出額で2位,インプレッション数で3位を記録し,ショッピングやエンタメに並ぶ強い競争力を持つ市場であることを示している。
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