「DEATH STRANDING」発売5周年記念ポップアップイベントをレポート。サムの訪れる配送センターをイメージした展覧会には，秘蔵の資料も

　渋谷PARCOにて，「DEATH STRANDING 5th Anniversary Exhibition & Popup」が実施されている。「DEATH STRANDING」の発売5周年を記念した展覧会とポップアップショップイベントで，11月8日から11月25日まで行われている（展覧会は11月18日で終了）。


　また，2025年1月17日には名古屋PARCO，2025年2月7日には心斎橋PARCOでも同イベントが実施される予定だ。本稿では，11月7日に行われたメディア向け内覧会の様子をお伝えする。

ゲームをイメージしたこだわりの場内で，貴重な資料を間近に楽しめる展覧会

　「DEATH STRANDING」は，小島秀夫氏が率いるコジマプロダクションが手掛けたオープンワールドアクションゲームだ。デス・ストランディングによって分断されたアメリカを再建するため，主人公サムが物資を届けながら都市間や人々を“カイラル通信”でつなげていく物語が描かれる。

　今回の展覧会は，ゲーム内でサムが訪れる「配送センター」をイメージした空間になっている。会場に足を踏み入れると，サムの運ぶ物資を模した箱や武骨な金網などが，来場者を「デススト」の世界に誘う。

「デススト」の世界を，窓型ディスプレイ越しにいつでも楽しめる「Atmoph Window 2」もさりげなく展示されていた（関連記事）

　通路を抜けると円形の会場の真ん中に，主人公・サムのスタチューがドンと鎮座していて，その迫力に圧倒される。もちろん触れるのはNGだが，至近距離で見られるので，細部まで緻密に作られた造形を堪能できる。

サムの抱えるBB（ブリッジ・ベイビー）のポッドが，ほのかに発光していて美しい

テープのヨレや，使い込んだ靴の風合い……いつまででも眺めていられそう

　外周には，貴重な開発資料や造形物などが展示されている。なかには，初めて一般公開されるものもあり，プレイヤー垂涎のラインナップだ。記事での公開制限がある展示品もあるので，気になる人は，現地で目撃してほしい。

「DEATH STRANDING 2」関係のアイテムも

　会場の最奥には，KOJIMA PRODUCTIONSのシンボルであるルーデンスを展示したコーナーも。照明もバッチリ設置されているフォトスポットなので，ぜひ記念撮影をしていこう。

かなり明るいライトなので，手持ちのスマホやカメラで，手軽に美しい写真が撮れるはず

ポップアップ会場では，スタイリッシュなアイテムがお出迎え

　渋谷PARCO5階のイベントスペースでは，物販コーナーが設置されている。こちらでは，展覧会オリジナルグッズ，コジマプロダクションの新作グッズ，LA発の人気ストリートブランド“Brain Dead”（ブレインデッド）とのコラボグッズなどが販売されている。

モノトーン基調のスタイリッシュな店構え

店内には，種類豊富なグッズたちが所狭しと並べられている

大きいクリプトビオシスのぬいぐるみや，アヒルーデンスも

　キャップ，フーディ，Tシャツなど，“Brain Dead”とのコラボアイテムは，シンプルながらひねりが効いているデザインで，普段のコーディネイトをちょっと格上げしてくれる，おしゃれなラインナップだ。普段の着こなしにも取り入れやすそうである。

インパクトの大きい総柄バケットハットは，実際にかぶると意外にコーデに馴染むだけでなく，いいアクセントを与えてくれる

　グッズの販売期間などは，商品によって異なる場合がある。ラインナップなどを含めた詳細は，以下の記事や公式サイトを参考にして，狙いの商品をゲットしてほしい。


　さらに，ジビエ・昆虫料理に特化した居酒屋「米とサーカス」渋谷PARCO店（展覧会と同じB1フロア）と高田馬場店では，ゲームをイメージした，全11種のコラボメニューを味わえる。「クリプトビオシス」をモチーフにしたスイーツや，サムが受注した依頼から着想を得たさまざまなメニューなど，ファンおなじみの要素が詰まったフード・ドリンクを楽しめるほか，コラボメニューを注文するとオリジナルステッカーがもらえる。展覧会とポップアップストアを楽しんだ帰りに，立ち寄ってみてはいかがだろうか。

「DEATH STRANDING 5th Anniversary Exhibition & Popup」公式サイト

「米とサーカス」渋谷PARCO店 公式サイト

「DEATH STRANDING」公式サイト