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OPPO,5万円で買える5G対応スマホ「Reno7 A」を国内発売。Snapdragon 695搭載のミドルクラスモデル
Reno Aシリーズは,2019年に登場したOPPO製ミドルクラス市場向けスマートフォンの主力モデルで,今回発表となったReno7 Aで4世代めとなる。
特徴の1つはディスプレイで,約6.4インチサイズ,解像度1080×2400ドット,縦持ち時のアスペクト比が9:20の有機ELパネルを採用する。最大リフレッシュレート90Hzで,ゲームをプレイするときになめらかな表示が期待できそうだ。
本体の背面パネルは,独自の加工技術「OPPO Glow」を用いており,光の入射角によって本体カラーがグラデーションのように変化するほか,指紋や汚れのつきにくいサラサラとした質感を実現したという。
搭載SoC(System-on-a-Chip)はQualcomm製のミドルクラス市場向け「Snapdragon 695 5G」で,メインメモリ容量が6GB,内蔵ストレージ容量が128GBとなっている。
なお,内蔵ストレージ容量に余裕がある場合に,ストレージの一部をメインメモリとして拡張できる機能を備えているのもポイントだ。OPPOによると,2/3/5GBの3段階でメインメモリの拡張が可能で,複数アプリの起動やマルチタスクの操作をスムーズに行えるようになるそうだ。とはいえ,メインメモリと比べてストレージの読み書き速度は圧倒的に遅いので,たとえばゲームにおいて実用的な機能かどうかは分からない。
SIMカードスロットは,nanoSIMを2枚か,nanoSIM+microSDカードという排他仕様となっている。Reno7 Aでユニークなのは,eSIMも搭載する点で,nano SIM×2,またはnano SIM+eSIMという組み合わせで利用可能だ。
アウトカメラは,標準と広角,マクロの3眼式カメラを搭載しており,このうち,標準カメラは約4800万画素の撮像センサーと組み合わせている。また,マクロカメラでは,被写体まで約4cmまで寄れるという。
Reno Aシリーズは,日本市場を強く意識した機能を盛り込むのも特徴のひとつだ。既存製品から引き続いておサイフケータイ機能を搭載するだけでなく,IPX8/IP6X相当の防水・防塵機能を備える。加えて,4極3.5mmミニピン端子を搭載しており,ワイヤードイヤホンとの接続時は,FMラジオも利用できるという。
内蔵バッテリ容量は,従来製品より500mAh多い4500mAhで,18Wの急速充電により,約30分で約40%までバッテリーを充電できる。
「5G対応スマートフォンに買い換えたいが,10万円以上もするハイエンド製品には手が出ない」というゲーマーには,選択肢の1つとなりそうな製品ではなかろうか。
メーカー | OPPO |
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OS | Android 11 |
ディスプレイパネル | 約6.4インチ有機EL, |
プロセッサ | Qualcomm製「Snapdragon 695 5G」 ・CPUコア:Kryo 660(最大2.2GHz) ・GPUコア:Adreno 619 |
メインメモリ容量 | 6GB |
ストレージ | 128GB+microSD(最大1TB) |
アウトカメラ | 3眼式 ・標準:約4800万画素,F値未公開 ・広角:約800万画素,F値未公開,画角120度 ・マクロ:約200万画素,F値未公開 |
インカメラ | 約1600万画素,F値未公開 |
対応5Gバンド | 未公開 |
対応LTEバンド | 未公開 |
対応3Gバンド | 未公開 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) |
Bluetooth対応 | 5.1 |
バッテリー容量 | 4500mAh |
待受時間 | 約440時間 |
連続通話時間 | 約1950分 |
USBポート | USB 2.0 Type-C |
公称本体サイズ | 約73.4(W)×159.7(D)×7.6(H)mm |
公称本体重量 | 約175g |
本体カラー | ドリームブルー,スターリーブラック |
OPPO日本語公式Webサイト
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