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ペットボトルのフタをペチッと弾くと……? エレメカチックなおもしろ筐体「The Cap Circus」をalt.ctrl.GDCで体験[GDC 2026]
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印刷2026/03/16 16:07

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ペットボトルのフタをペチッと弾くと……? エレメカチックなおもしろ筐体「The Cap Circus」をalt.ctrl.GDCで体験[GDC 2026]

 40回目を迎えた2026年のGDCは,「GDC Festival of Gaming」として,これまで以上に幅広いテーマを扱うイベントとなった。
 とはいえ,メインの開発者セッションや定番企画は従来どおりで,展示エリアのおなじみのイベント「alt.ctrl.GDC」も引き続き開催され,多くの来場者でにぎわっていた。

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 フェスティバルホール(旧エキスポエリア)の恒例企画「alt.ctrl.GDC」は,体の一部や全身,あるいは特殊な形状のツールなどをコントローラとして使う,ユニークなゲームが集まるイベントだ。家庭用ゲーム機や自宅のPCでは体験できない,個性的な作品が毎年登場する。
 そんな同イベントの“常連”であるタマコトロニカ(マウンテンドーナッツ所属)の新作「The Cap Circus」が,2026年もファイナリストとして,東京・東大和市にある多摩湖のほとり(公式Xより)からやってきた。

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 「The Cap Circus」は,ペットボトルのフタを使って遊ぶピンボールのようなゲームだ。
 筐体に向かってペチッとフタを指で弾くと,不思議なことに弾いたフタがディスプレイ上に表示され,ピンボールのボールのように盤面を転がっていく。
 ……と説明するよりも,動画を見てもらった方が早いだろう。ということで,以下の2本の動画をどうぞ。



 このような形で遊ぶゲームだが,今回のバージョンではクリア条件の異なるステージが全部で3つ用意されている。
 実際にプレイしてみると,何とも言えない感触のよさがあり,シンプルながら何度もペチッペチッとフタを弾きたくなる作品だ。

 そんな本作について,試遊の立ち会いとゲームの説明をしてくれた開発者,タマコトロニカの千田泰宏氏に話を聞いた。
 なお,映像内でフタを弾いているのも千田氏だ(どおりでうまいわけなのだ)。

 「昭和の子どもたちがめんこを持ち寄って遊んだように,ペットボトルのキャップを持ち寄って遊ぶ文化が生まれたらうれしい」「赤いコーラのフタはよく回る,といった都市伝説のような話題が生まれると面白いですね」と千田氏は語る。
 というのも,本作は指で弾くという身体感覚そのものを遊びの原点にしているようで,イメージの源になっているのはエレメカや駄菓子屋の遊び台のようなものだという。

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 おはじきのような日本の昔遊びも思い浮かぶが,そうしたシンプルな身体感覚の遊びも含め,「日本っぽい遊び」「メイド・イン・ジャパンな感覚」を目指して制作しているそうだ。
 なんともいえない感触のよさは,そういう子どものころの原体験を思い出させたからかも? 海外であれば,ヨーロッパではビール瓶のフタなど,地域ごとに違う文化が生まれる可能性もあり,そうした広がりを想像するのも楽しい。

 さらに「The Cap Circus」には,ゲームの外側に目標もある。それが,リサイクルや社会活動と結びつける取り組みだ。
 例えばスポーツ観戦のスタジアムで,飲み終わったペットボトルのキャップを回収し,それを使ってゲームを遊べる仕組みなどが実現できれば,遊びながら楽しくゴミの問題にも向き合える。
 スタジアムに限らず,イベント会場や展示施設といったさまざまなパブリックスペース,あるいは企業プロモーションなどでも活用できそうだ。

 そして大きな目標としているのが,ゲームセンターやアミューズメント施設向けの筐体展開だ。
 千田氏の代表作のひとつである,コーラ瓶型コントローラを振って遊ぶ「JETCola」では,期間限定ながらそれに近い取り組みが行われたことがあるが,それをもう一歩前に進めたい気持ちがあるそうだ。
 また「The Cap Circus」は現在3ステージだが,この遊び方はさまざまなゲームに応用できる可能性があるという。今後もアイデアを広げていきたいと千田氏は話してくれた。

代表作の一つ「JETCola」(写真はBitSummit Let's Go!!出展時のもの。関連リンク
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 こうしたイベントで遊べる特殊コントローラ系のゲームは,ゲームのタイプ的にも,イベントの外へと展開していくことに難しさがあるジャンルだと思う。
 そんな中で,マウンテンドーナッツおよびタマコトロニカが目指している,ゲームセンターや各種施設への展開は,同社だけでなく,同じようなゲームを作るクリエイターたちにとっても大きな一歩になるはずだ。

そのほかの「alt.ctrl.GDC」出展ゲームからいくつか。下の写真は,同イベントの優秀賞となった「Proyecto Exo」
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 「make.ctrl.Japan」や先日渋谷で開催された「SHIBUYA GAME WEEK」などの国内イベントにも積極的に出展しているチームだけに,もしかすると日本のどこかで「The Cap Circus」を遊べる機会があるかもしれない。そんな同社の一歩を応援しつつ,今後のイベントでの登場にも期待したいところだ。

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