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Seagate,ゲームノートPCのストレージ増設に適したドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を国内発売
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印刷2019/11/26 18:12

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Seagate,ゲームノートPCのストレージ増設に適したドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を国内発売

 2019年11月26日,Seagate Technology(以下,Seagate)の日本法人である日本シーゲイトは,ゲーマー向けのストレージ製品として,容量4TBのHDDを内蔵するThunderbolt 3接続型ドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を12月後半に国内発売すると発表した。税込価格は4万4980円となっている。

FireCuda Gaming Dock
画像集 No.002のサムネイル画像 / Seagate,ゲームノートPCのストレージ増設に適したドッキングステーション「FireCuda Gaming Dock」を国内発売

 同日にSeagateは,東京都内で新製品発表会を開催し,FireCuda Gaming Dockと,国内販売が始まったPCI Express(以下,PCIe)4.0 x4接続対応のゲーマー向けM.2 SSD「FireCuda 520」を披露したので,両製品の概要をレポートしたい。

FireCuda 520。左が記憶容量1TBのモデルで,右は同2TBモデルである
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 まずはFireCuda Gaming Dockから見ていこう。
 昨今のゲーマー向けノートPCでは,Thunderbolt 3ポートを備えている製品が多い。そうしたノートPCを使うゲーマーに向けて,Seagateが開発した周辺機器がFireCuda Gaming Dockであるという。

 FireCuda Gaming Dockは,大きめの外付けHDDといった外観のデバイスで,筐体内にはSeagate製で容量4TBの3.5インチSerial ATA接続型HDD「IronWolf」を内蔵している。加えて,筐体内にPCIe 3.0 x4対応のM.2インタフェースを備えており,PCIe接続のM.2 SSDを組み込むことも可能だ。

筐体右側面のカバーを外すと,M.2 SSDを搭載可能なヒートシンク付きの台が現れる(左)。台のカバーを外して,内部にSSDを組み込む仕組みだ。台が取り付けてあるパネルは放熱孔を兼ねており,メッシュの向こう側に小型のファンらしきものが見えた(右)
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 それに加えて,前面と背面には,Thunderbolt 3やUSB,DisplayPort 1.4,1000BASE-T対応有線LANといったインタフェース類が並んでおり,外付けディスプレイやUSB接続のキーボード,マウスなどをつなげておける。

前面の左側には,電源ボタンと並んでUSB 3.1 Gen 2が2つと,3.5mmミニピンヘッドフォン出力,3.5mmミニピンマイク入力が並ぶ
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背面側には,ACアダプターの接続用電源コネクタ,PC接続用Thunderbolt 3ポート,Thunderbolt 3ポート,DisplayPortコネクタ,USB 3.1 Gen 2ポートが3つ,有線LANポートを備えている
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 また,側面には,ぐるりと取り囲むようにカラーLEDイルミネーションが埋め込まれており,専用ソフトウェアを使って発光色や発光パターンをカスタマイズ可能だ。

FireCuda Gaming DockのLEDを点灯した状態(左)。右は付属ソフトウェア「Tool kit」の画面で,ここからLEDの設定を変更したり,PC側のストレージをFireCuda Gaming DockのHDDにバックアップしたりできる
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 Thunderbolt 3接続のストレージは,USB接続型のストレージよりも高速なデータ転送が可能で,外付けストレージ側にゲームをインストールしても,比較的快適なプレイが可能だ。Thunderbolt 3搭載のゲーマー向けノートPCは,今後も増えることが期待できるので,こうした周辺機器がゲーマーに役立つ場面も増えていくだろう。

FireCuda 520と製品ボックス
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 一方のFireCuda 520は,PCIe 3.0 x4接続対応のM.2 SSD「FireCuda 510」に対する上位モデル的なストレージだ。税込価格は,記憶容量2TBモデルが5万9980円1TBモデルが2万9980円512GBモデルが1万4980円となる。

 冒頭でも触れたとおり,FireCuda 520はPCIe 4.0 x4接続に対応しており,同接続に対応するPCと接続すれば,逐次読み出し(シーケンシャルリード)が最大5000MB/s,逐次書き込み(シーケンシャルライト)は最大4400MB/sという高速な読み書きが可能なのが最大の特徴だ。
 もっとも,本稿執筆時点でPCIe 4.0 x4対応のプラットフォームは,AMDのX570チップセット,またはTRX40チップセットと対応CPUの組みあわせに限られる点がハードルとなることは否めない。

発表会でのデモ環境で,「CrystalDiskMark」による簡単なテストを実施した結果。PCIe 3.0 x4接続のM.2 SSDでは,逐次読み出しが3500MB/s前後が一般的なので,5000MB/sを超える速度は確かに速い
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 価格のこなれたPCIe 3.0 x4接続型SSDと比べれば,割高感は否めないものの,対応PCでOSの起動ドライブやファイルサイズの大きなゲームのインストールドライブに使えば,快適なストレージアクセスを期待できるので,予算を奮発する価値はありそうだ。

SeagateのFireCuda Gaming Dock製品情報ページ

SeagateのFireCuda SSD製品情報ページ


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