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このボタン押せばRPG奏でる? 中世ヨーロッパをコンセプトとしたteenage engineeringのビートマシン「EP-1320 medieval」が販売中
また,コンパクトサイズのシンセサイザー/リズムマシン/サンプラーを展開する「pocket operator」シリーズでカプコンの「ストリートファイターII」や「ロックマン」とのコラボ製品を出したり,クランク(手で回すハンドル)が付いた携帯ゲーム機「Playdate」の開発をサポートしていたりと,実はゲーマーとしても親近感を持てるメーカーだったりする。
カプコンの「ストリートファイターII」とコラボしたボイスサンプラー/シーケンサー「PO-133 Street Fighter」 | |
同じくカプコンとのコラボ製品である,「ロックマン」をテーマにしたシンセサイザー/シーケンサー「PO-128 Mega Man」 |
Pocket Operatorシリーズの人気マシン「PO-133 K.O.」をベースにしたサンプラー/シーケンサー「EP-133 K.O.II」に続くEPシリーズの第2弾で,管楽器や弦楽器,太鼓といった楽器の音のほか,聖歌のようなボイス,宿屋や酒場での喧騒,牛やヤギ,ニワトリの鳴き声,剣と剣がぶつかり合うような金属音など,フォーリー収録の効果音を含む200種類以上のプリセット音を収録。それらの音源を使用したデモソングも9曲収録されている。
またEP-133 K.O.IIと同様にサンプリング機能もあるので,自分自身で集めた音もそれらに混ぜて,足したり,引いたり,操作して,西洋ファンタジーものやRPGで流れるような音楽の作曲やそれっぽいシーンの再現ができるわけだ。
西洋モチーフのカラーリングや装飾,直感的に操作できる12種類のパンチインエフェクトなど,そのデザイン性や機能はライブパフォーマンスにも向いている。中世サウンドにエレクトロミュージックをミックスした“ネオ・中世ミュージック”をライブで披露してみても面白そうだ。
気になる人はどのような音が鳴らせるのかを公式サイトや動画「introducing EP-1320 medieval」でチェックしつつ購入を検討してみよう。
主な特徴
- 計128MBのROM+RAM搭載 (96MBの内蔵サウンドと32MBのユーザーサンプルメモリ)
- 中世を彷彿とさせる96MBに及ぶ多彩なプリセットサウンド
- デモソングを9曲収録
- 9曲分のユーザーソングを作成可能
- 4グループ(A/B/C/D) x 99パターン(1グループ 12サウンド)
- ループや”Drunk”エフェクトなど個性的な”punch-in-pocus”(パンチインFX)機能を12種類搭載
- 内蔵マイクと内蔵スピーカー
- ステレオサンプル時:最大6音ポリ/モノサンプル時:最大12音ポリ
- サンプリングレート/ビットレート : 46kHz/16bit (48kHz/16bitではありません)
- 1x ステレオイン/アウト, Sync イン/アウト, MIDI イン/アウト、USB-C
- 単4電池4本もしくはUSB-C給電にて動作
- サイズ(本体): W.178 x L.242 x H.27 mm
- 重量(本体): 625g
メディア・インテグレーション「EP-1320 medieval」製品ページ
teenage engineering公式サイト「EP-1320 medieval」製品ページ(英語)
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