MMORPG「
ArcheAge」で,2018年10月10日に大型アップデート
「古の覚醒(めざめ)」が実施され,新たに
「古代装備」シリーズが登場した。これは,モンスターからドロップする新たな武器/防具で,同じくモンスターから入手できる専用素材や余った古代装備を使って強化することが可能。さらに最大まで育てれば,次の段階へと「覚醒」させられるというものだ。
実装時点での強さは,覚醒までいっても「黒曜石装備」シリーズの3段階ほどで,4段階やイフニール装備には届かない程度。新装備とは言え,やや物足りない気もする。ただ,黒曜石装備はさらに上を目指そうと思うと,とにかく素材集めが大変でハードルが高い。
しかも黒曜石装備は,強化に失敗すれば,破壊(アイテム消失)の可能性という恐ろしいペナルティも存在するため,それこそ武器や各防具パーツの“最高”を目指すとなると,並大抵の努力ではたどり着けない世界だ。そんなこともあり,装備の強化を途中で止めたり,ほかの装備シリーズで妥協しているプレイヤーも少なくないのではないだろうか。
一方,古代装備も覚醒時に失敗する可能性はあるが,そのときに発生する“損傷状態”をアイテムで回復すれば,その装備品で再び覚醒に挑戦でき,加えて覚醒の失敗ごとに成功確率が上昇していくという特徴を持っている。要は,
“頑張ればいずれは最大まで育成できる”シリーズと言えるわけだ。
そしてもう1つ注目したいのは,公式サイトの説明で
「10月10日のアップデートでは、『2段階目まで』の覚醒が実装されております」となっている点だ。今は最高レベルに届かなくとも……と将来に期待したくなる。
そうでなくても,入手方法がモンスターから直接ドロップということで――目当てのパーツがすぐに手に入るかどうかは運次第だが――入手のハードル自体は割と低いと言える。より高性能な装備へのつなぎ,もしくは“今後の覚醒”のために,もしかすると入手しておいても損はないシリーズなのではないだろうかと思うのだ。
では,実際のところ,どれくらいのペースで古代装備は入手できるのだろう。目安として
3000体のモンスターを狩り,ドロップ率を検証してみることにした。
ただ,古代装備をドロップするモンスターが出現するのは“旧大陸”である。プレイヤーキャラが
レベル50くらいでないと厳しい場所であり,いきなり「検証してみましょうか」(担当編集)と言われて,すぐにできるものではない。そこで,かつて“武士になること”を目指し,この世界を旅したヌイアンの
“リヒャルト”が再び活躍する日が来たのだ!
関連記事
MMORPG「ArcheAge」といえば戦闘はもちろん,農業や畜産,貿易など,さまざまなプレイスタイルが楽しめる作品だ。今回は本作の戦闘職について,プレイヤーキャラクター「リヒャルト」の冒険記を通して紹介してみよう。「おまえは勇者だ」と唐突に言われた彼は,なぜか最高の武士を目指すことになる。
[2017/05/17 17:00]
実は話が来た段階でレベル40台だったので,アップデートの実装日に向けて急いでレベルアップに励んだ。急造なため,レベル50時点で装備ポイントが2110Pと,装備はダメダメだ
 |
ターゲットは旧大陸にいる「キルバチャ教団」
目的のモンスターは,旧大陸の「スパーキングビーチ」と「黄金の廃墟」で出現するようになった「キルバチャ教団」の「惑わされた必滅者」。ワープゲートを通って旧大陸のスパーキングビーチに到着すると,すぐに惑わされた必滅者が発見できた。しかも大量だ。
ワラワラといる惑わされた必滅者。装備を落とすだけにレアモンスターかと思いきや,予想外の数だ
 |
モンスターの名前を見てみると,「惑わされた必滅者」の後ろに「兵士」や「援護兵」などいくつかの種類がある。レベルは52〜53と,自身(レベル50)より高いのは不安だが,とりあえず戦ってみることにした。
素手で近接攻撃を行ってくる歩兵。やや攻撃力が高いオーソドックスなタイプ
 |
シールドバッシュによるダウン攻撃がやっかい。これさえ対処できれば,大したことはない
 |
アサルトダッシュのようなスキルで一気に距離を詰めてくる。その際に気絶させられることもあるので注意。槍のモーションで攻撃してくるのだが,なぜか素手
 |
弓による遠距離攻撃を得意とする惑わされた必滅者。アサルトダッシュで接近し,コンボを叩き込めば簡単に倒せる
 |
中距離から魔法攻撃を仕掛けてくるやっかいな相手。魔法抵抗力が低いプレート装備ではどうにもならない
 |
指揮官と名乗るだけあって,ほかの惑わされた必滅者とは格が違う。レベルが低いと間違いなく返り討ちにあうだろう
 |
レベル50だと歩兵,兵士,槍兵,弓兵はなんとかなるが,援護兵と指揮官は厳しい。少なくとも筆者は現時点で勝てる気がしないので,手を出さないことにした。
装備の相性が悪い援護兵はともかく,指揮官はそもそもレベルが足りない感が強い。武器も防具も相応のものじゃないと話にならない
 |
モンスターの強さは把握できたが,スパーキングビーチでは惑わされた必滅者とこれまでのモンスターが出現するエリアが被っていて,狩り場のモンスター密度が高い。惑わされた必滅者と戦っているときに乱入されたくないので,もう1つの出現エリアである黄金の廃墟に行ってみた。こちらは広いエリアに惑わされた必滅者が点在していて,安全に狩れそうだ。
黄金の廃墟は,広いフィールドにモンスターが点在しているので,比較的安全に惑わされた必滅者を狩れる。弓などで攻撃して引き寄せてから戦うと,より安全だ
 |
倒しに倒した3000体。ドロップ率は1〜2%?
活動拠点を黄金の廃墟に移して,いよいよ惑わされた必滅者狩りを始めることにした。ただ,その前に拠点にいるヒラマ族と話してクエストを受けておこう。
黄金の廃墟の神の盾駐屯地にいる「ヒラマ族伝令」の人と話すと,古代装備関連のクエストが受けられる。「古代装備を拾ったら持ってきて」というものだが,拾った装備は取られないので安心してほしい
 |
レベルと装備性能が低いため安全第一で狩っていたところ,1時間ほどで古代装備が初ドロップした。数にして45体めだったのだが,手に入れたのは
「未鑑定の微かな古代の革防具」で等級は高級。鑑定すれば7部位のうちいずれかの革防具が手に入るわけだ。ただ,鑑定には労働力が60も必要なのが痛いところ。初めてなので少し緊張気味に鑑定したところ,
「微かな古代のレザーハット」が手に入った。
プレート装備ではないのが残念だが,装備が手に入ると俄然やる気が出てくる。その後も94体めに「未鑑定の微かな古代の片手武器(微かな古代の盾)」,122体めで再び「未鑑定の微かな古代の革防具(微かな古代のレザーブーツ)」がドロップした。アップデートの紹介では「低確率でドロップ」とあったが,意外とペースは悪くない。レベルがカンスト(55)に近ければ,もっと楽に入手できただろう。
その後,拾った古代装備で装備を充実させたり,10月31日まで開催中の「ダルの特別任務」イベントで集めた「相続者の証」と武器を交換したり,
何度かPKされたりしながら,惑わされた必滅者を狩り続けた。
古代装備の防具はベースが黒で,縁などの装飾が金。かなりゴージャスな印象だ
 |
戦争期間中に狩りをしていれば,他勢力のプレイヤーにPKされるのもしょうがない……。ほかのプレイヤーに負けても,締め切りとの戦いに負けるわけにはいかないのだ
 |
武器は古代装備の両手刀よりも,ダルの特別任務で交換できる「相続者の輝く太刀」の希少等級以上のほうが強いので,そちらを使用した。古代装備の武器も強化すれば使えそうだが,今回はこれで狩り効率の向上を図る
 |
そうして,惑わされた必滅者3000体斬りを達成したところで,今回の検証を終了した。
3000体めは,ずっと倒せなかった指揮官だ。惑わされた必滅者を狩っているあいだに,レベルは50から54に上昇。ここまでに得た古代装備を身にまとって,ようやくリベンジを成し遂げた。それでも死にかけたが,終わり良ければすべてよし
 |
というわけで,3000体を倒して得た古代装備は49個となった。つまり
約1.6%の確率で入手できたわけだ。体感的には「100体を倒して1つドロップするかな」という感じだったので,それほどかけ離れた数字ではないだろう。せっかくなので,記録も見てもらおう。
| 必滅者のタイプ |
撃破数 |
古代装備ドロップ数 |
| 歩兵 |
895体 |
7個 |
| 兵士 |
701体 |
10個 |
| 弓兵 |
736体 |
15個 |
| 槍兵 |
611体 |
17個 |
| 援護兵 |
56体 |
0個 |
| 指揮官 |
1体 |
0個 |
総撃破数:3000体
古代装備総数:49個
●キルバチャ教団 惑わされた必滅者 歩兵
| ドロップした古代装備 |
ドロップ数 |
| 片手武器 |
1 |
| 両手武器 |
1 |
| 楽器 |
0 |
| プレート防具 |
1 |
| 革防具 |
2 |
| 布防具 |
2 |
●キルバチャ教団 惑わされた必滅者 兵士
| ドロップした古代装備 |
ドロップ数 |
| 片手武器 |
2 |
| 両手武器 |
2 |
| 楽器 |
0 |
| プレート防具 |
0 |
| 革防具 |
3 |
| 布防具 |
3 |
●キルバチャ教団 惑わされた必滅者 弓兵
| ドロップした古代装備 |
ドロップ数 |
| 片手武器 |
3 |
| 両手武器 |
4 |
| 楽器 |
1 |
| プレート防具 |
2 |
| 革防具 |
0 |
| 布防具 |
5 |
●キルバチャ教団 惑わされた必滅者 槍兵
| ドロップした古代装備 |
ドロップ数 |
| 片手武器 |
8 |
| 両手武器 |
0 |
| 楽器 |
1 |
| プレート防具 |
3 |
| 革防具 |
3 |
| 布防具 |
2 |
※援護兵と指揮官は古代装備をドロップしなかったので割愛
さて,49個もドロップすれば,装備一式が揃った……と思う人もいるだろうが,現実は甘くなかった。防具はプレートや革,布,それぞれに7種類。片手武器は弓と盾を含めて9種類,楽器は2種類,両手武器は6種類のなかからランダムで1つが得られる。種類が多いだけに,武器や楽器はともかく,防具を同じ素材で一式揃えるには,かなりの強運を要するのだ。しかも装備がダブることもあるので……一式揃うのはいつになるやら,である。
今回集まった古代装備49個。そこそこ入手できたと思うのだが,ダブった装備も多い。古代装備や後述する強化剤はオークションに出せないので,自力でコツコツと頑張るしかない
 |
また,同じ装備品でも鑑定の際に基本ステータスアップが1種,追加オプションが2種,ランダムで付与される。「これだ!」というオプションを揃えようと思うと大変なことになりそうだ。
オプションは攻撃や防御比率,移動速度のアップなど様々。古代装備の盾は,防御力ではなく抵抗力が上がる珍しいタイプだった
 |
 |
 |
とは言え,冒頭でも紹介したように,ダブった装備品は古代装備の成長に使えるので,無駄にはならない。
余った古代装備を材料にして等級を上げることができる。強化させるには,いくらかのお金と労働力20が必要だ
 |
というわけで今回の企画の目的を達したのだが,
古代装備の強化について紹介しておこう。古代装備の強化には,余った古代装備を合成するほかに
「古代の強化剤」が利用できる。これは,旧大陸のリードランド,サンステップ,アビスゲートにいるキルバチャ教団を倒すとドロップするというものだ。
試しにリードランドに行ってみると「キルバチャ教団 魅了された必滅者兵士」といった,黄金の廃墟などにいた「惑わされし必滅者」とは異なる名前のモンスターがいた。レベルも54〜55と高い。それぐらいなら……と戦ってみると,同じ兵士でも使うスキルは違うし,攻撃力は高いしと散々な目に。これまでと同じ感覚でいると死にかねない。
見た目は変わらないが,黄金の廃墟などにいる同タイプに比べて,スキルを多用してくる。何度か戦って敵の行動を把握できれば,戦えないことはないが油断は禁物だ
 |
 |
魅了された必滅者を100体ほど倒して入手できた強化剤は2個。母数が少ないので断言はできないが,おそらく古代装備のドロップと同程度の確率ではないだろうか。なお,魅了された必滅者は古代装備をドロップしないらしい。また,ここでは「覚醒」に必要な「覚醒の書」もドロップするらしいが,残念ながら手に入らなかった。もしかすると,強化剤よりもドロップ率が低いのかもしれない。
ドロップ時の名称は「未鑑定の古代の強化剤」。古代装備と同様に,労働力を消費して鑑定すると強化に利用できる。古代装備の合成よりも獲得経験値が多いので,強化メインで進めるなら強化剤の獲得を目指したい。なお,強化剤にも等級があるらしいが,今回は入手量が少なく確認できなかった
 |
 |
11月28日までの期間中,「こちら」のキャンペーンページで発行できる「紹介コード」と「#アーキエイジで一緒に遊ぼう」を一緒にTwitterでつぶやくと,「古代装備」の一部(ランダム)が1アカウントにつき,1回だけプレゼントされる「友達紹介/復帰者紹介キャンペーン」が実施中だ
 |