「『聖剣伝説』25th Anniversary Concert」に向けて，SFC版「聖剣伝説2」を，プレイムービーで振り返ってみよう

　4Gamerを運営するAetasは，2017年3月24日に渋谷のBunkamura オーチャードホールでオーケストラコンサート，「Music 4Gamer #1『聖剣伝説』25th Anniversary Concert supported by SQUARE ENIX」を開催する。前売り券は，チケットぴあやイープラス，ローソンチケットなどで販売中なので，シリーズファンの方は特設サイトをチェックしてほしい。

「Music 4Gamer」特設ページ

　今回のコンサートは，スクウェア（現在のスクウェア・エニックス）が，1991年6月28日に「聖剣伝説」シリーズの第1作「聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜」を発売してから25周年を迎えたことを記念して催される。
　会場となるBunkamuraオーチャードホールは，高い天井と垂直の側壁を備えた日本初の大規模シューボックス型ホールで，音が何度も繰り返し反射し重厚な音場を生み出すことで定評がある。ここで，「聖剣伝説」シリーズの各タイトルを彩ってきた数々の名曲が，フルオーケストラで蘇るのだ。
　なお，シリーズに楽曲を提供してきた作曲家，伊藤賢治氏，菊田裕樹氏，下村陽子氏のお三方の曲で一つのコンサートを催すこと自体も，初の試みとなる。

「『聖剣伝説』25th Anniversary Concert」の開催に向け，作曲家の伊藤賢治氏，菊田裕樹氏，下村陽子氏に作曲当時のことを振り返ってもらった

　さて，今回はシリーズ2作目の「聖剣伝説2」がどんな作品だったのか，ダイジェスト形式のプレイムービーで振り返ってみることにした。


　本作では，「聖剣」を偶然引き抜いてしまった少年ランディが，マナの力を利用して世界征服を企む帝国軍と，それに対抗する勢力との争いに巻き込まれ，いつしか世界崩壊をくい止めるために世界を巡ることとなる，壮大な冒険の物語が展開する。
　コマンド式の戦闘ではなく，自由にフィールドを動き回りながら攻撃や回避が行える「モーションバトル」や，アイテムや魔法などを迅速に使用できるようにするために採用された「リングコマンド」といった，当時としては画期的なシステムが導入されており，前述のドラマチックなストーリーと相まって完成度は高く，シリーズ全体の方向性を確立したと言っても過言ではない。今なお，ファンから“シリーズ最高傑作”との呼び声高い作品だ。


　今回のプレイムービーでは，数々の名場面を盛り上げてくれるBGMを楽しんでいただけるよう，駆け足ながらダイジェストとして仕上げてみた。ぜひ，ご覧いただきたい。

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