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量子ドット&MiniLEDの映像美重視モデルや4Kデュアルモードで3万円台の新製品など,GigaCrystaのディスプレイは見どころが多い[TGS2026]
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印刷2026/09/19 13:19

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量子ドット&MiniLEDの映像美重視モデルや4Kデュアルモードで3万円台の新製品など,GigaCrystaのディスプレイは見どころが多い[TGS2026]

GigaCrystaブース
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 量子ドット&MiniLEDの映像美重視モデルや4Kデュアルモードで3万円台の新製品など,GigaCrystaのディスプレイは見どころが多い[TGS2026]
 東京ゲームショウ2026で,ゲーミングディスプレイブランド「GigaCrysta」ブースを展開中のアイ・オー・データ(以下,IOデータ)は,今後発売予定の新製品から,開発途中のコンセプトモデルまで,さまざまなディスプレイを展示している。
 ブースの場所は,展示ホール8のブース番号08-C23だ。

 本稿ではそれらのなかから,とくに注目の2製品と,コンセプトモデルを紹介しよう。

9月17日のステージイベントでは,シニアeスポーツチーム「マタギスナイパーズ」のメンバーも登壇して(左),「映像酔い」を軽減する「酔い軽減アシスト」機能が紹介されていた。右写真は,対応製品の「LCD-GD243UD」で,酔い軽減アシストの十字型パターンを表示している様子
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 1つめの注目製品は,GigaCrystaのなかでもフラッグシップの製品群である「GigaCrysta S」から登場予定の27インチディスプレイ「LCD-GDQ271ULAQ」である。
 今回は正式発表前の参考出展で,発売時期も未定だが,価格は6万5000円前後になるのではないかとのこと。

LCD-GDQ271ULAQのブラックモデル
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こちらはLCD-GDQ271ULAQのホワイトモデルだ
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GigaCrysta製品らしく,OSDメニュー操作用のリモコンも付属する
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 LCD-GDQ271ULAQは,27インチサイズで解像度2560×1440ドットのAHVA方式液晶パネルを搭載するゲーミングディスプレイである。量子ドット技術を使った液晶パネルなので,発色の鮮やかさが見どころだ。

 バックライトには,直下型のMini LEDバックライトを採用。バックライト制御のきめ細かさを示す「エリア分割数」は2304ゾーンで,このサイズでは平均的な規模といえよう。
 垂直最大リフレッシュレートは320Hzで,中間調(Gray to Gray)応答速度は0.5msと速い。

LCD-GDQ271ULAQの主な仕様
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 映像美を楽しむゲームをよくプレイする人はもちろん,eスポーツゲーマーにも役立ちそうなディスプレイだ。

 2つめの注目製品は,GigaCrystaでも比較的安価な,コストパフォーマンス重視の製品群「GCFX」から登場予定の「EX-GDU171AD」である。

EX-GDU171AD。手前のサウンドバーは別売りのものだ
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 EX-GDU171ADの見どころは,最大解像度3840×2160ドットの4K対応で,解像度と垂直最大リフレッシュレートの組み合わせを変えられる「デュアルモード」(※IOデータでの名称はDFR機能)に対応しながら,それでいて想定価格が3万3000円前後という安価な製品を狙っていることだ。
 4K&デュアルモード対応でこの価格は,かなり割安に思える。

EX-GDU171ADの主な仕様
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 もちろん,低価格を実現するためには,どこかでコストダウンを図る必要がある。
 EX-GDU171ADの場合,たとえばスタンドの調整機能はかなり限定されていて,上下回転(チルト)角程度しか調整できない。映像入力インタフェースは,DisplayPortとHDMIが1つずつと少なめだ。

EX-GDU171ADのスタンドはシンプルで,左右回転や高さ調整はできない(左)。ただ,スタンドの台座部分は流行のフラットタイプで,ディスプレイの周囲に物を置きやすい
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ベゼルの右下に並ぶ複数のボタンでOSDメニューを操作する。ジョイスティック型ではないのも,コストダウンの一環だろう
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 GigaCrysta製品の特徴であるOSDメニュー操作用のリモコンもなく,メニュー操作はベゼル(額縁)部分の右下にあるボタンで行う。最近のゲーミングディスプレイではあまり見かけない方式だ。
 デュアルモードのリフレッシュレートも独特で,4K表示時は最大75Hz,1920×1080ドット時は300Hzという,変わった組み合わせになっている。

 購入するときは「何ができて,何ができないか」を理解して,割り切る必要はあるだろう。そのかわり,コストパフォーマンスは抜群だ。
 「安価な4Kゲーミングディスプレイが欲しい。できればeスポーツ向けにも使えるものを」という要望に応えられるディスプレイといえようか


1000Hz表示やAI画質調整など,見どころたくさんのコンセプトモデル


 ここまでに紹介した2製品は,具体的な製品化予定があるものだが,GigaCrystaブースでは,まだ製品化が決まっていない,さまざまなコンセプトモデルも披露されている。
 写真で紹介していこう。

 まず目を引くのは,垂直最大リフレッシュレート1000Hzに対応するeスポーツ向け液晶ディスプレイだ。

開発中の1000Hz表示対応ディスプレイ。残像感の違いを示すデモを披露していた
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 1000Hz表示対応ディスプレイは,「EVNIA」ブランドから発表されているほか,「LG UltraGear」からも10月1日に発売予定であるが,まだ国内で見かけることはほぼない。
 国内メーカーの製品としては,初の展示であるという。

 eスポーツ向けディスプレイの最終到達点といえるだけに,IOデータから登場してくれれば,多くのeスポーツゲーマーにとって手の届く存在になるだろう。

 16インチサイズのモバイルゲーミングディスプレイも,面白そうな製品だ。垂直最大リフレッシュレートは144Hzとのこと。価格は3万円台を目指している。

GigaCrystaの16インチモバイルゲーミングディスプレイ
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 持ち運んでメインディスプレイとして使えるだけでなく,縦置きにしてサブディスプレイとして使うのにも適するので,場所を選ばず活躍できるだろう。

縦置き状態にしたモバイルゲーミングディスプレイ。Webブラウザやコミュニケーションツールを常時表示しておくのに役立つので,お勧めしたい使いかただ
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 開発中の「AIモニター」も興味深いディスプレイだ。これは,AIベースの処理で映像を解析して内容を識別し,それに合わせて画面表示を自動調整するという機能を備えたディスプレイである。

AIモニターのデモ。画面左に識別結果が並んでいる
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 デモを見ると,映像に含まれている要素を確率で判定している様子がうかがえる。たとえば上掲の写真であれば,「Blue Sky」(青空)や「Green Landscape」(緑野)が100%と判定している。「Sports」の確率も94%と出ているが,この写真では間違いといったところか。
 ディスプレイ側にAIベースの自動画質調整を組み込む製品は増えており,今後のトレンドになりそうだ。

 そのほかにも,国内メーカー初という27インチサイズで解像度5120×2880ドットの5Kディスプレイや,49インチサイズでアスペクト比32:9のウルトラワイドディスプレイなども展示されていた。

27インチサイズの5Kディスプレイ。直下型バックライトの分割数は5000で,これまでよりも細やかなコントラスト表現が可能となる
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49インチで240Hz表示対応のウルトラワイドディスプレイ。臨場感は抜群だが,横幅は1mを軽く超えるので,かなり人を選ぶ製品ではある
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    GigaCrysta

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