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一部機種の先行販売も実施。一般来場者も参加して盛り上がった「ZenFone 4」ローンチイベントレポート
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印刷2017/08/21 14:30

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一部機種の先行販売も実施。一般来場者も参加して盛り上がった「ZenFone 4」ローンチイベントレポート

イベントのタイトルは,ZenFone 4シリーズのテーマでもある「We Love Photo」。写真を愛するというからには,来場者には撮影マナーも守ってもらいたいところだが,イベント中はかなりカオスだった
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 2017年8月17日,ZenFone 4シリーズのグローバルローンチイベント(関連記事)が,台北市内で行われた。イベント開催前からASUSTeK Computer(以下,ASUS)の特設Webサイトで告知されていたのに加えて,事前に交通広告などにも登場していたり,ブランドアンバサダーに当地でも人気の韓流スター孔 劉(コン・ユー)氏を起用したりしたこともあってか,台湾国内でも大きな話題になっていた。実際,芸能人効果は大きく,会場最後尾のムービーカメラ台には,地元テレビ局がずらりと大型の機材を持ち込んでいたほどだ。

 また,イベント会場には報道関係者だけでなく,事前の抽選などで選ばれたASUSファンの一般来場者や,劉氏のファンも入場しており,発表内容へのどよめきは,報道関係者の座る左側から,タレントへの黄色い歓声は,もっぱら右側から聞こえてくるという,なかなかカオスな舞台だった。

発表後には,ブランドアンバサダーの劉氏が登場(左)。会場は一気に黄色い歓声に包まれた。イベント会場の外では大規模なライブビューイングも実施していたが,こちらも劉氏のファンで埋め尽くされていた(右)
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 ZenFone 4シリーズの端末については,発表時の記事ハンズオンのレポート記事で,ひととおりの情報を掲載済みなので,本稿ではそれらを補完するものとして,イベントのステージで説明さえた話題を中心にレポートしたい。


プリインストールアプリを減らしてシンプルになった

ZenUI 4.0


 ZenFone 4シリーズは,ASUS製の独自UI「ZenUI」の最新版となる「ZenUI 4.0」をプリインストールして登場する。
 これまでの「ZenUI 3.0」(関連記事)では,独自のプリインストールアプリが35種類もあったそうだが,ZenUI 4.0では,それを13種類まで削減して,シンプルさと軽快さを追求したという。同様に,サードパーティ製のプリインストールアプリも,FacebookとFacebook Messenger,Instagramの3本まで絞り込んだそうだ。

プリインストールの独自アプリやサードパーティ製のアプリを大幅に削減するZen UI 4.0
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 端末の性能向上もあり,指紋認証にかかる時間は従来製品の34.72%,通話アプリの起動は43.84%,FaceBookの起動では61.07%の高速化を実現しているといった具合に,イベントでは細かい数字を挙げて,実効性能の向上を説明していた。

FaceBookやLINEなどのアプリは,マルチウインドウ動作にも対応する
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ZenFone 3シリーズにもAndroid OとZenUI 4.0へのアップグレードを提供する。個々の時期は明言されていないが,2018年の上半期終了までに順次提供とのこと
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 なお,ZenFone 4シリーズがプリインストールしているAndroid OSは,「Android 7.0」(Nougat)あるいは「Android 7.1」(Nougat)とのこと。さらに,時期こそ明言はされなかったが,間もなくリリース予定されている次期Android OS「Android O」へのアップグレードも確約した。
 なおイベントでは,現行のZenFone 3シリーズも,Android OとZenUI 4.0へのアップデートを提供することが明言された。


各製品のポイントをスライドから紹介


 各端末の特徴をステージでの写真で紹介しよう。まずは標準モデル的存在である「ZenFone 4」だ。

ZenFone 4の主な仕様。搭載SoC(System-on-a-Chip)に「Snapdragon 660 Mobile Platform」を採用し,モバイル通信機能は,3バンドを束ねるCat 13に対応して,下り最大通信速度は600Mbpsを実現した。メインメモリ容量は最大6GB
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バッテリー容量は3300mAh。5分間の充電で約2時間の通話が可能な急速充電機能を備える(左)。サウンド面でもデュアルスピーカーを搭載。DTSとのパートナーシップにより,「DTS Headphone:X」による7.1chバーチャルサラウンド再生も可能だ(右)
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 続いては,シリーズ最上位モデルの「ZenFone 4 Pro」。Qualcomm製のハイエンドSoCである「Snapdragon 835 Mobile Platform」(以下,Snapdragon 835)を採用することもあり,ゲストとしてQualcommの台湾法人代表も登壇して,高性能をアピールしていた。

ZenFone 4シリーズでは唯一となる,望遠側のサブカメラを搭載する。フロントカメラを含めて,3個のカメラモジュールすべてがソニー製だ
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搭載SoCであるSnapdragon 835の主なスペック(左)。ゲーム用途にも適した製品になりそうだ。サウンド関連の特徴を示したスライド(右)。ZenFone 4と同等のようだ
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Zenfone 4 SelfieとZenFone 4 Selfie Proのフロント側サブカメラは,画角が120度もあることを示したスライド
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 フロント側をデュアルカメラとした自撮り機能重視のスマートフォン「ZenFone 4 Selfie Pro」と「Zenfone 4 Selfie」の説明は,やはりカメラ機能と自撮りアプリが中心だ。
 ZenFone 4 Selfie Proは,Qualcomm製のミドルクラスSoCである「Snapdragon 625」を採用するため,ゲーム用途にも利用できるだろう。ただ,下位モデルであるZenfone 4 Selfieは,搭載SoCがエントリー市場向けの「Snapdragon 430」であるなどスペックは低めで,ゲーマーが積極的に選ぶ製品ではないだろう(関連記事)。

ZenFone 4 Selfie Proのフロント側メインカメラには,F値1.8のレンズを採用(左)。カメラモジュールはソニー製で,デュアルフォトダイオード技術「DuoPixel」により,2400万画素相当,解像度5664×4284ドットの写真を撮影できる(右)
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自撮りモードで欠かせない美顔機能「ビューティモード」(左)。補正のレベルだけでなく,どの部分を美化するのかといったさまざまな設定が可能だ。Zenfone 4 Selfieでは,SIMスロットに3つのトレイがあり,2枚のnano SIMカードと1枚のmicroSDカードを同時に利用できる(右)
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ZenFoneの発表イベントでは,最後にASUS会長のJohnny Shih(ジョニー・ シー)氏が登壇して,各製品の価格を発表するのが恒例だ。既報のとおり,最上位のZenFone 4 Proは599ドルから。ZenFone 4 Selfieは279ドル(いずれも税別)とのこと
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この種のイベントとしては異例なことに,イベント終了後に会場外で一部製品の特別先行販売が行われた。ZenFone 4のSnapdragon 660搭載モデルが1万2590台湾ドル(約4万5337円,税込),ZenFone 4 Selfie Proが8490台湾ドル(約3万573円,税込)と,メーカー想定売価よりも1割ほど安い価格だった
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ASUSのZenFone 4発表イベント特設ページ(英語)

ASUSTeK Computer 公式Webサイト

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