「アークナイツ」CBTレポートを掲載。「オペレーター」の配置場所や向きが勝敗を決めるバトルは遊び応え十分

　Yostarが配信を予定しているスマートフォン向け新作アプリ「アークナイツ」（iOS / Android）。2019年12月26日〜2020年1月2日の期間，Android端末向けに本作のクローズドβテストが実施される予定だが（関連記事※募集は終了している），これに先駆けてCBTバージョンをプレイする機会を得られたので，そのインプレッションをお届けしよう。

「アークナイツ」のジャンルはタワーディフェンスとされ，魅力的な「オペレーター」を使って戦術性の高いバトルを楽しめるのがウリになっている

「アークナイツ」公式サイト

配置する「オペレーター」の方向も重要なバトルシステム

　本作のバトルシステムは，迫ってくる敵を迎撃して拠点を守るというタワーディフェンス形式が採用されている。複数の「オペレーター」を任意の場所に配置し，敵の猛攻を防ぎきれば勝利となる。

　一度配置した「オペレーター」は基本的にオートで戦ってくれるので，戦況を見つつ配置した「オペレーター」を退却させたり，スキルを発動させたりすることが，プレイヤーの主な役割となっている。
　なお，「オペレーター」配置するのには時間経過で溜まる“コスト”が必要なので，序盤から強力な「オペレーター」を配置できるわけではない。詳しく解説していこう。


　「オペレーター」にはそれぞれ「ジョブ」があり，適切なタイミングや場所に配置できるかが勝敗を分ける大きな要因となる。パーティには最大13人（12人とサポート1人）の「オペレーター」を編成できるので，以下の「ジョブ」をどういった配分で組み込むかも重要だ。

先鋒「ジョブ」の「オペレーター」は，攻撃方法はシンプルだが，出撃コストが低く早い段階から配置できる

前衛「ジョブ」は火力の高さが特徴

術師「ジョブ」は，防御力に優れた敵重装兵に対して優位となりやすい。遠距離から攻撃できるのも特徴だ

　なお「オペレーター」を配置する際，その向きも決められるのだが，これがゲームの戦術性を高めていると感じられた。味方の射程範囲に入らなければ，敵は当然ダメージを受けずにこちらに向かってくるので，どの場所にどの「オペレーター」をどういった向きで配置するかが攻略のカギを握っている。


　「オペレーター」ごとの「特性」や，攻撃や被ダメ時，時間経過などでゲージが溜まると発動できる「スキル」もバトルのポイントだ。攻撃時に敵を止める特性や，スキルで周辺の敵に大ダメージを与えるなど，マップの形状や登場する敵に応じてさまざまな戦法を試したくなること請け合い。

　例えば敵の出現位置の近くに敵を多くブロックできる重装オペレーターと，火力に優れた術師オペレーターを配置するといった具合に，攻略法を考えて試すのが楽しいのだ。

スマホ/ブラウザ向けタワーディフェンス系ゲーム定番の足止め特性を持つ「オペレーター」は本作でも超強力

「オペレーター」の「ジョブ」や，特性，そしてスキルを踏まえて編成を考えよう

　バトルに出撃する「オペレーター」は，ストーリー進行のほか，スカウト（ガチャ）やアイテムを使った「求人」などで入手可能だ。「求人」では募集する時間や条件などを決めて，ある程度ほしい「オペレーター」を狙えるようになっている。

設定する募集期間に応じて，手に入る「オペレーター」が変わる模様

　ちなみにCBTバージョンを遊んで印象深かったのは，3方向から敵が攻めてくるステージだ。配置した「オペレーター」の向きを誤っていたため，一気に瓦解してしまって初めての敗北を味わうことに……。しかし「オペレーター」の「特性」を踏まえて編成を見直し，配置と向きも変えてみることでここを突破できた。壁にぶつかるたびにそうやって乗り越えていくことが，時間を忘れてプレイしてしまうほど面白い。

自分だけの基地を作って「オペレーター」と交流できる

重厚な世界観のストーリーも必見！

　バトル以外の要素についても，プレイできた範囲で簡単に紹介してこう。各種コンテンツにアクセスできるホーム画面は，分かりやすい設計でストレスフリー。お気に入りの「オペレーター」を設定しておけば，ホーム画面に戻るたびに出迎えてくれるのも嬉しい。


　また，今回のプレイでは詳しく確認できなかったものの，着替えの要素も用意されていた。リリース後は「オペレーター」スキンの追加も期待できそうだ。


　そのほか，ある程度ストーリーを進めるとアンロックされる「基地改造」という要素も，この手の機能が好きな人にはたまらないだろう。基地改造では，アイテムを使って部屋を開放でき，そこにさまざまな施設を作っていける。

空いた部屋に作った施設では，アイテムの分解や生産などが行える

　「オペレーター」を休ませる「宿舎」では，ショップやステージドロップなどで集めた「家具」を自由に配置できる。各施設や宿舎に配置したお気に入りの「オペレーター」の動きを眺めるのも楽しいだろう。

宿舎に配置した椅子の上に座るなど，固有のモーションも見られる

基地の全体像。すべての部屋を開放できる日が待ち遠しい

　ネタバレを避けるために詳細は伏せるが，本作のストーリーも非常に読み応えのある内容となっている。「オペレーター」の可愛らしいビジュアルに反して，特異体質の「感染者」に，感染者を迫害する人間や国家の動きが絡み，物語はシリアスな展開を見せるのだ。

ゲームスタート時は記憶喪失の主人公（プレイヤー）。主人公とプレイヤーは同じ目線で濃密な世界に触れていくことになる

　気になる配信日は未定だが，事前登録受付の開始を記念したプレゼントキャンペーンの実施や，アニメPVの公開が引き続き行われているので，こちらも確認しつつ続報を待とう。

アークナイツ事前登録開始を記念して、アニメPVを公開しました！
更にAmazonギフトコード1万円分を50名様にプレゼント！

参加方法
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アニメPVはこちらhttps://t.co/kMMsYjPwbD

キャンペーン期間:11月20日(水)〜リリースまで#アークナイツ pic.twitter.com/nuYYVsQF1u

— アークナイツ公式 (@ArknightsStaff) November 21, 2019

「アークナイツ」公式サイト