「Apex Legends」のシーズン6に関するゲームプレイトレイラーが公開。武器改造魔の新レジェンド“ランパート”が追加へ

　Electronic ArtsとRespawn Entertainmentは，まもなくシーズン6が開始となるバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」（PC / PS4 / Xbox One）の新たなゲームプレイトレイラーを公開した。今シーズンのテーマである「Boosted」と名付けられた映像では，新しいレジェンドであるランパートのアクションが確認できるほか，導入される変更点について示唆するシーンがいくつも用意されている。
　なお，トレイラーでは8月18日の開幕を予告しているが，公式Twitter（リンク）によると「10pm PT on August 17」（日本時間8月18日14：00）とのこと。当初の発表より前倒しになるようだ（関連記事）。


　ラミャ・パレク（Ramya Parekh）というヒンズー系の名前を持つ新レジェンドの“ランパート”は，武器改造の趣味が高じてショップまで経営しており，特殊な武器作りではアンダーグラウンドで人気を集める反面，敵も多いという設定のキャラクターだ。タクティカルスキルの「Amped Cover」は，敵の攻撃は防ぐが自分の銃弾は貫通するシールドで攻撃でき，アルティメットの「Emplaced HMG」は誰でも利用できるマシンガンを任意の場所に設置できる。
　そんなランパートの登場に合わせてなのか，マップに点在する資材を集めて武器を自作するという新しいクラフティング要素が用意されるのも気になるところであろう。


　また，ゲームマップであるWorld's Edgeが大きく変更される予定で，この点については英語版公式サイト（リンク）ですでに詳しく紹介されている。マップ南部のマグマのある地域でのプレイバリエーションを増やす一方，激戦が起こりやすいチョークポイントの出入りオプションの分散化，さらに新しいシナリオへと誘うような改良が行われているという。

　具体的には，ハモンド・インダストリーズが資材を運んでいた線路が取り払われて，ドームの西側にロケット発射台が建設されている。また，掘削施設は「カウントダウン」と呼ばれる巨大施設となり，ハーベスターの東側に「ステージング」という謎の施設が出現しているほか，ロケット発射の噴煙を抑える可動式の「ブラストウォール」が設置されてるなど，マップに変化が加えられている。ファンの間では，以前から「新しい惑星のマップが出現する」というウワサも囁かれてきたが，まさにその前夜といった状況になりつつあるようだ。


　このほか，新しいスキンやApexパック，ホロスプレーを入手できる「Boosted Battle Pass」が用意されるほか，ランキングシステムにも調整が加えられる見込みだ。数日前にリリースされたアニメトレイラー「力の証明」（リンク）の最後で，Respawn Entertainmentが手掛けた「タイタンフォール 2」（PC / PS4 / Xbox One）の悪役“クーベン・ブリスク”が登場し，シリーズのクロスオーバーが図られているのは気になるところ。「Apex Legends」の今後の進化を占う意味でも，シーズン6は非常に重要なものになりそうだ。

「Apex Legends」公式サイト