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「プロセカ」ビビバスの魅力が存分に味わえた,コネクトライブ“Vivid BAD SQUAD 1st CRASH”をレポート
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印刷2022/06/13 15:48

イベント

「プロセカ」ビビバスの魅力が存分に味わえた,コネクトライブ“Vivid BAD SQUAD 1st CRASH”をレポート

 SEGAとColorful Paletteは,スマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」iOS / Android。以下プロセカ)のゲーム内で,オリジナルユニット「Vivid BAD SQUAD」のコネクトライブ「Vivid BAD SQUAD 1st CRASH」を2022年6月11日に開催した。

画像集#001のサムネイル/「プロセカ」ビビバスの魅力が存分に味わえた,コネクトライブ“Vivid BAD SQUAD 1st CRASH”をレポート

 コネクトライブとは,ゲーム内で開催されているバーチャルライブ(3Dモデルを駆使したライブ公演)を,より現実のライブ体験に近づけた施策だ。公演中は一部メドレーなどを除く全楽曲がフルバージョンで歌唱され,キャラクターの動作やトークの光景もリアルタイムで反映されるほか,通常のバーチャルライブよりもステージ演出が豪華になっている。

 参加にチケット(有償クリスタル)が求められる点からも,それ相応のイベントを見せるという意志がうかがえる。

 なかでも大きな要素が,歌唱の合間のトークもリアルタイム化していることで,参加者が公演中に送る応援メッセージなどに,ステージ上のキャラクターがその場で反応してくれるというところだ。
 これにより「ライブ公演を見ている」という感覚から「ライブ公演に参加している」という感覚に近い体験ができた。

 そんなコネクトライブの初公演を飾ったのは小豆沢こはね,白石 杏,東雲彰人,青柳冬弥のユニット「Vivid BAD SQUAD」(以下ビビバス)。本稿では全3回の公演中,初回の第1公演の模様をお届けする。

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」公式サイト

「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」ダウンロードページ

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生き生きと歌って踊る
ビビバスの魅力あふれるステージ


 会場内(ゲーム内)でコネクトライブの開演を待っていると,開演前にビビバスの面々によるアナウンスが流れてくる。

 そこに開演を待ちきれなかった鏡音リンと,彼女を追いかけてきたMEIKOも加わり,アナウンスはにぎやかなものになっていく。

会場に入ると円形のステージにモニターがずらり。あくまでバーチャル空間ではあるものの,開演前の空気感からはリアルライブに近いものを感じられた
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 開演時間が訪れると,ステージモニターにオープニング映像が映し出され,カウントダウンとともにビビバスメンバーが紹介される。

 そしてカウントがゼロになると,ステージが暗転。
 それから間もなく「Forward」のイントロに合わせてビビバスと初音ミクがステージに登場し,コネクトライブがついにスタートする。

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光や音,ライブ演出も臨場感あふれる仕上がりで,会場の声援(音声)にも事前に募集されていた「コネクトライブ 声援企画」で選ばれたボイスデータが使用されるなど,ライブ作りに並々ならぬ気合を感じられる
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登壇者たちはMC中,観客のメッセージに反応し,応援してくれた人の名も呼んでくれる
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 1曲目からビビバスらしいパフォーマンスで会場を温めると,MCに移る。そこで各メンバーのあいさつに加え,初音ミクからも一言。

 ビビバスのメンバーが今日までがんばってきたことを知っている初音ミクが,「それを今日の歌で感じてほしい」と話した。

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 そろそろ次の曲に……というタイミングで,初音ミクと交代する形で鏡音レンが姿を現す。元気いっぱいにあいさつした彼を加え,ステージ上では5人が「Beat Eater」を披露。曲スタート時に一瞬で全員の衣装が切り替わるという,リアル感を追求しつつ,バーチャルならではの強みも生かす演出で,ステージの雰囲気をガラリと変化させる。

 ミドルテンポのダンスナンバーとなる「Beat Eater」は,観客による特徴的なかけ声も魅力の一つ。そうした声援はライブ中に「吹き出し」で表現され,ステージの盛り上げに一役買っていた。

 また,鏡音レンもキレのあるダンスを披露しながら,観客に向けて大きくアピールしたり,ステージ内を快活に動き回ったりと,ビビバスに負けず劣らずの彼らしさを全身でたっぷり伝えてくれる。

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 曲が終わると,鏡音レンが元気いっぱいのままはけていき,ステージ上が暗転する。そしてシックなライティングで「RAD DOGS」のアガるイントロが流れ出すと,ここであらためて初音ミクが登壇。
 全員統一の黒を基調とした衣装にビビッとくる。

 本楽曲はメリハリのある男性ボーカルと女性ボーカルのパートのほか,東雲彰人と青柳冬弥によるラップパートなど魅力も満載だが,なんといっても曲全体を通してクールなダンスがとにかく見どころだった。

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 歌唱後のMCでは,ちょっとした企画コーナーが行われた。

 それはビビバスが用意した2種類のトークテーマのうち,話すテーマを観客が差し出すペンライトの色で決める,といったもの。
 お題は「ライブで披露した曲について」と「学校生活について」の二つであったが,結果は学校生活のほうに決定。別の学校に通うこはねの話や文化祭での話など,和やかなおしゃべりが繰り広げられた。

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 MC後にステージへと呼び込まれたのは,KAITOだ。

 彼の登場後,ステージ側はすぐに曲に入る予定だったようだが,KAITOが客席に手を振ったり声をかけたりとマイペースな行動をしたことで,ビビバスの面々も彼に合わせて客席に手を振る。
 ささやかだが,こういった生きたアクシデントもうれしい。

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 早くも最後の曲として披露されたのは「シネマ」

 KAITOとビビバスがテクニカルな振り付けを華麗にこなしながら,バーチャル・シンガーと人の声のハーモニーを会場内に響き渡らせる。
 曲も相まって,実に心揺さぶられる時間を味わった。

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 歌唱が終わってしまい,メンバーたちが客席に向かってあいさつをして去ると,これでライブも終わりか……と思われたが。少し間をおいて初音ミクが現れると,客席に感謝を伝え,アンコールを促す。

 力いっぱいのアンコール。それに応えて登場したのは,小豆沢こはね,白石 杏,巡音ルカ。組み合わせでも,すぐに流れ始めたメロディーでも多くの人がピンとくる,3人による「Just Be Friends」
 白いドレス風の衣装をなびかせ,気持ちたっぷりに歌い上げた。

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 「Just Be Friends」を終えると,すぐさまステージの雰囲気が一変。壇上では東雲彰人,青柳冬弥,KAITOの3人にスイッチし,「威風堂々」が流れ始める。とにかくカッコいいパフォーマンスに,クールなダンスと渋い歌声。客席を魅了するには申し分ないパフォーマンスだった。

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 アンコール2曲があっという間に終わってしまうと,巡音ルカとKAITOが退場するも,ここでアンコール前に披露された「シネマ」から先ほどの「威風堂々」まで,3曲に関するトークが繰り広げられる。

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 トーク終了間際に初音ミクが加わると,本公演の正真正銘,最後の曲として,ビビバス始まりの曲と言える「Ready Steady」が披露される。

 クール&スタイリッシュな曲調にダンス,それぞれの個性が光る歌唱は,まさに,これぞ,ビビバスと言わんばかりの熱量。本ライブの最後にふさわしい曲であったと誰もが感じたことだろう。

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 体の熱が尾を引くなか,楽曲がおしまいになるとライブも本当に終了のお時間。5人のメンバーがステージを回りながら観客に手を振ったり,感謝の言葉を述べたりする。メンバーはもちろんだが,観客側としても「やりきった」と言ってしまいたくなるほど充実した時間だった。

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 終演後のアナウンスには,ビビバスに加え鏡音リンとMEIKOも登場し,あらためて感謝を述べると,初のコネクトライブは幕を閉じた。

 ちなみに,今回の施策は毎日が大反響といっても差し支えないプロセカにおいても,さらに爆発的な超反響になってしまったようで,第1公演ではシステムの不具合により実施時間が遅れてしまった。

 とはいえ,初回公演の内容自体は期待以上に満足いくものであった。あとは今回のフィードバックを生かして,みんながより気持ちよく参加できる調整さえ行われていけば,ライブ自体のクオリティもこれからぐんぐんと向上していく予感しかない。プロセカならやってくれる。そう思っていいだけの度量が,この作品には間違いなくある。

▼本公演のセットリスト
1 Forward
作詞・作曲:R Sound Design
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・初音ミク

2 Beat Eater
作詞・作曲:ポリスピカデリー
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・鏡音レン

3 RAD DOGS
作詞:q*Left,作曲:八王子P
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・初音ミク

4 シネマ
作詞・作曲:Ayase
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・KAITO

<アンコール>
5 Just Be Friends
作詞・作曲:Dixie Flatline
小豆沢こはね・白石杏・巡音ルカ

6 威風堂々
作詞・作曲:梅とら
東雲彰人・青柳冬弥・KAITO

7 Ready Steady
作詞:q*Left,作曲:Giga
小豆沢こはね・白石杏・東雲彰人・青柳冬弥・初音ミク

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