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2022年が予定されていた「BlizzConline」の開催中止が発表。将来に向けて,イベントの内容を再考
BlizzCon公式サイト:Reimagining BlizzCon
2005年に第1回が開催され,過去16年間に13回行われてきた「BlizzCon」は,新作タイトルの発表やeスポーツ大会,そしてファン同士の交流などを目的とした,欧米ゲーム業界でも草分け的なファンイベントだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年は実施が見送られたが,2021年2月には代替となるデジタルイベント「BlizzConline 2021」が開催され,さまざまな情報が公開された。
今年に入って感染状況も落ち着きを見せ,カリフォルニア州がイベントの規制緩和を実施したりしているが,準備には時間が必要になるため,5月の段階では,昨年に引き続きオフラインイベントに代わって,「BlizzConline」を2022年初めに開催すると発表していた(外部リンク)。
公式サイトに掲載された新たな記事には,「将来に向けてイベントのあり方そのものを再考する」と書かれており,予定されていたオンラインイベントの取りやめが正式に発表された形になる。
具体的な理由については述べられていないが,7月以降,Blizzard Entertainmentのハラスメント問題や雇用問題などが表面化し,裁判も進んでいる現在,大規模なファンイベントを実施する状況にないと言えそうだ。記事では,「将来的にどのようなイベントになるにせよ,安全で人々を快適に迎え入れ,立場の異なる人が満足できるインクル―シブなものにする必要があります」と述べられている。
「ディアブロ IV」や「オーバーウォッチ 2」といった注目の新作が予定される中,Blizzard Entertainmentにとってイベント中止は痛手になりそうだが,記事には,(イベントを中止しても)いろいろな形で新情報を公開すると書かれており,「皆さんと会えないのは残念ですが,心配しないでください。我々はすぐに戻ってきます」と結ばれている。
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