映画「Tron」が原作の新作ビジュアルノベル「Tron: Identity」本日発売。探偵プログラムとなり，リポジトリへの侵入者の謎を追う

　Bithell Gamesは本日（2023年4月12日），新作タイトル「Tron: Identity」をSteamで発売した。価格は1700円（税込）。対応言語は日本語を含む全9言語。


　Tron: Identityは，ディズニーの映画「Tron」を原作とするビジュアルノベルだ。クリエイターに存在を忘れ去られ，自己進化し続けるコンピューター内部の世界“グリッド”を舞台に，社会の中心となるリポジトリへの侵入者を追う物語が描かれる。


　プレイヤーは，リポジトリから“誰が何を持ち去ったのか”を究明するクエリ（探偵プログラム）だ。物語はクエリが下す決断で変化し，選択によっては登場キャラクターの敵味方が入れ替わり，敵対する相手をデレイズ（消去）しなければいけなくなることもあるという。

　映画にも登場したキャラクターはもちろんのこと，オリジナルの新キャラクターも多数登場する。原作の雰囲気を再現した，スタイリッシュなグラフィックデザインにも注目だ。

「Tron: Identity」公式サイト

　なお，ディズニーの公式ファンサイト“D23”では，本作のプロデューサーを務めるHeidi Vargas氏によるインタビューが掲載されており，その中では「TRON: IdentityはディズニーとBithell Gamesのコラボの第一歩です」と，今後の展開を示唆する発言も確認できる。詳細が気になる人は，インタビュー本文（英語）をチェックしてみよう。

ディズニー 公式ファンサイト「D23」
Decoding the Grid: A Conversation with TRON: Identity Producer Heidy Vargas