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[プレイレポ]HD-2Dの新境地「冒険家エリオットの千年物語」。往年の2DアクションRPG好きも納得の仕上がりだ
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印刷2026/05/19 12:00

プレイレポート

[プレイレポ]HD-2Dの新境地「冒険家エリオットの千年物語」。往年の2DアクションRPG好きも納得の仕上がりだ

 スクウェア・エニックスが2026年6月18日(Steam版は6月19日)に発売予定の「冒険家エリオットの千年物語」PC / Nintendo Switch 2 / PS5 / Xbox Series X|S)は,ドット絵と3DCGを融合したHD-2Dシリーズ初のアクションRPGだ。
 主人公はゲーム全編を通して4つの時代をめぐるのだが,今回,前半に登場する2つの時代をプレイできたので,インプレッションを交えて概要をお届けしよう。

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往年の2DアクションRPGを彷彿とさせるプレイフィール


 本作の舞台となる大陸「フィレビルディア」では,人間たちが長きにわたって蛮族の脅威を退けつつ生きながらえてきた。主人公である冒険家エリオットの生きる「加護の時代」も例外ではなく,ヒカルド王の統治下にあるヒューザー王国は,ヒューリア姫が使う加護の魔法によって蛮族の脅威から守られ,平和が保たれている。

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 ストーリーの冒頭では,古代のものと思われる「未知の遺跡」が王国の近辺に発見される。冒険家としての力量を見込まれたエリオットは,ヒカルド王から直々に依頼を受けて遺跡の探索に出発する……というのが,導入部のあらすじだ。

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 ゲームはストーリーに沿って進行し,プレイヤーはエリオットを操作して,フィールドを探索しつつ,そのときどきの目標達成を目指す。道中には,蛮族や魔物といったエネミーが徘徊しているため,手持ちの武器を振るって直接倒していく。

フィールドのマップ。雲に隠れている部分は,エリオットが到達することで明らかになっていく
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画面中央のタワー型オブジェクトが「冒険の道しるべ」(セーブポイント)。一度訪れると,マップからファストトラベルできる
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 武器の種類は剣や弓,爆弾,鎖鎌など,攻撃範囲や射程の異なる全7種類で,同時に装備できるのは2種類まで。加えて,盾を使ったガードや,武器固有の必殺技,そして複数のエネミーに囲まれないような立ち回りなどを組み合わせて,バトルを進めていく。
 プレイフィールは1990年代前半にリリースされた一連の2DアクションRPG,スクウェア・エニックスでいえば,スーパーファミコン向けの「聖剣伝説」シリーズを彷彿とさせる。

エネミーに攻撃をヒットさせるためには,装備している武器の射程を把握しておく必要がある
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ヒビの入った岩などを爆弾で破壊し,道を切り開くこともできる
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 ダンジョンのギミックやボスバトルも,そうした往年の2DアクションRPGを思わせる仕上がりだ。
 ダンジョン内には,浮遊する床をジャンプで移動するといったアスレチック要素や,爆弾を吸い込ませて破壊するオブジェクト,動かせる像/柱など,エリオットの行く手を阻む,さまざまなギミックが待ち受けている。

柱をスイッチの上まで動かしてギミックを解く
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「生命の社」と呼ばれるダンジョンでは,バトルやアスレチックの技量や,パズルを解く思考力が試される試練に挑戦。ここでは飛んでくる矢を盾で防ぎながら進む
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見事クリアできれば「生命の欠片」が手に入る。生命の欠片を4つ集めると,エリオットの最大HPが1つ増える
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 それらを乗り越え,たどり着いたダンジョンの最奥に鎮座するボスにも,それぞれにギミックが用意されている。
 今回プレイした範囲内だと,直感的に攻略法を理解できたケースがほとんどで,「往年のRPG」のようなオーソドックスなギミックばかりを,あえて用意しているのかなという印象を受けた。
 ただ,2DアクションRPGをプレイした経験が少ない人だと,感じ方が異なるかもしれない。

攻撃手段の異なる2体のガーディアン。攻撃を誘発し,隙を突いてダメージを与える
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探索をサポートしてくれる頼もしいパートナー


 事前情報では,妖精フェイがサポート役を務めると紹介されていたが,実はゲーム冒頭でエリオットのパートナーとなるのは,ヒューリア姫である。
 彼女は魔法を駆使して遠隔でエリオットのHPを回復してくれる。一度彼女に回復を頼むと,再び回復してもらえるようになるまでにクールタイムを挟むことになるが,それでもかなり心強い存在だ。
 探索中に挟まれる彼女のコメントやリアクションも,“誰かと一緒に冒険している”感覚をもたらしてくれる。

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 そしてゲームの進行に沿って,パートナーがフェイに交代する。フェイはエリオット以外に姿が見えず,声も聞こえない存在だが,探索中はヒューリア姫同様のリアクションを取るほか,お金を拾ったり,エネミーを攻撃したり,気絶状態から起こしてくれたりといったサポートをしてくれる。
 また,フェイを右スティックで任意の場所に移動させたり,「先に行って」「戻って」「止まって」「隠れて」といった指示をしたりもできる。

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 フェイによるもっとも大きなサポートは,「修練の間」と呼ばれるダンジョンで習得する,特殊な魔法の数々だ。
 今回確認できたのは,対象に火をつける「チャッカ」と,エリオットの高速移動を可能にする「シッソー」,そしてエリオットをフェイのもとに移動させる「ワープ」の3つ。これらの魔法は,ギミックを解くのに必要となる場合もある。

チャッカで燭台に火をつける。この魔法が鍵となるギミックも
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バリアをまとったボスにダメージを与えるためには……? フェイの出番だ!
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武器にさまざまな効果を付与する「魔石」


 本作の大きな特徴となるのが,クリティカル発生率の上昇や,確率で矢の消費をなくすなど,武器にさまざまな効果を付与する「魔石」だ。
 魔石は,フィールドやダンジョンに設置された宝箱から獲得できるほか,ボスバトルの報酬などで得られる「魔石の欠片」を消費して,ランダム生成できる。

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 各魔石は対応する武器と付与効果,コストが定められており,コスト上限に合わせて組み合わせることになる。
 基本的に効果が高いほど魔石のコストも高いが,比較的低コストでも便利なものはある。たとえば筆者であれば,飛ぶ斬撃の大きさが上昇する「ワイドブレード」の魔石がかなり扱いやすいと感じた。
 各自のプレイスタイルに合わせた魔石の厳選は,本作のやりこみ要素の1つといえる。

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ゲームとしての奥行きを広げる要素も


 ほかにも,本作にはゲームとしての奥行きを広げる要素が用意されている。拠点の住民たちから依頼されるクエストをクリアすれば,アイテムなどの報酬を得られるだけでなく,彼らの人となりや時代ごとの状況なども知れるだろう。

拠点にいる困っている住民から依頼を受けるとクエストがスタート
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 バトルでは,エネミーを連続で倒した数が一定に達すると「Drop Bonus」が発生し,討伐時にドロップする報酬が増える。ただし,エネミーの攻撃を受けるとリセットされるので,継続するにはガードを活用するなどの立ち回りが要求される。
 ゲームの進行に沿ってエネミーの攻撃手段も多彩になり,被弾するケースが増えていくので,Drop Bonusを継続したければ有効な立ち回りを模索することになる。

Drop Bonusには段階があり,★の数が多いほど効果も高い
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 またゲームを進行していると,そこかしこに猫が配置されており,ヒューリア姫やフェイが反応する。
 しかし,近づいてボタンを押しても,猫が鳴くだけで何も起きない……と思っていたら,とあるタイミングで「ネコ好きの旅人」から猫探しを依頼された。
 猫は各時代のさまざまな場所に配置されているので,すべて見つけるのは,けっこう骨が折れそうだ。

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 以上が,今回プレイできた範囲となる。
 HD-2Dシリーズ特有の美しいビジュアル,魔石を含めた武器の多彩さを楽しめるアクションバトル,ダンジョンのアスレチック要素,ボスバトルのギミック攻略が,バランスよく詰め込まれているという印象だ。
 ストーリーに関しては,おそらくまだ半分も進んでいない状態だと予想できるので,あまり深くは言及できないが,ここまでは王道と表現して差し支えない内容で,この先への期待も高まる。

 総じて,往年の2DアクションRPG好きである筆者としては,かなり手応えを感じている。2DアクションRPGやHD-2Dといったワードが気になる人は,ぜひチェックしてみよう。

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