韓国のWebToon風カットシーンが魅力のオカルトADV「全国退魔師協会」，早期アクセス版をSteamでリリース。退魔師の少女の成長を描く

　韓国を拠点とするインディーゲーム開発チームのTEAM DADAは本日（2025年12月19日），PC向けアドベンチャーゲーム「全国退魔師協会（英題：Ghost Deliverer）」の早期アクセス版をSteamでリリースした。価格は1900円（税込）。


　本作は，韓国に伝わるシャーマニズム「巫俗」の儀式を用いて悪霊を祓う，オカルトアドベンチャーゲームだ。主人公となるのは，母親から霊能力を受け継いだ少女「カン・ヘソン」。退魔師たちの組織「全国退魔師協会」に加入したヘソンは，悪の組織「昭月会」の陰謀を阻止し，平和な日常を悪霊から守るために奮闘する。


　プレイヤーはヘソンを操作し，悪霊が作り出した「結界」の中で，各チャプターのボスを祓っていく。未練や恨みが封じられた「遺品」を見つけ出して焼却し，その想いを理解することで，悪霊を昇天させるのが目的となる。

　本作は，ストーリーとアートをそれぞれ担当する2人のクリエイターが，WebToonとして連載していた作品を，新たにチームを編成して再構築したものだ。WebToon風の美麗なキャラクターやカットシーンのイラストと，レトロな見下ろし型ホラーゲームに影響を受けたドット絵表現が特徴となっている。


　早期アクセス版では，プロローグからチャプター2までをプレイ可能だ。想定プレイ時間は5〜6時間程度。早期アクセス期間は約1年を予定しており，2026年第2四半期以降にチャプター3，4，5が順次追加されるという。