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HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
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印刷2015/01/30 00:00

テストレポート

HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)

総試用時間:1時間
短評(2)

Portable SSD T1
メーカー:Samsung Electronics
問い合わせ先:ITGマーケティング(販売代理店)
実勢価格:2万3800〜7万7600円程度(※モデルによる,2015年1月30日現在)
画像集 No.004のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
 Samsung Electronicsの「Portable SSD T1」(以下,SSD T1)は,USB 3.0接続のストレージ,いわゆる外付けドライブの類の製品だ。内部的にはM.2接続のSSDを採用することにより,一般的な外付けHDDよりも小型軽量で,衝撃に強く,かつ,逐次読み書き性能がHDDより圧倒的に高いため,データのコピーなどに向くというのもポイントになっている。電源はUSB 3.0から供給するため,付属ケーブル1本で利用できるのも使い勝手がいい。

画像集 No.008のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
外形寸法は実測で70×53×8(W×D×H)mmと,一般的な名刺よりも小さく非常にコンパクトなサイズを実現
画像集 No.011のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
重量は付属のUSB 3.0ケーブル込みで37.5gと非常に軽量。ポケットの中に入れて持ち歩いても,まったく億劫にならない重さである

「CrystalDiskInfo 」(Version 6.3.0)実行結果。Trimコマンド対応を確認できる
画像集 No.018のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
 ラインナップと主なスペックは表1のとおり。
 日本サムスンによると,一般的な外付けHDDの逐次読み出し性能は115MB/sとなっており,512KBブロックのランダムアクセス性能も外付けHDDだと読み出しが125IOPS,書き込みが200IOPSとのことなので,それと比べると違いは歴然だ。

画像集 No.012のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)

接続インタフェースはUSB 3.0 Micro-B。付属ケーブルの長さは実測約11cmしかない
画像集 No.005のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
 USB 3.0接続でもSSDのパフォーマンスを活かすことはできるのだろうか。今回は,表2に示した仕様のデスクトップPCにSSD T1の1TBモデルを接続し,「CrystalDiskMark」(Version 3.0.3b)を実行してみることにした。
 比較対象となるHDDは,3.5インチ,回転数7200rpm,Serial ATA 6Gbps接続という,ごくごく標準的な仕様の製品となる。

画像集 No.013のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)

 その結果はグラフ1〜4のとおり。SSD T1のスコアは,すべてにおいてHDDを大きく上回っている。さすがにSSDらしいといったところで,少なくとも,USB接続だから遅い,といった印象はない。

CrystalDiskMarkは,デフォルト設定で3回実行し,その平均をスコアとして採用した
画像集 No.014のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
画像集 No.015のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
画像集 No.016のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
画像集 No.017のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)

工場出荷状態でSSD内に置かれているセットアップツールから,暗号化も行える(※実行すると暗号化され,セットアップツールは消える)
画像集 No.019のサムネイル画像 / HW短評:Samsung「Portable SSD T1」(1)
 価格は容量1TBモデルが8万6000円前後(税込)と非常に高価だが,500GB容量モデルなら4万3000円(税込),容量250GBモデルなら2万8000円(税込)と,まずまずの金額になる。超大容量USBフラッシュメモリ感覚で使えるので,ゲーム用ノートPCを使っていて,ストレージ容量に不安が出てきた人なら,選択肢になるのではなかろうか。

 次回は,実際のゲームにおける読み出し性能をチェックしてみたいと思う。

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日本サムスンのSSD製品情報ページ


※HW短評に関する注意
  • HW短評(ハードウェア短評)は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
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