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「パックマン」佐賀県バージョンに錦鯉の長谷川雅紀さんがチャレンジ! 「『佐賀ゲー』プロジェクト発表会」をレポート
サガプライズ! は,さまざまな企業やブランドコンテンツとコラボレーションを通じて,佐賀県の地域資源を全国に発信しているプロジェクトである。その展開を通じて得た気づきを佐賀県に還元することで,情報発信による地方創生を進める役割を果たしてきた。
サガプライズ! 自体は2015年にスタートしているが,前身となるFACTORY SAGAから数えると,これまでに35の情報発信プロジェクトを実施しており,第36弾となる今回はバンダイナムコエンターテインメントのナムコレジェンダリーとコラボして,「佐賀を,遊びつくせ。『佐賀ゲー』プロジェクト」を発足したという。
本プロジェクトにピックアップされたのは,バンダイナムコエンターテインメントの1980年代のアーケードゲーム「パックマン」「ポールポジション」「ゼビウス」「スカイキッド」「ワルキューレの伝説」の5タイトルで,佐賀県とコラボすることにより今までにない世界を狙ったとのこと。
本プロジェクトの公式サイトには,各タイトルのコラボGIFアニメが公開されているほか,本日からPCやスマートフォンなどのブラウザでプレイできる「パックマン佐賀県ver.」が登場している。
このバージョンでは,パックマンを追いかけるゴーストが,佐賀県特産の呼子イカに扮した「イカゴースト」になって登場することに加え,同県の観光地や特産品のアイテムがランダムで最大4つ出現する。ステージ内でそれらのアイテムを獲得すると,クリア時に佐賀県出身の声優・古賀 葵さんと,同県に行ったことのない声優・西山宏太朗さんによる各アイテムの紹介動画が流れる仕様となっている。
また各タイトルのGIFアニメにも,佐賀県の観光地や特産品が登場。たとえば「ゼビウス」には有田焼が,「ワルキューレの伝説」には“美人の湯”として知られる嬉野温泉がそれぞれ登場する。
ゲストとして登壇した錦鯉の長谷川雅紀さんと渡辺 隆さんは,今回佐賀県とコラボした1980年代のアーケードゲームをリアルタイムでプレイしていた世代だという。渡辺さんが,「喫茶店のテーブルがパックマンのゲーム機になっていた」と当時を振り返ると,長谷川さんが「光が当たると画面が見づらくなるので,段ボールで覆って」といったあるある話を語った。また長谷川さんはナムコ(当時)の大ファンだったそうで,ゼビウスを8時間かけてプレイし,1000万スコアを稼いだエピソードなどを披露した。
サガプライズ! プロジェクトリーダー 柴田晃典氏は,1980年代のアーケードゲームをコラボの相手として選んだ理由について,「長谷川さんや渡辺さんの世代であれば懐かしく,また若者世代にはパックマンなどのキャラクターが新鮮かつ可愛らしく見えるのではないかと考えた」と回答していた。
「パックマン佐賀県ver.」に登場する,佐賀県の観光地や特産品を紹介するコーナーでは,錦鯉がM-1グランプリ2021王者に輝いたとき,2人に佐賀牛1頭分が送られたことを振り返った。柴田氏によると,佐賀牛は極めて厳格な基準をクリアしないと名乗れないそうで,かなり貴重なものだという。
発表会のクロージングでは,錦鯉の2人が「佐賀の魅力をいろいろ聞けたので,ぜひ行ってみたい」「『パックマン佐賀県ver.』で佐賀のことをもっと学びたい」とコメント。そして柴田氏が,「まずはゲームを楽しんでいただいて,そのあと佐賀へぜひお越しくださいお待ちしています」と呼びかけていた。
「佐賀ゲー」プロジェクト公式サイト
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