Blizzard Entertainmentの新社長にJohanna Faries氏が就任。過去には「Call of Duty」シリーズのビジネスを管轄

Johanna Faries氏

　Blizzard Entertainmentは本日（2024年1月30日），Johanna Faries氏が2月5日付けで同社の社長に就任することを発表し，Faries氏が従業員宛に送ったメッセージを公式サイトで公開した。

　Faries氏は2018年にActivision Blizzardに入社。SVP（Senior Vice President）やGeneral Managerといった肩書きで，世界的な人気タイトルである「Call of Duty」シリーズのビジネスを管轄してきた。その前にはアメリカンフットボールリーグのNFLでマーケティングやチケット販売戦略などを指揮した経験もあるという。

　Activision Blizzardではここ数年，社員へのハラスメント問題やMicrosoftによる買収といった大きな動きが相次いでいる。
　今月もMicrosoftがActivision BlizzardとXboxの従業員1900人の解雇を発表し，Blizzard EntertainmentのトップであったMike Ybarra氏の退任も明らかになっていた。

　そういった難しい状況の中での舵取りを任されることになったFaries氏がどのような手腕を見せてくれるのか，注目が集まりそうだ。

INTRODUCING JOHANNA FARIES AS THE NEW PRESIDENT OF BLIZZARD ENTERTAINMENT（Blizzard Entertainment公式サイト）