アリカ，脅迫事件の民事損害賠償請求に関して当事者間の和解が成立したことを発表

　ゲームデベロッパのアリカは本日（2024年2月20日），アリカおよび同社社員に対する脅迫事件の民事損害賠償請求について，2月14日に当事者間の和解が成立したと発表した。

　脅迫事件は2019年9月3日，同社のWeb窓口宛に危害/役員殺害をほのめかす通知があり，同日中に警察に通報，11月15日に被害届を提出したというもの。2020年10月上旬に加害者を特定，警察により取り調べが行われ，2021年4月13日には加害者が書類送検となっていた。
　その後，検察庁の取り調べに対して加害者が罪を認めたため，9月9日に起訴，9月16日に略式命令，10月5日に有罪が確定した。

　今回の民事損害賠償請求は，脅迫事件から同社が受けた防犯設備投資やその実施のためのコスト，また参加予定だったイベントのキャンセルによる経済的損失や信用の毀損による損害等を請求するもので，同社の主張が認められた形での和解となった。

　別紙の和解条項によると，脅迫および嫌がらせを行って経済的損害と信用毀損による損害を与えたことに対する謝罪の要求や，被告に400万円の支払い義務があることが記されている。しかし，被告が管理している動画運営サイトを削除し，令和9年2月14日まで動画投稿を一切行わなかった場合，損害賠償金の支払い義務を免除するという。

「アリカ」公式サイト

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株式会社アリカ(本社：東京都品川区、代表取締役：西谷 亮)は、2022年4月1日にご報告させていただいた弊社及び弊社役員に対しての脅迫事件の民事損害賠償請求（2022年3月31日 東京地裁に訴状提出）につきまして、2024年2月14日に和解が成立したことを報告いたします。

脅迫事件につきましては刑事事件としてすでに有罪となっておりますが、脅迫事件から弊社が受けた防犯設備投資やその実施のためのコスト、また参加予定だったイベントのキャンセルによる経済的損失や信用の毀損による損害等を請求し、この度、別紙の通り弊社の言い分が認められた形での和解となりました。
なお、ご迷惑ご心配をおかけした関係者の方々には、別途説明をさせていただきます。

弊社は今後もこの様な行為に対して毅然とした態度で対応してまいります。

株式会社アリカ
代表取締役　西谷 亮

「アリカ」公式サイト