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「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024」レポート。インディゲームが生む賑わいを核に,さまざまな可能性が育まれる場へ
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印刷2024/03/07 16:29

イベント

「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024」レポート。インディゲームが生む賑わいを核に,さまざまな可能性が育まれる場へ

 “インディーゲームを中心としたさまざまなクリエイターの才能が一堂に会し,頂きを目指すきっかけとなる場”というコンセプトを掲げ,インディーゲーム展示会の枠に収まらないイベントを目指す「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」(以下,TIGS)。その第2回となる「TIGS2024」が,2024年3月2日と3月3日に開催された。

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 吉祥寺の武蔵野公会堂にて3月4日,「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」が開催された。“インディーゲームを中心としたさまざまなクリエイターの才能が一堂に会し,頂きを目指すきっかけとなる場”を目指して企画された本イベント。会場に出展されていた今後リリース予定の作品の中から,とくに印象に残ったものを紹介しよう。

[2023/03/06 18:48]

 イベントの会場は,前回と同じ武蔵野公会堂と,新たに加わった吉祥寺東急REIホテルの2か所だ。また,吉祥寺パルコ,吉祥寺マルイ,キラリナ京王吉祥寺,デジタルハリウッドSTUDIO吉祥寺,ハモニカ横丁など,会場周辺でも関連イベントや作品展示が行われ,本イベントに対する地域側の意気込みがうかがえた。

 今回も会場内は大盛況で,子どもから大人まで,幅広い層のゲームファンで賑わっていた。また円安の影響もあってか,海外からの出展者・来場者も増えた印象を受けた。吉祥寺はサブカルチャーと縁が深い街ということもあり,ゲームの新しい潮流であるインディーゲームとの親和性は高いのかもしれない。

過去記事でも扱ったことのある「このバトルはあとでやります」のブース。バトルを「スタック」して敵の組み合わせを変えて戦い,ドロップアイテムを変化させるなど,緻密なバトルを楽しめるRPG
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こちらも幾度か紹介している「ウィッチ・アンド・リリィズ」。ポスターに「百合迷宮RPG」とある通り,百合要素がパーティ戦力に大きく影響するダンジョン探索RPGだ。「スプリガン」「ARMS」などを手掛けた漫画家・皆川亮二氏によるモンスターデザインとの対比がすごい
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 注目度の高い作品も多く展示されていたTIGS2024から,筆者の目に止まったタイトルをいくつか紹介していこう。

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 イベント「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT 2024」が,2024年3月2日と3日の両日,東京にある武蔵野公会堂で開催された。期間中は,いくつものステージイベントやセッションが実施されたが,その中のひとつ「ゲーム向け多言語対応AI翻訳エンジンのデモンストレーション」の模様をお伝えしよう。

[2024/03/06 12:19]

「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」公式サイト



●果てのマキナ
出展者:OZUMIKAN GAMES

ブーメランを投げた先に瞬間移動
静的ながら引き込まれるプレイ感

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 本作は,スマホアプリの「ルインズラン」や「イン:ダーク」を手がけたOZUMIKAN GAMESが制作し,room6のインディーゲームレーベル“ヨカゼ”から2025年中のリリースが予定されている。

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 ゲーム内容は横視点のアクションで,ステージを探索しつつ先に進む道を探していくもの。最大の特徴は,“投げた先に少し留まる”ブーメラン(設定上は剣)を使った瞬間移動だ。
 ブーメランを投げた先へ瞬間移動することで,通常のジャンプで越えられない段差を上ったり,飛び越えられない穴の向こう側に行けたりできる。このブーメランは右スティックであらゆる方向に投げられ,柔軟な発想でルートを探していくのがとても楽しい。またプレイヤーごとに解法が変わる「遊びの幅」もありそうだ。

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真下にも投げられる

 ルート探しや謎解きが簡単すぎず,さりとて難しすぎない加減なので,ゲームが完成したあとのプレイ感がどうなるのか大いに期待できる。「世界の果てを冒険する剣と鳥の物語」というテーマと,ピクセルアートで描かれる文明崩壊後の世界にも興味をそそられるところだ。

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「果てのマキナ」Steamストアページ



●コメンテーター
出展者:テバサキゲームズ

番組作りを通じてどんな未来を目にする?
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 ニュース番組のコメンテーターとしての体験ができるノベルゲームで,プランナーのヒヅメ氏,プログラマーのテバサキ氏,デザイナーのエリナ氏の3人が制作している。
 主人公は,現代日本を思わせる某国の人気ニュース番組のコメンテーター。プレイヤーは,制限時間内にその日コメントするネタを選びつつ,ネタについてのスタンスを「強く支持」「支持」「不支持」「強く不支持」の中から決めていく。これが世論に大きな影響を与えるのだから責任は重大だ。

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 「番組」である以上,スポンサーの要望もある。また視聴者を退屈させてしまうと観てもらえなくなるので,「情報を伝える」仕事は難しいものだと実感させられる。なおゲームが進むと,世論を分断するような未曾有の出来事が起こるという……。

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 プランナーのヒヅメ氏によれば,「このゲームはエンタメであると同時に,シリアスゲーム(世の中の問題について考えてもらう契機となる作品の総称)としても制作している」らしい。
 筆者としては,このニュースを「強く支持」したくなったので取り上げさせていただいた。2024年の夏頃,unityroomやふりーむ!での公開を目指しているという。


●九魂の久遠
出展者:インティ・クリエイツ

ネコのまま現世に戻れるか,それとも……。
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 冥界に送られたネコのクオンが,飼い主の待つ現世を目指して冥界を踏破してく2Dアクションだ。クオンはただの猫のため,さまざまな脅威に対してほぼ無力。敵(妖魔)に触れればあえなくやられてしまうので,回避アクションでやりすごすしかない。ただ,ネコならではの身のこなしを活かし,隠された通路を探して先に進むことができる。

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 ネコには9つの命があるという。
 クオンは倒れるたび,ほかの動物霊を吸収して復活する「アニマリヴァイヴ」によって,新たな能力を獲得できる。トラの霊を吸収すれば強力な攻撃ができるようになり,コウモリの霊を吸えば多段ジャンプできるといった具合で,やられるたびにできる事が増え,操作感が変わっていくのが新鮮だ。
 なお,このアニマリヴァイヴにはかなりの種類があるそうで,獲得できる能力もある程度ランダムで変わるらしい。

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 そして命の大半(5つ)を失ったとき,クオンは人に近い姿へと変貌する。この「妖魔獣人」になるとプレイ感ががらりと変化し,妖魔たちをなぎ倒しつつ先に進んでいけるようになる。だが,クオンと同じく冥界を彷徨う妖魔獣人たちが,その行く手に立ちふさがってくる……。

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 ネコの姿を保ち続けるか,それとも妖魔獣人として戦うのか。これはよくあるモードチェンジではなく,冥界を抜けたあとのクオンの運命をも左右する要素らしい。
 「ブラスターマスター ゼロ」を手がけた西沢 智ディレクターの新境地である本作は,1度や2度クリアしたくらいでは遊びつくせないゲームになりそうだ。

「九魂の久遠」Steamストアページ



●UNDEFEATED: Genesis
出展者:Indie-us Games

膨大なパワーがほとばしる!
爽快バトルアクション

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 ドラゴンボールのキャラクターや,アメコミヒーローばりに自在に空を飛び,圧倒的なパワーを発揮してミュータントと戦うオープンワールド・バトルアクション。主人公の繰り出す技の威力は本当にすさまじく,大技を使うと崖が崩れたり,壁に穴が開いたりと,周囲の地形が変わってしまうほど。
 ただ,主人公の10倍くらいのサイズの敵もいて,かなり歯ごたえあるバトルを楽しめる。ちなみに制作者自身「力を求め体を鍛えている」らしく,スーパーパワーに対するこだわりは並々ならぬものがあるようだ。

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 ゲームを始めると,フィールドを疾走するモードと飛翔するモードを切り替えつつ移動しつつ,遭遇した敵と戦うことになる。連続パンチなどの打撃技,体当たり技,無数のエネルギー弾を連射する技など「いかにも」なアクションが爽快だ。今後はフィールドで素材を集めて戦力を強化する要素や,しっかりしたストーリーも追加するらしい。

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 出展していたビルドはゲームのコンセプトを詰め込んだもので,制作はこれからが本番だそうだが,「世界よ,これが日本のヒーローゲームだ!」と誇れるようなゲームになることに期待したい。

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「UNDEFEATED: Genesis」Steamストアページ



●RP7
出展者:Turtle Cream

世界一シンプル? なダンジョンクローラー
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 ほかのインディゲーム展示会にも何度か出展されており,すでにご存知の方も多いかもしれない本作。オートで移動していくキャラクターの「歩くマス」(スロット)をどんどん切り替えつつ,ステージ最深部のボスへと導いていくという内容だが,その展示方法がなかなかユニークだった。

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 写真のように,それぞれのマスに対応するレバーが7本ある。主人公の冒険を完遂させるためには,死なない程度に戦闘をこなし,かつライフを回復させるなど,歩くマスを都合よく並べてやる必要があるのだ。つまり,好ましいマスが出るまでレバーをガチャガチャと操作する必要があり,ときにはかなり慌ただしいことに。

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戦略を立ててアイテムを選ぶ要素も。スゴロクのように見えるが,しっかりRPGらしい感触もある

 ブースにいたゲームデザイナーのSun Park氏に聞いたところ,このレバーはプロモーション用のもので発売する予定などはないそうだ。「ぜひキーボードで遊んでみてください!」とのことなので,今夏予定のアーリーアクセスの開始に期待したい。

「RP7」Steamストアページ



●プリコラージュ -IDOLIZED-
出展者:HIJIKI

アイドルファンの闇を垣間見る体験
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 主人公は,K-POPアイドル“セナ”のファンだ。突然失踪してしまったセナを探すために,彼女がSNSにポストした画像をじっくりねっとりと調べていくのだが,途中から自分自身もセナのストーカーのような……いやそのものじゃないかと気づき,背徳感を覚えてしまう作品なのである(笑)。

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 写真に映る紙袋の店名や,スプーンなどの映り込みから情報を得て,それらをブラウザで検索する。そうして,セナの行動範囲を特定したり,失踪事件の手がかりを集めることで,物語は次の段階へと進んでいく。
 そこでプレイヤーが目にするもののは,実際のインターネットにも溢れている「闇」と「病み」。アイドルファン界隈を見つめるとき,界隈もまたこちらを見つめているのだ……。

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スプーンにタワーが映りこんでいた

 短編ではあるが,プレイヤーの行動によって物語の結末は幾通りにも分岐していく。ネットやSNSを使い慣れていない人であれば,本作でネット上での危険な振る舞いを学ぶこともできるだろう。

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「プリコラージュ -IDOLIZED-」Steamストアページ


 インディーゲームの定着ぶりや,商業的な盛り上がりを感じられたTIGS2024。アニメ制作スタジオによる出展や,XR(クロスリアリティ)に関する技術デモの出展などもあり,この分野が他業界からも注目を集めていることがうかがえる。

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吉祥寺や神保町に店舗をかまえるボードゲーム専門店・すごろくやのブース。手牌6つで麻雀の楽しさを味わえる「すずめ雀」などのアナログゲームの実演や販売などを行っていた

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SKOOTA GAMESは,アニメ制作会社SCOOTER FILMSによるインディーゲームレーベル。湖の街に住む精霊たちの物語「月の鱗」や,敵をリズムよく太ももで挟んで倒す謎のゲーム「ももっとクラッシュ」などを制作中

プロジェクターで投影中の映像に指で寄せ書きを描くことができ,それをデータとして扱えるSoVeCの「デジタルヨセガキ」の展示。スポーツ会場などですでに使われていて,寄せ書きを集めたグッズなども販売されたという
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 大規模予算でのゲーム制作に限界が見えてきたとも言われる昨今,インディーゲームの存在感はさらに増していくのかもしれない。さまざまな才能や技術が集まるTIGSが続く中で,この場をきっかけに生まれた,見たこともないタイプの作品や企画が生まれてくることにも期待したい。

「TOKYO INDIE GAMES SUMMIT」公式サイト

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