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【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった
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印刷2016/04/16 12:00

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【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった

画像(035)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった

 「Sound Blaster」ブランドで世界的に知られたCreative Technology(以下,Creative)が2015年に立ち上げた「Sound BlasterX」は,同社が注力する,ゲーマー特化型の製品サブブランドだ。4Gamerでは,アナログ接続型のオーバーヘッド型ヘッドセット「Sound BlasterX H5」のテスト結果を2015年12月にお伝え済みで,2016年3月にはUSB接続型のオーバーヘッド型ヘッドセット「Sound BlasterX H7」とUSBサウンドデバイス「Sound BlasterX G5」の特徴と機能も紹介しているが,今回はいよいよ,Sound BlasterX H7とSound BlasterX G5の使い勝手と音質に踏み込んでみようと思う。

Sound BlasterX H7(左),Sound BlasterX G5(右)
メーカー:クリエイティブメディア
問い合わせ先:03-3256-5577
Sound BlasterX H7 クリエイティブストア価格:2万304円(税込),Sound BlasterX G5 クリエイティブストア価格:1万9224円(税込)
画像(002)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった 画像(003)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった

 なお,いま述べたとおり,2つのUSB接続型Sound BlasterXがどういう製品なのかは紹介済みであるため,本稿でくどくどと繰り返すことはしない。Sound BlasterX G5とSound BlasterX H7の基本仕様を確認したい場合は,先の記事を併せてチェックしてもらえれば幸いだ。

関連記事:【PR】ゲーマー向けブランド「Sound BlasterX」のUSBヘッドセット「H7」とUSBサウンドデバイス「G5」を詳細チェック。USB接続のメリットとは?

関連記事:【PR】「Sound BlasterX」ヘッドセットを試す。新しいゲーマー向けモデルは, 「ワンクリック音響最適化」から「プロ仕様」まで広く対応できるのが魅力だ



実際に使ってみる〜新機能で利便性を増したH7,標準でPS4完全対応のG5


 Sound BlasterX H7とSound BlasterX G5はUSBのクラスドライバで動作する,いわゆる“ドライバレス”のハードウェアだ。なので,PCに差せば,とりあえず音は出る。

 ただし,すべての機能を利用するためには,Creativeの日本語サポートページからダウンロードできる「BlasterX Acoustic Engine Pro」をPCに導入する必要がある。未入手という人は,下に示したリンクの先からダウンロードしてほしい。Sound BlasterX H7/G5をPCに接続した状態でインストーラを実行したら,後はインストーラの指示に従うだけで導入可能だ。

Sound BlasterX H7対応版BlasterX Acoustic Engine Proを入手する

Sound BlasterX G5対応版BlasterX Acoustic Engine Proを入手する


画像(005)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった
 インストーラに求められるままPCの再起動を行ったら,最後にコントロールパネルの「サウンド」以下にある「再生」および「録音」タブで,Sound BlasterX H7もしくはSound BlasterX G5が「規定のデバイス」になっていることを確認する。なっていなければ規定のデバイスに指定すればセットアップ完了だ。
 まずは,タスクトレイ,もしくはデスクトップのショートカットから,BlasterX Acoustic Engine Proのメイン画面を開こう。

BlasterX Acoustic Engine Proは,ご覧のとおり,接続したデバイスを認識した状態で立ち上がる
画像(006)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった 画像(007)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった

 ゲームをプレイする前提に立ったとき,BlasterX Acoustic Engine Proで最初に確認しておくべきは「詳細設定」タブの「スピーカー/ヘッドフォン」にある「スピーカー/ヘッドフォンの構成」である。
 Sound BlasterX H7,もしくはSound BlasterX G5にアナログ接続型ヘッドセットを接続したときは,ここのプルダウンで「ヘッドフォン(バーチャル7.1chサラウンド)」になっていることを押さえておこう。「バーチャル7.1chサラウンド」が括弧書きであることから推測できるとおり,(後述するやり方で)指定しない限り,2chステレオは普通に2chステレオのまま出力されるので,その点はご安心を。

こちらはSound BlasterX H7のものだが,Sound BlasterX G5でも基本的には同じ。ここでまずは「ヘッドフォン(バーチャル7.1chサラウンド)」を選んでおく
画像(008)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった

これは「Sound Blaster X7」という製品の設定画面。サラウンド入力をバーチャルサラウンドサウンド処理してステレオ出力に変換する「Surround」や,非可逆圧縮された音を聞きやすくする機能「Crystalizer」,低音強調機能「Bass」,音量を自動調整して聞きやすく機能「Smart Volume」,そしてゲームや映画のセリフを強調して聞きやすくする機能「Dialog Plus」,そしてイコライザなど,各種サウンド設定は自由に変更できるが,ある意味,エンドユーザーに丸投げされているともいえる
画像(009)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった
 BlasterX Acoustic Engineは,Sound BlasterXサブブランドに合わせてCreativeが立ち上げたサウンドプロセッサスイート(≒サウンドエフェクト機能群)である。具体的な説明は先の記事にあるので,本稿ではざっくりとした紹介に留めるが,これは,特定のゲームジャンルやゲームタイトル用にあらかじめ用意されているプリセットを選択するだけで,バーチャルサラウンドサウンド出力機能をはじめとする各種サウンド機能の組み合わせを利用できるというものだ。

 ゲームによってはサラウンド効果を強く効かせたほうがよかったり,あるいは有効化しなかったほうがよかったり,低音も一概に効かせればよいというわけではなかったりと,サウンド関連の設定は面倒くさいのだが,BlasterX Acoustic Engineでは,そういったゲーム(ジャンル)ごとの設定をCreativeがあらかじめやってくれているのである。

「プロファイル」タブ。「オーディオプロファイル」から選んで,Sound BlasterX H7の場合は1つ,Sound BlasterX G5は3つ設定できる。Sound BlasterX G5の場合,設定内容は本体側のフラッシュメモリに保存されるため,本体側の[SBX]ボタンで順繰りに切り替えながら利用可能だ
画像(010)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった 画像(011)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった

 なお,いましれっと“Pro抜き”の表記を行ったわけだが,BlasterX Acoustic Engineには,プロファイルから選べる「Lite」版と,Creativeが用意したプロファイルに対してカスタマイズを行い,それを任意の名称で新しいプロファイルとして保存し,利用できる「Pro版」がある。前述のとおり,Sound BlasterX H7とSound BlasterX G5で利用できるのはBlasterX Acoustic Engine Proのほうだ。
 つまり,今回取り上げている2製品で採用するPro版のBlasterX Acoustic Engineは,「プロファイルを選ぶだけでいい」という,ほとんどのゲーマーにとって必要十分かつ使い勝手のよい機能を提供するだけでなく,「分かっている」なら,さらに踏み込んでカスタマイズできるような懐の深さも持っているわけである。

「ACOUSTIC ENGINE」タブから,プロファイルのカスタマイズを行える。カスタマイズにあたっては,FPSとムービー,音楽をそれぞれ想定したデモサウンドを聞きながら調整可能だ。ベースとなるプロファイルごとに,有効になっているプロセッサは異なるので,追加で有効/無効を切り替えたい場合は数字の下にあるスイッチをオンにしてから(※オンにすると赤くなる),数字を調整すればOK。「Bass」と「Smart Volume」にはオプションもある
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PS4は,Sound BlasterX G5を「USBヘッドセット」として自動認識する。「ヘッドホンへの出力」を「すべての音声」に変更すると,Sound BlasterX G5(に接続されたアナログヘッドセット)でボイスチャット時の音声とゲームサウンドの両方を聞くことができるようになる
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 また,USB接続であることは,Sound BlasterX G5に1つ重要なメリットを与えている。それは,PlayStation 4の本体に差しても,ほぼフル機能を利用できるということだ。
 誤解のないようにお断りしておくと,Sound BlasterX H7もSound BlasterX H5も,PlayStation 4(以下,PS4)に対応しており,アナログケーブルでDUALSHOCK 4に差せば,ボイスチャットにも,ゲームのサウンドを聴く用途にも使える。ただ,PS4ではBlasterX Acoustic Engine(のLite版)を利用できないため,サウンドは2chステレオのみとなる。

PS4とSound BlasteX G5の接続例。Sound BlasteX G5側でプロファイルを切り替えることにより,各種サウンドプロセッサを利用できる。プロファイル1ではプロファイルを無効化して「その他」用にして,2と3に特定のジャンル向けへ最適化したプロファイルを割り当てておくと,ゲームで広く使えそうである
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 その点,Sound BlasterX G5は,本体側にプロファイルを最大3つ保存できるため,PS4と接続した状態から[SBX]ボタンを押せば,3つのプロファイルをいつでも切り替えられる。FPS用とアクションゲーム用,そのほかのゲーム用などといった具合にPCから設定しておいて,あとはPS4へ付けっぱなしのままでも,適宜プロファイルを切り換えて,バーチャルサラウンドサウンドや低音強調などのサウンドプロセッサを有効化する,なんてことが可能だ。

 一例として,最近プレイしている「Tom Clancy's Rainbow Six: Siege」(以下,R6 Siege)の話をしてみると,筆者はBlasterX Acoustic Engine Proから「ファースト パーソン シューティング(FPS)」プリセットを選択のうえ,「Surround」の値を少し強めるという設定にPC版で行き着いたのだが,そのカスタム設定を,Sound BlasterX G5なら,そのままPS4版にも持ち出して使えるのである。
 ゲーマー向けのUSBサウンドデバイスを購入しても,PS4ではPC機能のほとんどが使えないというケースがとても多いのだが,Sound BlasterX G5なら,PCでもPS4でも,使える機能に制限はない。プリセットの選択とカスタマイズはPC本体から行う必要があるものの,一度設定してしまえば,PS4で簡単にバーチャルサラウンドサウンド出力などのサウンドエフェクトを利用できるようになる。

画像(029)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった
 では,本稿におけるもう1つの主役であるSound BlasterX H7はどうか? という話なのだが,実は朗報がある。もともとの仕様は前述のとおり「PS4と接続したいときはアナログ接続でどうぞ」だった……というか,各種サウンドプロセッサを利用できるのはBlasterX Acoustic Engine Proを導入したPCとUSB接続したときだけだった。しかし,2016年3月31日にCreativeが公開したアプリケーション「X-Plusコンフィグレーター」(以下,X-Plus)を利用すると,USB接続時の接続性を大幅に拡張できるようになったのだ。

 具体的に言うと,X-Plusならば,BlasterX Acoustic Engine Pro未導入のPC――たとえばゲーム大会の会場にあるPCなど,外部ソフトウェアの導入が許可されていないもの――でもサウンドエフェクトを利用できるように,また,PS4とのUSB接続にも対応できるようになるのである。

X-Plus
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 簡単にいうと,X-Plusは,BlasterX Acoustic Engine Proにおけるプロファイルを,Sound BlasterX H7本体に直接書き込むためのソフトウェアだ。もちろん,ただ書き込むだけで使えるようになるわけではないので,Sound BlasterX H7は,サウンドエフェクトを機能させられるだけの能力を持ったDSP(Digital Signal Processor,ここでは「サウンドチップ」とほぼ同義)が,こっそり搭載されているのだろう。
 X-Plusは,BlasterX Acoustic Engine Proからだと直接“叩く”ことのできないこのDSPの設定を書き換えるためのソフトウェアという理解で,まず間違いない。

X-Plusのインストーラは標準的なもの。ウィザードに従っていくだけで,問題なく導入できる
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 そんなX-Plusは,前出のSound BlasterX H7サポートページから入手可能だ。

 インストールが終わって起動したら,あとはプルダウンメニューから適用したいプロファイルを選択して,[アップデート]ボタンを押す。作業自体はこれだけでOKだ。プロファイルの書き込みが終わると,Sound BlasterX H7の差し直しを要求されるので,素直に従うだけでいい。

プルダウンメニューから適用したいプロファイルを選択して[アップデート]ボタンを押し,ダイアログが出たらいったん外して,別のPCなりPS4なりに接続する。作業としてはこれだけだ
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Windows 10環境の場合,USB接続してX-Plusアプリを立ち上げると,「デバイスモード:X-Plus」と表示された(=BlasterX Acoustic Engine Proが無効になった)ことを示す通知が出た
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 注意が必要なのは,プロファイルの選択肢がBlasterX Acoustic Engine Proとはちょっと異なるところだろうか。3月31日版のX-Plusだと選択肢は6つだが,それぞれ,以下のようなプロファイルになっているので,この点は押さえておいてほしい。

  • Battlefield Series:PC版Battlefieldシリーズ用プリセット
  • Call of Duty Series:PC版Call of Dutyシリーズ用プリセット
  • Counter-Strike: Global Offensive:PC版Counter-Strike: Global Offensive用プリセット
  • ジェネリック:PC用標準設定。ほかのプロファイルを選択して別のマシンで使ってから,元のPCであらためて使うときに選択する
  • ジェネリック(PlayStation 4):PS4に適応させ,PS4で2chステレオ出力を可能にするプリセット
  • Overwatch:PC版Overwatch用プリセット

 品質はどうだろう? BlasterX Acoustic Engine Proと比較してみたが,X-Plusとの間に,実用上の顕著な違いは認められなかった。つまり「とても実用的」ということである。“隠しDSP”を使うことで,何らかのペナルティを払うハメになるのではないかという筆者の予測は,見事に裏切られた格好だ。
 今後,X-Plusから利用できるプロファイルの数が増えていくと,さらに利便性は向上していくだろう。非常に面白い新機能だと言える。


いまだからこそ使いたい!? ボイスチェンジ機能「Voice FX」


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 以上,出力周りを中心にBlasterX Acoustic Engine Proの使い勝手を紹介してきたが,マイク入力周りには1つ,ユーザーが少しばかり弄ったほうが効果の高い項目もある。それは,「VOICE FX」タブから設定できる機能「Voice FX」だ。

 Voice FXは,いわゆるボイスチェンジャーのこと。最近,Webカメラでモーションキャプチャしたユーザーの顔の動きを,アバターに再現させることのできる「FaceRig」から,2Dアニメーションツール「Live2D」を利用可能になり(関連記事),「おっさんでも2D美少女になれる」時代が到来したわけだが(?),FaceRig+Live2Dを使う使わないはさておき,ボイスチャットというよりむしろゲーム実況のほうで,プライバシーを守る目的で地声を隠しつつ,音声で実況するにはボイスチェンジャーがかなり有効だ。そして,Voice FXであれば,それを簡単に利用できるので,ここで取り上げておこうというわけである。

Voice FXのプルダウンメニュー。メニューに隠れているところに[テスト]ボタンがある
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 さて,Voice FXにはボイスチェンジ用のプリセットが18もあり,これも基本的には選ぶだけだが,実のところ,4Gamer読者に一番人気だと思われる「女声」を選んでも,たいていの場合,いきなり女性っぽい声にはならない。これはVoice FXの問題ではなく,男声の声にも高さがそれぞれあるからだ。

 VOICE FXタブには,「自分の声にVoice FXを適用した状態でモニタリングできる機能」の有効/無効切り替え用として[テスト]ボタンがあるので,これを使いながら,8つあるバーを弄りながら,自分の声に最適な調整を行って,それを保存して使っていくことになる。

Voice FXのプルダウンから「女声」を選んだところ
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 ではどうするかだが,設定にあたってとくに重要なのは「ピッチ」「フォルマント」「変動」だ。「振動」と「変調」の設定は,女声を目指すだけなら不要と思われる。
 ピッチは声の高さを変える機能で,赤いバーを高くするとピッチも高くなる。地声の高さにもよるが,あまり高すぎると女声にすら聞こえなくなってしまうので,声を聴きながらピッチをいじってみるのがいい。基本的には,自分の声が低めだと思うならプリセットより少し高め,逆に地声が高めだと思うなら少し低めにするのがお勧めである。

 Voice FXにおけるフォルマントは,聞いた人が「この声は男性のもの」「女性のもの」と判断するときに使う特徴的な部分のことで,赤いバーが高いと男っぽく,低いと女っぽくなる。したがって,男性が女声の実現を目指すのであれば,中央より下にすべきだ。
 中央に近いと,テレビ番組でわりと見かける感じの,分かりやすい「オネエ声」になるので要注意。20%前後をターゲットに調整するといいだろう。

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 最後の変動はちょっと分かりにくい部分だと思う。
 SiriとかCortana,あるいはGoogleの音声案内を聞くと,大なり小なり違和感があると思うが,あれは合成音声の音程が一定だからである。人間がしゃべるとき,その音程は常に上下しているからこそ,そうでない場合に“ロボット声”だと感じられるわけだが,このときの音程の上下を,Voice FXは変動と呼んでいるわけだ。
 バーが高いと,「やたら表現力に富んだ,ニュアンスの豊かなしゃべり方」になり,低いと「落ち着いた,クールなしゃべり方」になる。

 ここまで述べたうえで,とても余計なアドバイスを1つだけしておくと,男声と女声は実のところ,声色だけでは決まらない。内容も女性っぽく振る舞うことで,初めて女性の声っぽく聞こえるのだ。そこを意識しないと,Voice FXをもってしても「なんか気持ち悪い声来た」という残念な結果になりかねないので,そこは自己責任で頑張ってほしい。


Sound BlasterX H7の「H5と意外に異なる音質傾向」に驚き。BlasterX Acoustic Engine Proのカスタマイズ性はゲームで効果大


「エフェクト オフ」を選択すると,サウンドプロセッサを無効化できる
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 BlasterX Acoustic Engine Proの使い方を理解したところで,Sound BlasterX H7とSound BlasterX G5の音質傾向チェックに入ろう。
 まずは,BlasterX Acoustic Engine Proの「プロファイル」タブから「エフェクト オフ」を選択し,サウンドプロセッサが適用されない状態にしてから,2chステレオで音楽の試聴を行う。Sound BlasterX H7は,PCとのUSB直結と,アナログ変換ケーブル経由でSound BlasterX G5につないだときの2パターン,Sound BlasterX G5はSound BlasterX H5ヘッドセットと組み合わせた状態が対象だ。

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 というわけでその結果だが,とても興味深いことに,Sound BlasterX H7と(Sound BlasterX G5に接続した)Sound BlasterX H5は,音質傾向が思ったよりも異なる。どう見ても接続インタフェース周り以外は同じハードウェアなのだが,Sound BlasterX H7のほうが,低域と高域がやや強く感じるのだ。
 USB接続だとより顕著で,アナログ接続した状態だと違いは小さくなるが,違いは確実に存在する印象を受ける。なので,低域と高域をしっかりということであればSound BlasterX H7,中域の聞きやすさを重視するならSound BlasterX G5+Sound BlasterX H5という選び方もアリなようには感じた。

 「低域と高域がやや強い」と聞いて「Sound BlasterX H7は『ドンシャリ』なのね」と思った人がいるかもしれないが,そうではない。先の紹介記事で指摘したとおり,Sound BlasterX H5における重低域〜低域は相対的に弱めなのだが,それがSound BlasterX H7では多少強くなっている程度だ。
 低域は控えめにして,中域から高域の高い解像度で音の位置を聞き分けられるようにするという,いわゆる低弱高強の方向性は,両製品で変わらない。低音を強くしたければ,BlasterX Acoustic Engine Pro側でカスタマイズするのが正解だろう。

ゲーム用途とはまったく関係ないのだが,Sound BlasterX G5には,音楽用の動作モードとして,内蔵するサウンドプロセッサ「SB-Axx1」を“すっ飛ばし”て,よりピュアに音を楽しめる「ダイレクトモード」がある。「iTunes」のような“普通の”プレイヤーソフトだと,ダイレクトモードにしてもそれほど違いはないのだが,「foobar2000」のような,音質重視のプレイヤーだと,低域と高域がわずかに強くなり,全体としてまとまりよく感じられるようになる。音楽を聴くとき,興味があれば試してみるといいだろう
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 というわけで本題,ゲームでのテストだ。今回は前出のR6 Siegeと「Fallout 4」を「ファースト パーソン シューティング(FPS)」プリセットを選んで聞く。「Project CARS」ではゲームタイトル用プリセットが用意されているので,それを選んでいる。

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 実際にゲームで使ってみた印象だが,大枠で言うと,Sound BlasterX H7とSound BlasterX G5+Sound BlasterX H5の間に,大きな違いはない。音楽試聴時と同じように,Sound BlasterX H7のほうが,低域と高域がやや伸びて聞こえるものの,たとえばFallout 4だと,ヘリを使った移動時の重低音は,いずれにおいてもかなり抑えられている。また,Project CARSで競技車両が縁石に乗り上げたとき,サブウーファに入った「ボゴッ」という,運転を経験したことのある人なら聞いたことがあるであろうあの音も,やはりとても控えめだ。
 なので,プレイ中,突然割り込んでくる重低音に対しても,「驚いて一瞬反応が遅れる」という心配がない。これは長くプレイしていると,メリットとしてじわじわ効いてくる。

 また,サラウンド感にも,Sound BlasterX H7とSound BlasterX G5+Sound BlasterX H5とで大きく異なる印象は受けなかった。サウンドプロセッサがBlasterX Acoustic Engine Proで揃っており,Sound BlasterX H7とSound BlasterX H5ではハードウェアも似通っているので,音質傾向や音源の定位感も自ずと似てくるということなのだろう。

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 テストしていてとくに印象的だったのはProject CARSで,さすがは特定ゲーム向けのプリセットということなのか,センタースピーカーから再生される自車のエンジン音はしっかりとセンターに定位し,自車の後ろにいる敵車の走行音はきちんと後ろから聞こえ,敵車を追い越したり逆に追い越されたりするときには,当たり前のように音が流れていく。手短にまとめるなら,「ゲーム用のサウンドプロセッサで実績豊富なCreativeによる,安心の,ドライなバーチャルサラウンド」といったところだ。

 「ファースト パーソン シューティング(FPS)」プリセットは,R6 Siege,そしてFallout 4のいずれにおいても,音源が真後ろに行ったとき,多少ぼやけた感じに聞こえるのだが,むしろそこは,BlasterX Acoustic Engine Proのカスタマイズを積極的に試す場面だろう。
 前述のとおり,筆者は「Surround」の値を少し上げることで対応したが,やり過ぎない程度に設定値を上げるのは効果的だと思うので,こういうところからBlasterX Acoustic Engine Proの持つカスタマイズ性の高さを味わってみるといいかもしれない。


マイク入力はノイズキャンセリングが効いており,良好


 次はマイク入力だ。
 BlasterX Acoustic Engine Proで設定できる入力関連のサウンドプロセッサは前述したVoiceFX だけなのだが,実際に音を聞いてみると,ノイズリダクションがしっかりと効く,良質な音質傾向を確認できた。これはSound BlasterX H7およびSound BlasterX H5のマイク品質が高いがゆえということになるだろう。ここ数年,ゲーマー向けサウンドデバイスにおけるマイク入力特性の優秀さで定評のある,Creativeの製品らしい結果といえる。

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 聞いた印象だと,とくにSound BlasteX H7のマイク入力は非常に素直な音質傾向のうえ,ノイズが綺麗になくなっているだけでなく,エコーもないので,極めて実用的かつ優秀と断言していい。
 Sound BlasterX G5とSound BlasterX H5の組み合わせも,ノイズリダクションがとても有効に機能しているため,室内のノイズはまったく気にならなかった。

 両製品に共通しているのは,「インターネットを介した音声データの転送時に変調・増幅が入ることで,ボイスチャット相手側の聞きやすさに露骨な影響を及ぼす室内ノイズ」をとにかく減らすという方向性だ。そしてこれは,ゲーム用途において,まったく正しい手法であるように思う。


Sound BlasterXのUSB接続モデルからは,アナログ接続モデル以上にゲーマーへの配慮を感じる


 以上,Sound BlaserX H7と,Sound BlasterX H5の接続を前提としたSound BlasterX G5を見てきた。

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 個人的に新鮮な驚きだったのは,Sound BlasterX H7と,Sound BlasterX G5+Sound BlasterX H5とで,音質傾向に意外な違いがあったことだが,いずれにせよ,感情を刺激せず,ひたすらゲームプレイに没頭してもらうことを優先した低弱高強指向の設計は,ゲーマー向けモデルらしいアプローチとまとめることができるだろう。「X」が付かず,ホームオーディオユーザーも対象にしたSound Blasterの通常モデルと,今回取り上げたSound BlasterXシリーズとでは,明らかに特性が異なっている。

画像(028)【PR】徹底検証,「Sound BlasterX」のUSB接続型ヘッドセット「H7」とサウンドデバイス「G5」。 いずれも使えば使うほど唸らされる「ゲーマー向けモデル」だった
 また,今回の主役である2製品で共通して採用するBlasterX Acoustic Engine Proだが,出力周りはBlasterX Acoustic Engine Liteと同じ「プリセットを選ぶだけ」の簡便さは維持したまま,そのうえで「追加でちょっとパラメータを弄るだけ」でカスタマイズを行えるようにして,逆にVoice FXでは昨今のゲーム実況向け(?)に設定項目を解放し,一方でマイク入力周りではユーザーに解放しないなど,設定項目にメリハリがついて,使いやすくなったことを歓迎したい。

 とくに出力系は,ベースのプリセットがあるので,微調整のイメージを掴みやすい印象だ。こういう形でのフルカスタマイズ機能であれば,「サウンドデバイスの詳細設定はよく分からないし面倒だからから触れない」というタイプのゲーマーも,それほど抵抗感なく設定項目に手を伸ばせるのではないかと思う。

 その意味でSound BlasterX H7とSound BlasterX G5は,音質傾向だけでなく,使い勝手もきっちりゲーマー向けとして仕上がってきたUSB接続型モデルだといえる。両製品は,ゲームに使えるUSB接続型ヘッドセットやサウンドデバイスを探しているとき,真っ先に購入を検討すべき存在と述べて過言ではない。

Sound BlasterX H7 製品情報ページ

Sound BlasterX G5 製品情報ページ

クリエイティブメディア 公式Webサイト

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