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[CJ 2008#46]ChinaJoy 2008に出展した唯一の日本企業,ケイブの中国展望
女神転生シリーズは,日本だけでなく世界的にもかなり売れたゲームであり,アメリカ,ヨーロッパなどでもファンを抱えているという。そして,中国国内でもかなり知られているとのこと(中国では正規発売はされていないのだが)。オンラインゲーム版も,潜在市場としては有望といえるだろう。
ミニ四駆は,日本ではかつて何度がブームになったことで大人から子供まで知名度は高いのだが,海外,とくに中国において知られているのかという点が少し気になった。張氏によると,中国全般での認知度はさほど高くないものの,北京や上海などの都市部ではオモチャとしてかなり知られているらしい。こちらは,「ミニ四駆」のネームバリューに頼るのは苦しいかもしれない。
ちなみに,今回の取材期間中にダレット,コーエー,ケイブと日本企業3社に「中国側パートナーに求める条件」を聞いてみたのだが,重視するところが三者三様で面白かった。
ケイブの場合でいえば,基本的に力を持ったところと組みたいという方向と,プリペイドの強さ重視を求めている。(中国にとっての)海外企業が中国サービスを行う場合には,国との強いコネクションを持っているかどうかが重要になる。そういった意味を含めて,力のある大手プロバイダとの協業を望む一方で,課金形態などを鑑みてプリペイド市場をどの程度押さえているかが重要なポイントだという。そういったところから,まず大手数社から当たってみるというのも正攻法である。また,契約したあとの関係も重視しているようで,5年契約を基本として,関係の長期維持を望んでいるとのこと。オンラインゲームで5年間の縛りは,割と厳しい気もするが。
今回こういったショウに出展した理由としては,度重なる日本企業の進出失敗もあってか,中国市場というものがどういったものなのかを自分達の目で実際に見て判断することが必要と感じたからだという。仲介などの人任せにせずに,相手と向き合ってパートナーシップを取っていく。それがケイブの理想のようだ。こういったアプローチで中国市場のパイオニアになりたいと張氏は語っていた。
今回紹介したケイブのやり方も正解かどうかは,フタを開けてみなければ分からないのだが,よりよい関係を求めて積極的に乗り出す姿勢には好感が持てる。ケイブの健闘を祈りたい
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真・女神転生IMAGINE
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ワクワク無限大∞ミニ四駆ワールド
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