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印刷2005/07/22 15:53

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[CJ 2005]Webzenの「一騎当千」がプレイアブル展示

 「Huxley」のムービーやプレイアブルな「SUN(Soul of the Ultimate Nation)」の展示などを筆頭に,広いブースを出していたWebzen。基本的にはE3 2005と同じ出展内容となる同社にとって,重要な違いは,オンラインアクションRPG「一騎当千」がプレイアブルの形で展示された点にある。
 一騎当千については,かつて「こちら」の記事で紹介したことがある。三国志をモチーフとし,史実に材を取った各種ステージを戦いつつ,自勢力による中国統一を目指すというストーリー内容のオンラインアクションRPGだ。

 今回明らかになった情報のなかで,最も重要なのは,キャラクターの職業設定が6種類というものだろう。さまざまな武器,防具を使いこなし,華麗な動作が特徴の「武士」,遠距離攻撃が得意で,攻城兵器を使える「弓箭手」,主に攻撃魔法を使いこなす「五行師」と,"暗黒系魔法"を駆使する「八卦師」,敏捷で偵察任務にも適した「刺客」,そしてヒーラーに相当する「医仙」が用意されている。

今回試遊台に用意されていたのは武士のみだった


 せっかくなので,筆者も実際に触ってみた。画面はある程度ズーム可能なクォータビューで,自キャラの移動や敵をポイントするときはシングルクリック,攻撃はダブルクリックで行う。アクションRPGだけに敵味方とも移動は速い
 ダブルクリックによる通常攻撃のほか,F1〜F3キー(もしくは数字キー)で特殊技を繰り出せる。回転しながら周囲の敵をなぎ倒していったり,地面を叩くようなモーションで広範囲の敵を倒すものなどが使えたが,これはなかなか爽快な使用感だった。敵のまっただ中に踏み込んで,首尾よく技を炸裂させると4〜5人の敵が同時に転倒するのである。技の種類によってそれぞれ異なるステータス数値を消費するので,いろいろな技を織り込んでいくのが正しい戦い方なのだろう。なお,コンボによるボーナスなどは,とくに入っていないようだった。



 試遊台は2グループに分かれており,それぞれ相手チームのキャラおよびNPCを倒した数で勝敗を決める,得点制の対戦プレイとなっていた。性質上,PvPもある程度重視しているのだろう。

 現時点では実装されているキャラクターと技の種類が限られており,また敵NPCの動きも単調なものだったが,特殊技を使うタイミングについて敵プレイヤーとの間で駆け引きを繰り広げれば,それなりに面白くプレイできそうだ。ただ,動作条件がPentium III/800MHz以上,GeForce 4 MX(グラフィックスメモリ64MB)以上と,かなり抑えられていることもあり,クォータビューでかなりこじんまりとした画面イメージなので,特殊技の発動時のエフェクトなどは,ぜひもっと派手にぶちかましてもらいたいと感じた。
 なお,2006年上半期にはβテストが行われる運びとなっている。(Guevarista)
  • 関連タイトル:

    一騎當千

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