Activisionから発売中のFPS，「Wolfenstein」のデモ版を4GamerにUpした。第二次世界大戦の只中，ナチスドイツが秘密裏に開発中の「オカルトパワーを使用した秘密兵器」をめぐって連合軍のトップエージェント，B.J.Blazkowiczが大活躍するという物語。一見するとミリタリーだが，実際はアメコミタッチの波瀾万丈の物語が展開するのだ。

　デモ版では，ドイツ兵士が多数警備している駅構内を，レジスタンスの仲間と一緒に突破していくというシングルプレイキャンペーンの冒頭部分がプレイできる。
　主人公のB.J.Blazkowiczは，マシンガンなどの通常兵器のほかに，謎のパワーを秘めたアミュレットを持っており，この力を解放すると通常では通り抜けられない壁を通り抜けたり，敵の弱点を見抜いたりといったことができる。
　ゲームの舞台となっている駅の中には，あちこちにドイツ軍兵士がおり，激しい銃撃戦をたっぷりと楽しめるはずだ。弾薬は倒した敵から奪えるので，弾切れの心配をせずに思い切り撃ちまくろう。

　ゲームを進めていくと，ドイツ軍が開発したパーティクルキャノンという超兵器が手に入る。発射した光線を浴びた敵が，一瞬にしてバラバラになってしまうという凄まじい威力を発揮するもので，これさえ持ってしまえば，片っぱしから敵をなぎ倒していける。プレイヤーを待ち受けるドイツ軍の機関銃座を撃破し，駅構内を抜ければデモ版は終了だ。

　敵の数は多いものの，豊富な弾薬と強力な超兵器が手に入るので，それほど苦労せずに終わらせられるはずだ。FPS黎明期の傑作「Wolfenstein 3D」（1992年）以来続くWolfensteinシリーズの最新作となる本作。デモ版としては，少しあっさりしすぎな感じはするが，ますますパワーアップした主人公の活躍を楽しもう。

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