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HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表
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印刷2019/01/10 19:19

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HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

 Kingston Technologyのゲーマー向け製品ブランドであるHyperXは,CES 2019のタイミングで,ワイヤードヘッドセットの新作となる「Cloud Orbit S」と,その下位モデル「Cloud Orbit」(以下,Cloud Orbit)を発表した。

Cloud Orbit S
画像(003)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

こちらがAudezeのMobius。カラーリングとロゴは異なるものの,左エンクロージャ部のボタン配置などはCloud Orbit Sとそっくりである
画像(020)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表
 CES 2019のHyperXブースではその実機展示もあったのだが,実のところ,Cloud Orbitシリーズの外観は,4Gamerでレビュー済みのAudeze製ヘッドセット「Mobius Headphone」(以下,Mobius)の色違いにしか見えない。そこで説明員に直球で尋ねてみたのだが,結論から言うと「ビンゴ」だった。
 説明員いわく,Cloud Orbitは,Audeze,そしてAudezeにヘッドトラッキング技術「Waves Nx」を提供しているWaves Audioとの協業で生まれた製品とのことである。

 Mobiusがどういう製品かという話はレビュー記事を参照してもらえればと思うが,簡単に振り返っておくと,USBワイヤードおよび3.5mmミニピンのワイヤード,そしてBluetooth接続に対応するヘッドセットだ。どの接続方式を選択していたとしても,ヘッドトラッキング技術「Waves Nx」を活用することで,優れたバーチャルサラウンドヘッドフォン出力を行えるのが大きな特徴となっている。

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[2018/12/28 00:00]

画像(004)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表
 そしてCloud Orbit Sは,そんなMobiusからBluetooth接続周りをカットし,ワイヤード接続専用としたモデル,Cloud OrbitはそこからさらにWaves Nxベースのヘッドトラッキング機能もカットしたモデルになっている。説明員によると,後者では代わりのバーチャルサラウンド技術も採用していないため,シンプルな2ch出力対応モデルになっているそうだ。
 総じてCloud Orbitシリーズの2モデルはMobiusの下位モデル的な存在とイメージしておくのがいいかもしれない。

操作系やインタフェース類がすべて左エンクロージャに集中しているのも,もちろんMobiusと同じ。「3D」と書かれたボタンは,Waves Nxの有効/無効を切り替えたりするためのものだ。USB Type-Cポートを挟んで左エンクロージャの後ろ側には,4極3.5mmミニピン端子と,マイク入力音量調整ダイヤル,ヘッドフォン出力音量調整ダイヤルが並んでいるが,これらもMobiusと完全に同じである
画像(005)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表 画像(006)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

Cloud Orbit Sを装着した状態
画像(009)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表
 説明員によれば,搭載するスピーカードライバーがAudeze独自の平面駆動型である点も含めて,ハードウェアの基本仕様はMobiusと完全に同じ。先のレビューでは「ゲーム用途での使い途がない」としてMobiusのBluetooth接続時における音質評価テストを省略していたりするので,その意味ではCloud Orbit Sのほうがむしろゲーマー向けモデルとしては適切な選択肢となるかもしれない。

着脱式の楕円形イヤーパッドを採用する点や,ヘッドバンド部の造形もMobiusと同じ。あまりにも変わらなすぎて,「Mobiusのレビューを読んでください」以外のコメントがしにくい(笑)
画像(007)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表 画像(008)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

ゲームによるデモを体験中の様子
画像(018)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表
 HyperXブースでは,音楽再生によるデモと,「Call of Duty: Black Ops 4」によるプレイデモで,Cloud Orbit Sのサラウンド効果を体験できた。筆者にとってWaves Nx対応ヘッドセットは今回が初体験となるのだが,画面をセンターに捉えた状態で左右に首を回せば,動きに合わせて音の聞こえる方向が変わり,敵が視界外から近づいてくれば,その方向から音が聞こえるという具合で,「情報としての音」を拾う能力はかなり高いのではないかという印象がある。
 筆者のように,バーチャルサラウンド対応ヘッドセットを好むタイプのゲーマーからすると,面白いヘッドセットが登場すると言えるのではなかろうか。

ちなみにCloud Orbit。見た目はCloud Orbit Sとほぼ同じだ。上位モデルで「3D」ボタンがあるところにもボタンがあったが,Waves Nxの有効/無効切り替え用としては機能しない
画像(010)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

 気になる北米市場におけるメーカー想定売価は,Cloud Orbit Sが329.99ドル(税別),Cloud Orbitが139.99ドル(税別)となっている。いずれも北米市場では2019年3月末発売予定だそうだ。
 Mobiusは北米市場におけるメーカー想定売価が399ドル(税込)なので,少なくともCloud Orbit Sで「Bluetooth分」だけ安価になっているのは間違いない。Waves Nxベースのヘッドトラッキング機能が気になる人にとっては面白い製品が出てきたと言えるだろう。


QuadCast


 なおブースでは,同じくCES 2019のタイミングで発表となったHyperX初の単体マイク製品「QuadCast」もチェックすることができた。
 円筒形のマイク本体が,ショックマウントを介してスタンドにつながるという仕様そのものはオーソドックスながら,肝心のマイク本体とショックマウント部においてかなりの部分が赤く,全体としてはかなり個性的な外観となっている。実況映像に映り込んだとき目立つ見た目なので,配信スタイルによって好みが分かれるかもしれない。

QuadCast。見た目はかなり派手だ
画像(011)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

 スタンド部分には,マイクを斜めに傾けられるような上下回転(チルト)の機能があった。

マイクを話者に向けられるように傾ける機能がある(左)。右は直立した状態の反対側からQuadCastを見たカット
画像(019)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表 画像(012)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

 マイクの“頂上”には,タッチでマイクのミュートをオン/オフできるスイッチがある。“底”はマイク入力の音量調整ダイヤルだ。下に並べた写真では分からないのだが,マイク音声をモニタリングするヘッドフォンを接続するための3.5mmミニピン出力も備えていた。

マイクの両端は上がミュート切り替え用タッチコントローラ,下がマイク入力音量調整用のダイヤルになっている
画像(013)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表 画像(014)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

 QuadCastでは,入力の指向性を切り替えるノブを本体に備えるのも大きな特徴の1つとなっている。ノブの操作で4種類の指向性を選択できる仕組みで,用意されている指向性は,ステレオ,オムニディレクショナル(無指向性),カージオイド(心臓型),バイディレクショナル(双方向性)だ。

指向性を切り替えるダイヤル。左からステレオ,オムニディレクショナル,カージオイド,バイディレクショナルの並びだ
画像(015)HyperX,Waves Nxベースのヘッドトラッキングに対応するヘッドセット「Cloud Orbit S」を発表

 スペックの詳細は明らかになっていないものの,機能的には,ゲーム実況者向け単体マイクの草分け的製品である「Razer Seirēn」に近い。3月にも販売が始まるという北米市場におけるメーカー想定売価は139.99ドル(税別)とまずまずなので,見た目と機能に惹かれるなら候補となるのではなかろうか。

HyperX日本語公式Webサイト

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