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Linden LabとIBM,Second LifeのキャラクターをOpenSimのメタバースへ転送実験に成功
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印刷2008/07/09 14:50

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Linden LabとIBM,Second LifeのキャラクターをOpenSimのメタバースへ転送実験に成功

画像集#001のサムネイル/Linden LabとIBM,Second LifeのキャラクターをOpenSimのメタバースへ転送実験に成功
 Linden LabとIBMは,「Second Life」上のキャラクターを「OpenSim」のワールド上にテレポートさせることに成功したと発表した。
 Linden LabとIBMは,ともにバーチャルワールドのオープン化を進めており,今回は,オープンソース版Second LifeというべきOpenSimにSecond Lifeのキャラクターを転送することに成功したという。

 OpenSimとは,Second Lifeのクライアントソフトのオープンソース化によって発生したプロジェクトで,Windows PC上で,独自のSIM(サーバー)を立てることができる。発祥からして,Second Lifeと親和性が良いのは当然の話なので,技術的には,まず第一歩が踏み出されたといったところか。今後はまったく違った方式で実装されているバーチャルワールドとのキャラクター相互転送なども試みられるものと思われる。

 今回の実験は,Linden Labのテスト用グリッドが使用されており,実際のSecond Lifeのグリッドでの運用時期などについては明らかにされていないが,今回用いられたプロトコルについては,Second Lifeアーキテクチャワーキンググループで公開される予定だ。
 本格的な相互運用となると,キャラクター転送以外にもさまざまなプロトコルが必要になると思われるが,個人やLinden Labとは別団体が立てたSimに,Second Lifeから集客が見込めるとなれば,Second Lifeの仮想土地バブル状態も解消されたり,新しいビジネスモデルなども登場したりしてくるだろう。 
 ゲームとはちょっと違った方向性の話とはいえ,バーチャルワールドとMMOゲームの境界ははっきりしたものでもない。今回の実験は,バーチャルワールド間の相互運用へのほんの一歩にすぎず,行く手には難関が存在する。しかし,そこで得られたノウハウや手法はゲームにも影響を与える可能性がある。現在のところ,ゲーム間で同じキャラクターが使えるようにしようというような動きはほとんど見られないが,可能性がまったくないわけでもないだろう。今後の動向に注目しておきたい。

Second Lifeアーキテクチャワーキンググループ

http://wiki.secondlife.com/wiki/Architecture_Working_Group

キャラクターテレポート実験の模様(動画)

http://torley.s3.amazonaws.com/Across-the-Metaverse.mp4
(MPEG-4コーデックが必要。開かない場合はダウンロードして拡張子をmpgに直すと開く場合もある)
  • 関連タイトル:

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    Second Life(Macintosh)

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