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[TGS2022]SteelSeries,光学式キーボード「Apex 9」や新型ヘッドセット「Arctis Nova」をTGS会場で初披露
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印刷2022/09/15 23:33

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[TGS2022]SteelSeries,光学式キーボード「Apex 9」や新型ヘッドセット「Arctis Nova」をTGS会場で初披露

 2022年9月15日,SteelSeriesの日本法人であるスティールシリーズジャパンは,ゲーマー向けキーボード「Apex 9」シリーズ(関連記事)と,ヘッドセット「Arctis Nova」シリーズ(関連記事)の国内発売を発表した。
 発売日は,キーボードが9月15日,ヘッドセットは10月7日である。ラインナップと税込のメーカー想定売価は以下のとおり。

●キーボード
  • Apex 9 TKL:10キーレスキーボード,2万6370円
  • Apex 9 Mini:60%キーボード,2万3620円

●ヘッドセット
  • Arctis Nova 7 Wireless/7P Wireless:ワイヤレス接続,2万7250円
  • Arctis Nova 3:USB接続およびアナログ接続,1万3720円
  • Arctis Nova 1/1P:アナログ接続,9540円

 SteelSeriesは,9月15〜18日まで開催中の東京ゲームショウ2022にブースを構えて,これらの新製品を展示している。本稿では実機の写真と合わせてそれぞれの特徴を紹介しよう。

東京ゲームショウ2022のSteelSeriesブース
画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS2022]SteelSeries,光学式キーボード「Apex 9」や新型ヘッドセット「Arctis Nova」をTGS会場で初披露

 キーボードのApex 9シリーズは,同社製品では一般的なフローティングタイプの製品で,10キーレスモデルのApex 9 TKLと,10キーやファンクションキー,矢印キーなどを省略した60%キーボードのApex 9 Miniという2製品をラインナップする。

手前がApex 9 TKLで,奥側がApex 9 Mini
画像集 No.006のサムネイル画像 / [TGS2022]SteelSeries,光学式キーボード「Apex 9」や新型ヘッドセット「Arctis Nova」をTGS会場で初披露

 10キーレスモデルのApex 9 TKL。会場に展示していたのは日本語配列モデルだが,英語配列モデルもラインナップするという

Apex 9 TKL
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60%キーボードのApex 9 Mini
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Apex 9 Miniの場合,キーの数が少ないので,[SteelSeriesファンクション]キーとの組み合わせで,フルサイズのキーボードと同じ機能を実現する
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 両製品ともに,SteelSeries独自の光学式キースイッチ「OptiPoint Optical Switches」(以下,OptiPoint)を採用したのが見どころとなっている。
 OptiPointは,約0.2msという応答速度の速さと,約1億回の打鍵に耐える耐久性の高さを備えたキースイッチだ。

Apex 9シリーズに採用するOptiPoint。標準搭載の「Liner」タイプに加えて,今後は「Tactile」タイプや「Clicky」といったタイプも用意するという
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 光学式キースイッチでは,アクチュエーションポイントをユーザーが変更できる製品がいくつか出ている。本製品も同様で,SteelSeries独自の総合設定ソフトウェア「SteelSeries GG」から,アクチュエーションポイントを1mm,または1.5mmの2段階に切り替えられるという。
 競合製品で採用する光学式キースイッチは,アクチュエーションポイントが1.5mm前後というものが多い。それよりも低いアクチュエーションポイントを設定できるOptiPointは,有利な立ち回りが行えるかもしれない。ゲームでは1mm,それ以外の用途では1.5mmといった具合に調整するのがよさそうだ。
 
 実際にApex 9 TKLとApex 9 Miniを試してみると,キーストロークが浅めで,キーの押下圧は35gと軽いこともあり,ノートPCのキーボードや低背スイッチ採用のキーボードに近いような印象を受けた。ソフトタッチのキーを好む人に歓迎されそうだ。

Apex 9 TKLを横から見た様子。キーストロークは浅めで,少し力を入れてタイプするとすぐに底を打つ感触だ
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 一方,ヘッドセットのArctis Novaシリーズは,国内でも愛用者が多い「Arctis」シリーズの後継である。すでに国内販売している「Arctis Nova Pro」と共通のデザインコンセプトを採用しつつ,SteelSeries独自のスピーカードライバーをベースとした音響システムである「Nova Pro Acoustic System」を採用したのが特徴だ。
 
 上位モデルであるArctis Nova 7 Wirelessは,低遅延を特徴とするSteelSeries独自のワイヤレス通信技術「Quantum 2.0 Wireless」と,Bluetoothの同時接続に対応したヘッドセットだ。独自方式で接続したPCやゲーム機でゲームをプレイしつつ,Bluetoothで接続したスマートフォンで通話できる。

Arctis Nova 7 Wireless
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 Arctis Novaシリーズでは,マイクは跳ね上げ式ではなく,収納式になっている。

収納式に変更となったマイク
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画像集 No.011のサムネイル画像 / [TGS2022]SteelSeries,光学式キーボード「Apex 9」や新型ヘッドセット「Arctis Nova」をTGS会場で初披露
左側のハウジングに、音量調整ダイヤルとマイクミュートボタンを配置
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右側のハウジングに電源ボタンとペアリングボタン,ボイスチャットの音量とそれ以外の音量を調整するChatMixダイヤルを搭載する

 Arctis Nova 3は,USB接続およびアナログ接続に対応したワイヤードヘッドセットで,ハウジング部分にLEDイルミネーションを搭載するのが特徴だ。

Arctis Nova 3
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左側のハウジングには音量調整ダイヤルとマイクミュートボタン(左),右側のハウジングにはLEDイルミネーションのオン/オフスイッチを搭載する
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 最後のArctis Nova 1は,アナログ接続対応のヘッドセットだ。見た目はArctis Nova 3と変わらないのだが,こちらはLEDイルミネーションを搭載していない。

Arctis Nova 1の白色モデル
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5極仕様の3.5mmミニピン端子
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 Arctis Novaシリーズに付属するアナログケーブルは,ヘッドセットと接続するほうの端子が5極,もう片方が4極の3.5mmミニピン端子という特殊な仕様となっている。SteelSeriesによると,5極のミニピン端子はマイクのグラウンドを追加することで,ノイズ対策を施しているのだという。

 また,Arctis Nova 7 Wirelessと,Arctis Nova 1には,PlayStationプラットホーム向けのArctis Nova 7P WirelessとArctis Nova 1Pというバリエーションモデルも販売するとのこと。基本的なスペックは共通で,ヘッドバンドがPSのイメージカラーである青色になっているのが目につく違いだ。

Arctis Nova 1P。ヘッドバンドが青色となっている
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 なお,SteelSeriesは,東京ゲームショウ2022の参加を記念して,9月15日から20日までAmazon.co.jpで利用できる割引クーポンを配布するという。クーポンコード「TGS22SSWIN」を入力することで,SteelSeries全製品が10%引きとなる。最新製品にも適用できるので,購入したい人は,忘れずに利用しよう。

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SteelSeriesのApex 9 TKL製品情報ページ

SteelSeriesのApex 9 Mini製品情報ページ

SteelSeriesのヘッドセット製品情報ページ

4Gamerの東京ゲームショウ2022特設ページ

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