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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」
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印刷2015/02/12 11:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」


著者近影
 どうやら,この世の中に本当の意味での発明品が生まれる余地って,もう少なくなっているらしいのね。例えば,火をつける道具。これはもう,マッチやライターやコンロなど,一通りの道具が過去の人達によって開発されてしまっている。今,新しく火をつける道具を作ろうとしたら,すでに発明されているものを組み合わせなければならないらしいわ。
 でもまあ,それは仕方がないわよね。人類だって,だてに歴史があるわけじゃないんだもん。そりゃ,思いつくものは形にするわよね。これってつまり,文明が成熟してきたってことでもあるわけだし。だから,決して悪いことではない。
 よく年配の方が「昔は大変だったんだよ,それに比べて今の者は」なんて言ったりするんだけど,そういう方でも食器洗い機を使っていたりするからね。便利さに乗っかってるじゃん! と。いや,それが悪いって言ってるんじゃないわよ。それこそが時代の流れなわけだから,それにあらがう必要って,さほどないと私は思うの。
 で,なぜ私が急にこんな話を始めたのかと言いますと。エンターテイメントの世界にも同じことが言えるんじゃないかと思うからであります。エンターテイメントって,要は面白いことを顧客に提供する職業なりジャンルのことだったりするんだけど,この面白さっていうのも,もう一通り出尽くしてしまった部分があると思うのよね。
 面白いことのパターンは,ほぼ誰かが発見済みというか。だからって,もうこの世に面白いことがないのかというと,決してそんなことはないの。発明品と同じく,既存の面白いことを組み合わせて,新しい面白いことを生み出せたりはするのね。
 つまり私が言いたいのは,「過去を乗り越えろ」ってことなのよ。昔の人は確かにすごいわよ。今に比べて苦労もあったと思う。でも,今の時代には今の時代なりの苦労があるの。過去を引き合いに出されても,その時とは状況が違うとしか言いようがない。
 要は,発明品でもエンターテイメントでも,昔と今とでは生み出すのに必要な能力が変化しているってことでもあるの。大切なのは,火を起こすことであり,面白いものを提供すること。権利の話はまた別だから置いとくとして,目的さえブレなければ過程や手段はそんなに問わなくたっていいと思うのよ。
 今までに似たものがあろうがなかろうが関係ない。だから,発明家以外はとくに新しいモノや方法にこだわる必要って,あんまりないんじゃないかしら。何より大切なのって“暮らしを便利にする”や“面白いことを提供する”ってことなわけ。過去の人との発想の対決ではないのね。
 そういう意味で「過去を乗り越えろ」と私は言いたいの。それを証拠にってわけじゃないんだけど,そしてここまで書いておいてなんなんだけど,前にもこの連載で「新しい発明はもうない」ってくだりを書いたことがあるという悲しい事実を,たった今思い出したわ。
 でもいいの。私が伝えたいことの本質が伝わるなら,昔使った話題でアプローチしても問題ない。私のプライドの持ち方は,この連載の場合「言いたいことを,どのようにいい話っぽく見せて伝えるか」であり,プロレスの場合は「どうやって私がゲイとしてリング上で楽しむか」なの。それが遂行できるのであれば,他人からどう思われようと関係ないわ。
 「あいついよいよネタが切れたか」と思われても構わない。当の本人が書いていて,「あれ? これひょっとして前に書いたことあるな」と思ったとしても構わない。いい話っぽく伝われば,細かいことなど!

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」
 というわけで,今週は「レジェンド オブ レガシー」について。これ,一番分かりやすく伝えるならば,スーパーファミコンで人気を博したRPG「ロマンシング サ・ガ」シリーズっぽいです。
 いや,当然のことながら,お話も世界観も違う,まったく別のタイトルよ? だけど,かつてロマサガで味わった面白味が取り入れられているのね。例えば,レベルという概念がなかったり,戦闘中に新しい技をひらめいたり,戦闘後にステータスが上がったり。これらは事実として,昔誰かが発明したゲイムの面白さの一つ。
 だからそこを取り上げて,「戦闘がロマサガっぽいよね」というひと言で,このゲイムへの評価を終わらせることもできるでしょう。だけど職業病なのかもしれないんだけどね,私はそうは思わないの。「ロマサガの何がどう面白いのか」という点に,徹底的に向き合った作品だと私は思っている。
 一部のクリエイターが共通しているという話ではあるんだけど,そういったこと以上に,ロマサガと向き合って作られた作品なんだろうなってことが伝わってくるから,とても好感が持てるのよ。要は,面白い。
 特筆すべきは,キャラクターを育てる楽しさ。経験値を溜めてレベルを上げるっていう,オーソドックスな育成ではないから,運も必要になってくる。その,やや思い通りいかない感じがちょうどいい。この,思い通りに育成できない感じを受け入れられない人もいるかもしれない。
 でも,オーソドックスな育成のRPGではないがゆえに,「これを提供するんで楽しんでください」っていうのがハッキリしていて,私は楽しめたわね。戦闘してナンボ。戦闘してキャラを育てていく。そこが楽しいゲイム。シリーズ化するかどうかは分からないけど,続編が楽しみね。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」

 作り手の立場に立ってみるわ。ロマサガのあの育成システムが発明だったとすると,あれを超える発明はなかなかできないと思うの。でも,作り手としてロマサガを絶対に超えられないのかといえば,そんなことはない。
 あ,可能性の話よ? 最終的には受け取る側の好き好きなんで,一概には言えないからね。それは分かってる。ただ,作り手の立場から言えば,昔のタイトルやクリエイターは確かにすごい。けど,それを超えていかなきゃジャンルが紡がれていかないじゃない。
 仕事にはいろいろなプロがいてね。同じ味を守るのもプロ。単純作業を繰り返すのもプロ。新しく何かを生み出すのもプロだし,既存のものを組み合わせて新しいものを作るのもプロ。一方で,作り出すことはできないけど,売り出すことはできるっていうのもプロだし,広告を出すプロもいる。
 要は,自分の仕事のどの部分にプライドを持つかって話だと思うの。それが,今まで誰も考えつかなかったことを考えることでも構わない。そこにはこだわらず,ただ顧客が喜ぶものを作ることに命をかけるのでも構わない。まあ,チームだったらその方向性を統一したほうがいいとは思うけど,それでもそのチーム内における役割やプライドの持ち方も千差万別。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第317回「過去を乗り越えろ」

 そうやって,それぞれがそれぞれのプライドに則って生み出した商品を,最終的には顧客も喜んでお金を出して,どちらも損をしない,そのようなビジネスができるといいなと,レジェンド オブ レガシーをプレイして思った一週間でございました。ではまた来週。

今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「ワールドサッカーウイニングイレブン 2015
PlayStation 3:特殊なDVD ※死亡確認
PlayStation Vita:「剣の街の異邦人 〜黒の宮殿〜
PSP:「サモンナイト5
Wii U:「ゼルダ無双
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
ニンテンドー3DS:「レジェンド オブ レガシー
Xbox 360:「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
今週末の2月15日,ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ大会「さいたまスーパーDDT 2015」を開催します。ディーノ選手は,中澤マイケル選手 with 松崎しげるさんと対戦予定。久々となる試合に向けてディーノ選手は,「大学時代の春休みが終わる直前っていうか……なんかもう憂鬱で。そういえばあの頃も休みが長すぎて大学行かなくなったような気がするのよね」とぼやいています。
  • 関連タイトル:

    レジェンド オブ レガシー

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