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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」
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印刷2017/11/02 11:00

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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」


著者近影
 先週「サイコブレイク2」PC / PlayStation 4 / Xbox One)を買ったというだけの話をしたんだけど,今週はちゃんとプレイしての感想などを。

 いやね,面白いわ。何より,前作「サイコブレイク」PC / PlayStation 4 / PlayStation 3 / Xbox One / Xbox 360)はプレイしたことがない私なのに,いきなり2をプレイしてみてもしっかりと面白いっていうのが素晴らしいわね。
 続編がいっぱい発売されるゲイム業界だけど,作り手にとって継続性って実は難しい問題なのよね。ゲイムに限らずエンターテイメント全般に言えることだけど。映画だってそうじゃない。最初の作品が好評だったからと続編を作ったはいいが,前作のほうが良かった……なんてケースは多々あると思う。
 続編にはね,どこまで前作を引っ張るかって問題が付きまとうのよ。前作からさらに深く掘り下げる作業は必要よ。なぜなら新作だからね。でも,そこを意識しすぎて前作を体験していないと意味が分からないような作品は,本末転倒。そしてその問題は,シリーズを重ねていくうちにより大きくなっていくのね。
 ファンはその世界観をさらに楽しみたい。でも,初めて味わう人がついてこれなくなるのでは意味がない。……意味がない,というのは言い過ぎかもしれないわね。最初から,前作の続きという位置付けで作られた作品であれば,意味はあるわ。ただ,エンターテイメントって基本的には“より多くの人に楽しんでもらいたい”という志が根っこにあって成立している世界だと思うの。そのためには,続編単体でもきっちり面白い必要がある。つまり,前作を知らなくても,楽しめることが大事なわけ。
 私がゲイムの作り手を尊敬するのは,シリーズの続編が出たとしても,基本的にその作品単品でも楽しいように作られているってところ。そこら辺の意識は数ある娯楽の中でも高いほうなんじゃないかしら。連続ドラマなんて,一話見逃すとついていけなくなっちゃうこともしばしばだからね。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」
 その点で,サイコブレイク2は前作をまったく知らない私でも,ちゃんと怖かったし,面白かった。正確に言うと,前作で起こったことや人間関係や組織図などの設定に関しては分からない部分があるわ。でも,分からないからといって,プレイする気を失うかといえば,そうでもなかったの。少なくとも私にとっては,だけど。
 「要するに,娘を取り戻しに行く話でしょ?」っていう,大ざっぱな理解でプレイを進めても問題なかった。ていうか,もともとこのゲイムって,ストーリーをそこまで理解する必要がない世界観なのよね。なぜなら,ちょっと狂った精神世界の話だから。シュールというか,突然変な世界にトリップしたりとかが頻発するゲイムだから,整合性に関してもプレイするにあたってはさほど重要ではない。
 ここからはただの推測だけど,ストーリーに関しての整合性はついているのよ,きっと。ただ,それってクリアしてようやく分かることで,プレイしている最中にはそこまで必要な要素ではない。簡単に言えば,目の前にある目的に向かってプレイできる作りになっているのよね。だから,初めてプレイする私でもすんなりと楽しめてるの。
 そして,ちゃんと武器がパワーアップしたり,自身の能力が成長したりだとかの成長要素が,ゲイム的な面白さを演出してるの。このゲイムの戦闘の基本は銃による攻撃なんだけど,弾数のマネジメントが緊張感を生み出しているのよね。自由に好きなだけぶっ放せるわけではない緊張感。節約を強いられるなかで弾を無駄撃ちしてしまったときの恐怖や焦り。こういう感情の操り方があるんだって,再確認したわよね。
 これって,レベルの高い格闘技やスポーツの駆け引きに似ているのよね。ボクシングで例えましょうか。普通は,パンチ力の強い人が,ボクサーとしても圧倒的に強いって思うでしょ。でも,実際はそうではない。パンチを的確かつ効果的に当てられる人が強いの。そして,競技という意味では効果的に当てているように見せて判定ポイントを稼げるボクサーが強いの。そのために必要なのが駆け引きなのね。いや,私はボクシングをヤったことがないから本当のところは知らないので,たぶんなんだけど。
 サッカーでもそうでしょ。ドリブルがうまいチームが強いわけではない。シュート力があるチームが強いわけでもない。90分の間,相手よりもゴールを多く奪うチームが強いの。
 ゲイムでいうと,プレイした人を楽しませたゲイムがいいゲイムなわけで。最新技術をふんだんに使ったゲイムが,必ずしも面白いわけではない。プレイヤーにどういう体験をさせるか。そこがキモなのね。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」

 で,サイコブレイク2に関しては,ホラーゲイムだから怖さを提供しようとしているわけ。その怖さにも種類があって,人間の狂った感じが怖い場合もあれば,人が次々と訳の分からない感じで死んでいく怖さもある。自分の最愛の人が生きているかどうか分からない怖さもあるし,シンプルに人知を超えた化け物が襲ってくる怖さもある。それが急に出てくる怖さ,見つからないように息をひそめて逃げる怖さ,そして手持ちの銃の弾丸が減っていく怖さ。色んな怖さがサイコブレイク2には込められているの。
 そしてそれらの恐怖を,ゲイム的な達成感というニンジンをちゃんとちらつかせながら提供しているわけね。これすなわち,プレイヤーとの駆け引き。こういうシーンを用意すればプレイヤーはこう感じて怖さを体験できるだろう。だから,この敵はこの登場方法で,このくらいの強さにしよう。
 ……このバランスというかセンスが本当に羨ましいわ。私もお客さんに喜んでもらう職業だからね。こういう,いろんな角度からの面白さを提供されると勉強になると同時に嫉妬心が沸いてきてしまう。いや,本当に怖面白い作品だと思うわ。ちゃんと人間が描かれているしね。ホラーアクションが苦手でなければぜひ体験してほしいタイトルね。ホラ,私だけが怖がるのイヤじゃん。怖いお化け屋敷に入ったら,ほかの人にもオススメしたくなるじゃん。そういう感覚。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第454回「前作をヤってなくても『サイコブレイク2』は楽しめた」

 そんな感じで今週はサイコブレイク2について語ってみました。それにしても,最近は待機ゲイムが多くて困るわ。「スーパーマリオ オデッセイ」に「アサシン クリード オリジンズ」PC / PlayStation 4 / Xbox One)は購入済み。まだ買ってないけど,「ARK: Survival Evolved」PC/PlayStation 4/Xbox One)も気になるし,発売は明日だけど「コール オブ デューティ ワールドウォーII」PC/PlayStation 4/Xbox One)もチェックしようかな,と。そして今月末には「信長の野望・大志」PC / PlayStation 4 / Nintendo Switch / iOS / Android)も!
 こう楽しみが多い状況を考えると,なんだかんだでいい人生を送れてるなって思うわ。幸せは“周りからどう見えるか”よりも“自分がどう思うか”だからな! 幸せですよ! そんなこんなでまた来週! ではではー。

今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「サイコブレイク2
PlayStation Vita:「GOD WARS 〜時をこえて〜
Nintendo Switch:「ファイアーエムブレム無双
ニンテンドー3DS:「スナックワールド トレジャラーズ
iOS:「クラッシュ・ロワイヤル

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手がプロデューサーを務めるDDTプロレスは,本日(11月2日),東京・新木場1stRING大会「新木場よ!私は帰ってきた!」を,3日(文化の日)に岐阜・岐阜市文化産業交流センターじゅうろくプラザホール大会「ドラマティック国盗り物語!2017」を,4日に福島・福島市国体記念体育館サブアリーナ大会「東日本大震災復興イベント〜ゴージャス松野レスラーデビュー15周年記念〜DDTプロレス福島大会『ゴージャスナイト』」を,そして5日に新潟・新潟市西川多目的ホ−ル大会「ドラマティックス新潟!2017」を開催します。この4連戦をどう乗り切るつもりなのかをディーノ選手に聞いてみると,「想像してごらんなさい。岐阜に行った日に試合が終わったら東京に戻って,翌日は福島へ移動するのよ? プロレスラーの仕事って,試合でも練習でもなく,移動時間が大半を占めているのよ」とぼやいていたので,移動中に遊べそうなゲイムをオススメしておきました。
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