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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」
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印刷2018/05/17 12:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」


著者近影
 この原稿が掲載された時点ではまだ40歳の男色ディーノです。明日,5月18日には41歳になります。もう純度の高いおっさんです。40歳はまだおっさんになり切れていない部分があるかもしれないけど,41にもなってしまえばそこら辺は通用しない。ええ,しっかりとおっさんです。
 ただね,おっさんだからといって嘆く必要があるかと言われれば,そうでもない。最近思うのですよ。おっさんにはおっさんの生き方がある,とね。もちろんね,今の時代に合った考え方だったり,時代に合わせた立ち居振る舞いだったりはしなきゃいかんのです。
 最近話題のセクハラ,パワハラ問題にしても,昔よりも社会の許容範囲が狭くなっているという現実があるのだから,昔よりも気をつけないといけないわけで。これは自戒を込めてだけども。
 こう書くと変に誤解されそうだから補足しておくけどね,パワハラもセクハラも昔からダメなもんはダメなんです。昔はパワハラもセクハラもOKだったみたいな雰囲気すら漂っている気がしますけどね,そんなことはない。我慢する人は昔からいたの。それが,ネットやSNSが発達したことによって,我慢している人が声を上げやすくなった。これ自体はいいことだと思うの。セクハラもパワハラも,結局は人によって許容範囲が違うってところからスタートしてるのよ。
 昔は,何となくではあるけど我慢の中間点が取られていた。でも,我慢できない人が声を上げられるようになったことで,基準が我慢を強いられる側に合うようになった。そうなると,総じて基準点が厳しくなるわよね。それが今だと思うの。我慢できる人もいればできない人もいる。どっちがいいとかそういう話ではなく。基準点が昔とは違う。これは理解しなきゃいけないんだと思うわ。

 で,こういう話をリングで対戦相手の身体をまさぐっている私がすると,「お前が言うな」という声が聞こえてきそうなんですがね。それは,逆に言いたい。プロレス会場,もしくは私が必要とされ,起用されている場所に,その論理を適用しないでいただきたい,と。
 そりゃ,日常生活でリング上と同じことをしていたら,叩かれても訴えられてもしょうがない。ヘタすりゃ捕まるでしょう。でもね,リング上は違うぞ,と。よく言われるけれども,リング上及びプロレス会場は“非日常”なのです。
 そもそも日常生活の中では,人を殴ったり絞め落としたりイスで相手の額をカチ割ったりすることもダメなわけですよ。で,私は勝つための方法として相手の弱点を突く=相手が嫌がることをする=相手の身体をまさぐるという,個性的な切り口で戦っているんだから。それが嫌いなら嫌いでいいの。ただ,一般的な論理を持ち込んで叩くのは違いますよ! というのは声を大にして言いたい。ホント,シンプルに「好き」「嫌い」だけでいいんで。

 ま,話はそれましたが,一般生活におけるセクハラやパワハラの許容範囲が昔とは違うということは理解しなきゃいけないという話。で,おっさんは比較的長く生きている分,昔と今との違いをちゃんと把握しなきゃいけないよって話。だって,おっさんも今を生きているんですから。今の世の中に合わせないとしょうがないじゃない。
 ただ,それって一般社会のルールにおいては,なのよね。ここからが今回の本題なんだけども,こと仕事においては場合によって,おっさんはおっさんのまま,おっさんスタイルを貫いてもいいんじゃないか説を私はぶち上げたい。
 これはもうシンプルな話で,若い感性は若い人が担えばいい,という考え方。若い人がおっさんの感性に反発して生まれるものって確実にあるのですよ。おっさんが若い感性を更新し続けるのもいいんだけど,若い感性は若い人が担えるわけだし若い人がおっさんの感性を持つのは難しいから,おっさんはおっさんの感性でいるのが一番建設的じゃないかと思うのです。
 ……ややこしいな。おっさんの感性にはおっさんのニーズがあるからね。若い者がその世界をより良くするために,おっさんを超えていかなきゃいけない。かっこよくプロレス的に言えば,それって譲られるものであってはいけないのですよ。あくまで乗り越えていかなければならない。そのために,おっさんは全力でおっさんでいなければならないのです。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」
 ということで,今週は「ゴッド・オブ・ウォー」。おっさんが主人公のアクションゲイム。海外にその傾向が顕著だけど,意外とゲイムや映画でおっさんが主人公のものって多いわよね。日本では「男はつらいよ」や「釣りバカ日誌」がそれにあたるのかしら。それというのも,世の中におっさんが多いから感情移入しやすいんでしょうね。
 このシリーズは,簡単に言えばおっさんがド派手なアクションで大暴れするゲイムなんだけど。今回はこれまでと大きく違うところとして,子供がいる,という点があるのね。これまでどおりの爽快でめちゃくちゃなアクションゲイムなんだけど,今回は子供がいるということで主人公に人間味が増しているのよ。これが,ストーリーはもちろん,ゲイムにも深みを与えてるの。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」

 というのも,これまでは,おっさんがいかに強い敵に対峙していくかを描いてきたわけ。けれども,今回は子供に接するときの完ぺきではない感じがうまく人が持つ弱さとして表現できてるのね。本当は人っていうか神なんだけど。で,子供の成長とともに,親も成長していく,みたいな。その描き方が秀逸。派手なアクションだけではない,人間としての感情の部分を刺激する深みがこのゲイムに加わったのよ。
 このことで,エンターテイメント作品として死角がなくなったような気がするの。これまでとは異なるアクション性を取り入れているものの,その遊びやすさはさすがだし,加えて深みまで備わった。よりオススメできるわよね。海外の映画をプレイしている感。世界観もそうだし,子供のルックスが絶妙に可愛くないのも逆にリアリティがあって可愛い。これ,ぜひ体験してほしいわ。まさに円熟期を迎えたシリーズ最高峰なんじゃないかしらね。至高のおっさんゲイム。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第480回「おっさんはおっさんでいい」

 今,おっさんレンタルっていうビジネスがあるんですってね。1時間1000円程度で。まあ,それにはいろんな背景があるんでしょうけど。少なくとも,おっさんになんらかの需要があるのも間違いないってことよね。
 なので,41歳を手前にした今。世のおっさんのために,おっさんである私が言い切ってやりましょう。おっさんはおっさんでいい。おっさんだから諦めるんじゃなく,おっさんであることに価値を生み出していきましょう。だって,価値は巡ってくるのを待つのではなく作るもんだってこれまでの人生で学んできたじゃない!
 ただキャリアを重ねただけのおっさんじゃなく。価値あるおっさんとして戦えばいいの。立場でつぶすんじゃなく,フェアにね。頑張れ,おっさん。あと,おっさんレンタルやってみたい。レンタルされるほうで。友達出来るかもしれないし。……うん,おっさんとしての前に,私頑張れ。

今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「ゴッド・オブ・ウォー」
PlayStation Vita:「GOD WARS 〜時をこえて〜
Nintendo Switch:「OPUS-地球計画
ニンテンドー3DS:「牧場物語 ふたごの村+
iOS:「ドラゴンクエストライバルズ」「ウイニングイレブン カードコレクション

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手がプロデューサーを務めるDDTプロレスは,今週末の5月20日に後楽園ホール大会「Audience 2018」を開催します。ディーノ選手はナウ・バラエティ班の一員として,大石真翔選手率いるニュー・バラエティ班と対戦予定。年齢的にはディーノ選手らに近いはずの大石選手が,なぜニューなのか? という素朴な疑問をディーノ選手にぶつけてみたところ「そんなことを聞かれても,こっちも理解できてないから……」と言葉を濁していました。そこで大石選手にも同様の質問をしてみると,「ぼくは率いているだけです」とのこと。やっぱり分かりませんでした。
  • 関連タイトル:

    ゴッド・オブ・ウォー

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