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インディーズゲームの小部屋:Room#616(番外編)「2019年 人気タイトルベスト10」
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印刷2019/12/25 10:00

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インディーズゲームの小部屋:Room#616(番外編)「2019年 人気タイトルベスト10」



 2019年最後の「インディーズゲームの小部屋」は,年末恒例の「2019年 人気タイトルベスト10」をご紹介。この記事は,今年取り上げた計49タイトルの中から,読者に最も多く読まれたものをランキング形式で振り返ってみようというものだ。もう,この説明をするのも何度めだろう?

 ともあれ,「何か面白そうなゲームはないかな?」と考えている,時間がないそこのアナタも,これさえ読めばズバッと解決。白いギターを背負ったキザな私立探偵も思わずニッコリだ(?)。今回も多彩なジャンルのゲームがランクインしているので,遊び逃しているものがないか,チェックしてみよう!



第10位「Dawn of Man」


 第10位は,人類の夜明けを体験できるシミュレーションゲーム「Dawn of Man」。プレイヤーは原始時代の人類に指示を与え,集落を発展させていくことになる。ゲームには,旧石器時代,中石器時代,新石器時代,銅器時代,青銅器時代,鉄器時代という6つの時代区分があり,まずは1万2000年前の狩猟・採集生活からスタート。憧れの(?)マンモス狩りもできるが,反撃されて死んでしまうことも。新たな知識や技術を身につけ,生活を豊かにしていこう。

「Dawn of Man」公式サイト


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第9位「Slay the Spire」


 第9位は,ゲームを始めるたびに構造が変化する塔を攻略していく,ローグライクなカードゲーム「Slay the Spire」。バトルの基本は,5枚の手札からカードを選び,攻撃や防御を行って相手を倒すというもの。次ターンの敵の行動があらかじめ表示されているので,状況に応じて最適の手を打つのが勝利へのカギだ。バトルに勝つことで入手できるカードでデッキを強化しながら,ステージを攻略していこう。戦略性とランダム性のバランスが絶妙な,中毒性の高いゲームだ。

「Slay the Spire」公式サイト


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第8位「ISLANDERS」


 第8位は,小さな島にさまざまな建物を建てていく街づくりゲーム「ISLANDERS」。本作の特徴は,何かを建設するためのリソースが不要なこと。特定のテーマに沿った複数の建築物が入ったパックがランダムで提示され,それを島の好きな場所に配置していくのだ。建物を配置するとスコアを獲得でき,島の発展ゲージが満タンになるとステージクリア。より大きな次の島へと進めるようになる。一風変わったゲームシステムと,ローポリゴンのカラフルなグラフィックスが大きな魅力だ。

「ISLANDERS」Steamプロダクトページ


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第7位「HEARTBEAT」


 第7位は,ゲームボーイアドバンス風のグラフィックスが目を引くRPG「HEARTBEAT」。舞台となるのは,人間とモグワイと呼ばれるモンスターが共存する世界。プレイヤーは主人公のイブとなって,ケットシーの相棒クレインと一緒に世界各地を冒険することに。モグワイ達の可愛らしいデザインが魅力的で,仲間になったモグワイのスキルを使って,フィールド上のギミックを乗り越えていく。残念ながら日本語化はされていないが,RPGファンにはぜひオススメしたい。

「HEARTBEAT」Steamプロダクトページ


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第6位「Bladed Fury」


 第6位は,古代中国を舞台にした横スクロールアクション「Bladed Fury」。本作の見どころは,何と言ってもオリエンタルな雰囲気満点のグラフィックス。中国版の「朧村正」とも言うべき異国情緒たっぷりの美麗な背景と,まるで妖怪絵巻から抜け出してきたような悪鬼羅刹のデザインは一見の価値あり。素早さを活かして戦う双剣と,一撃の威力を重視した大剣の2種類の武器を使ったアクションも爽快感があり,完成度の高いゲームに仕上がっている。

「Bladed Fury」公式サイト


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第5位「Cliff Empire」


 第5位は,近未来的な景観が楽しめる都市建設シミュレーション「Cliff Empire」。本作の地球は核戦争の影響により,地表が厚さ300mの放射能の霧に覆われ,人類が住めるのは人工の高い崖の上のみ。限られた土地を有効利用するため,崖ごとの自然環境や埋蔵資源を考慮しつつ建造物を配置し,軌道ステーションからの入植者を迎え入れよう。ゲームを進めると崖の上の平地だけでなく,壁面にも施設を建造できる。作り上げた都市を自由に散策できる一人称モードも面白い。

「Cliff Empire」公式サイト


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第4位「Wargroove」


 第4位は,オーラニアと呼ばれるファンタジー世界を舞台としたストラテジーゲーム「Wargroove」。プレイヤーはアンデッド軍団に襲われたチェリーストーン王国の軍を指揮して,敵勢力と戦っていく。剣士や弓兵を始めとする陸上ユニットから,ハーピーなどの飛行ユニット,さらには軍艦といった水上ユニットまで,多彩なユニットが登場する,ファンタジー版「ファミコンウォーズ」といった趣のゲームだ。オリジナルのマップやシナリオを作れるクリエイトモードもあり,長く遊べること間違いなし。

「Wargroove」公式サイト


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第3位「Baba Is You」


 今年の第3位は,文法的にはおかしい,ヘンテコな英語を駆使してルールを作り替え,ゴールを目指すというパズルゲーム「Baba Is You」。本作最大の特徴は,英単語が書かれたブロックを並べ替えて文章にすることで,ステージ全体のルールを変更できるという点にある。例えば,「ROCK」「IS」「PUSH」の順にブロックを並べると,ステージ上の岩を押して動かせるようになる。単語の組み合わせは非常に自由度が高く,かなり頭を使うパズルゲームに仕上がっている。

「Baba Is You」公式サイト


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第2位「60 Seconds! Reatomized」


 第2位となったのは,家族と共に核シェルターに逃げ込み,限られた物資をやりくりして生き残りを目指すというサバイバルゲーム「60 Seconds! Reatomized」。ゲームを開始すると,わずか60秒後に原子爆弾が投下されるので,その前に必要な物資と家族を抱え上げてシェルターに放り込もう。準備を整えて自分もシェルターに避難したら,過酷なサバイバル生活のスタート。飢えや病気,火事などのトラブルを乗り越え,家族揃って生き延びられるかはプレイヤー次第だ。大抵は全滅するけど……。

「60 Seconds! Reatomized」公式サイト


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第1位「Blasphemous」


 そして栄えある第1位に輝いたのは,高難度の横スクロールアクション「Blasphemous」。プレイヤーは神の「奇蹟」によって呪われたクヴストディアの地を舞台に,主人公である「悔い改める者」となって苦悩の根源を突き止めるための戦いを繰り広げていく。謎と暴力に満ちたダークな世界観が本作の大きな魅力で,思わず目を奪われる,グロテスクなデザインのボス達とのバトルは迫力満点。PCのほか,12月にはPlayStation 4とNintendo Switchでも配信が開始され,これに合わせて日本語ローカライズが行われている。未プレイの人は年末年始にぜひ。

「Blasphemous」公式サイト


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 というわけで,2019年の「インディーズゲームの小部屋」もこれにて終了。連載で紹介したタイトルは,どれも筆者が胸を張ってオススメできるゲームばかりなので,その中から1本でも皆さんのお気に入りを見つけてもらえれば幸いだ。そしてこれまた,いつものようにランキングに入らなかったゲームから筆者のイチオシを選ぶとすれば……さんざん悩みつつも,つい先日紹介した「Sayonara Wild Hearts」に決定。とにかくポップでお洒落でハイスピードな,誰でも絶対に夢中になれる音楽アクションゲームなのだ。
 それでは,よいお年を!
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