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[TGS 2007#29]明日からCBTが開始される「ハルカ」をちょっぴり遊んでみた
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印刷2007/09/21 20:28

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[TGS 2007#29]明日からCBTが開始される「ハルカ」をちょっぴり遊んでみた

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 明日(9月22日)からクローズドβテストが実施されるMMORPG「ハルカ -WONG-YI's stories-」を,テクモブースのLievoコーナーで試遊してきたので,プレイの感触や,本作のゲームシステムなどをお伝えしよう。

 まず,本作では基本的に,移動やスキルの使用などはすべてクリックで行う。特別に変わったところのない操作体系なので,ほかのMMORPGに触れたことのある人なら操作に迷うことはないだろう。ただし,最近の多くのMMORPGでは,移動はW/A/S/Dキーにも対応しており,スキルもファンクションキーや数字キーで使用できるゲームが多いが,本作ではこうした操作には対応していない。
 プレイしていてとくに気になったのは,開いてあるウィンドウを閉じる操作がESCキーに対応していないことだ。複数のウィンドウを開いているときにそれらを閉じようと思ったら,いちいちすべてのウィンドウの“閉じる”ボタンを押さなければならないのは少々手間だと感じた。戦闘中に素早くスキルを使いたいときにも,キーボードから直接ショートカットが使えるほうが便利なので,操作についてはもう少し練りこんでほしいところだ。

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 逆に,ちょっぴり便利な機能としては,いまいるエリア全体のマップを表示させた状態で,行きたい場所をダブルクリックすると,その地点まで移動してくれるというものがある。例えば,街中で商人NPCのところへ行きたいと思ったときに,マップを開いて商人のいる場所をダブルクリックするだけで,簡単にたどり着けるというわけだ。しかし,あまりに離れた場所は指定できず,ある程度近い場所にしか自動で移動はできない。
 また,操作に困ったときにいつでも参照できるヘルプ機能として,PDAが用意されている。これは文字通りの意味の携帯情報端末で,ゲームプレイに関するさまざまな情報が閲覧できる。

 本作でプレイヤーが操作するのは,タイムマシンの実験中に起こった事故のために,古代中国に流れ着いてしまった22世紀の未来人。本作には職業の概念はなく,キャラクター作成時には性別/髪型/服装などを選択するだけだ。
 キャラクターの育成は,レベルアップするごとに得られる成長ポイントを,腕力や体力といったステータスに割り振っていく方式で,敵を倒すことによって得られる“悟り”ポイントを消費して任意のスキルを習得できる。この悟りポイントは,“瞑想”(ほかのMMORPGで言うところの,HP回復のための休憩)によっても少しずつ蓄積されていくというのが本作の特徴だ。戦闘によって得られるポイントのほうが断然多いものの,休憩中にもちょっとずつキャラクターが成長していくというわけだ。

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 本作では,レベル15以上でPKが可能になり,街以外のすべての場所でPKできる。しかし,PKフラグをオフにしているキャラクターを無差別に襲うと,ペナルティとして“正義”ポイントが減ってしまい,特定のクエストが受けられなくなったりする。また,クエストをこなすことで“評判”ポイントが上昇し,評判が高いキャラクターのみが受けられるクエストなどもあるとのこと。さらにステータスウィンドウをよく見てみると,“伴侶”という項目があったので,もしかしたら結婚システムなどもあるのかもしれない。

 キャラクターのレベルが20以上になると,攻城戦に参加可能になる。といっても,本作における攻城戦はプレイヤー同士の戦いではなく,隣国から攻めてくるNPCから城(=街)を守る(あるいは逆に攻める)というもの。城が陥落してしまうとNPC商人の物価が上昇し,住みにくい町になってしまうので,攻城戦が開始されたらいち早く駆けつけなければならないだろう。ちなみに,城がNPCに襲われたときは,メッセージが表示されるということだ。

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 現時点でのローカライズの完成度は約80%ということで,通常のプレイにはほぼ問題ないレベルに達していると感じた。全体を通してみると,本作のゲームシステムはごく一般的なものだと言っていいだろう。本作の特徴の一つである,SFっぽいメカや乗り物については,ある程度レベルが上がらないと使用できないようで,今回は残念ながら確認できなかった。SFプラス武侠というのが本作のウリだが,ゲーム序盤の展開は武侠色が強い印象で,レベルが上がり,メインクエストを進めていくにつれてSFっぽさを増していくのだと思われる。
 東京ゲームショウ2007の会場では,βテスター1000名の追加募集に参加できるクライアントDVD「Lievoコレクション in TGS2007」配布されているので,本作に興味をひかれた人はテクモブースのLievoコーナーに足を運んでほしい。

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  • 関連タイトル:

    妄想極限 カオティック・ブレイン -WONG-YI's stories-

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