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印刷2009/07/22 11:00

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【PR】正式サービスが始まった「エンジェル戦記」を手軽に楽しもう

可愛いキャラクターが,意外に激しく敵を殲滅 正式サービスが始まった「エンジェル戦記」を手軽に楽しもう

Text by 大陸新秩序

戦闘も進行もスピーディで爽快! オンラインRPG「エンジェル戦記」の魅力に迫る
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 待望の正式サービスが開始された,キューエンタテインメントのオンラインRPG「エンジェル戦記」。可愛らしい2Dグラフィックスに見覚えのある読者もいるかもしれないが,本作は,同社がサービス中のMMORPG「AngelLoveOnline」と同じく台湾のUserJoy Technologyが開発した新タイトル。見た目はAngelLoveOnlineにちょっと似ているかもしれないが,本作は戦闘により特化し,爽快感を追求した結果,プレイフィールはきわめてスピーディなものになっているのだ。そのあたりについては,2009年5月1日に掲載した先行体験レポートにも詳しいので,ぜひそちらも参照してほしい。
 ともあれ,本記事では,エンジェル戦記ならではの魅力と特徴をドドンと紹介していくことにしよう。

 

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選択可能な職業は「ファイター」「ハンター」「ウィザード」,そして「プリースト」の4種類。シンプルだがバランスのよい構成で,どの職業でもパーティプレイとソロプレイの両方を楽しめる

 

戦闘はインスタンスフィールドで! 簡単操作とコンボシステムで無双プレイを堪能
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インスタンス形式のバトルフィールドは,難度だけでなく,ほかのプレイヤーを招待するかどうかなどを任意に設定できる

 エンジェル戦記の最大のポイントは,なんといっても戦闘だ。本作では,バトルフィールドにインスタンス形式を採用しており,一つのフィールドには最大5人のプレイヤーが参加できる。またフィールド内はいくつかのエリアに区切られており,敵を殲滅したり,仕掛けられたギミックを解除させたりすることで,次のエリアに進入可能になるのだ。
 最終エリアの最奥にはお約束のボスが待ち受けており,そいつを討伐できれば晴れてそのフィールドをクリア。さらなるフィールドへの進入権を得られることになる。

 

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クエストでは,特定のバトルフィールドが指定される。レベルアップしたときなどはマメにチェックしよう

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フィールドは複数のエリアに分かれている。特定の条件を満たすとゲートが開き,「GO」と表示される

 

 戦闘自体は,マウスクリックまたはTabキーで敵をターゲットし,F1〜F12キーでショートカットにセットしたスキルを発動と,一般的なMMORPGとほぼ同じだが,大きな違いは本作に採用された「コンボシステム」にある。これは連続攻撃を決めると,画面上にコンボ数が「MAX HIT」として表示されていくというものだ。コンボ数が一定に達するごとに,「GOOD」「COOL」「GREAT」……「PERFECT」「MARVELOUS」と表示され,それに合わせてクリティカルヒット率も上がっていく――つまり,さらなるダメージを与えることができるのだ。

 

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敵が密集しているところに突っ込んでいって,そのまま駆け抜ける。すると敵がついてくるので……

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ついてきた敵がある程度の数になったら,範囲攻撃スキルでドカン! 攻撃が連続ヒットするとコンボ数も表示される

 

 エンジェル戦記の戦闘でなんといっても気持ちがいいのは,ワラワラと敵が群れているところに突っ込んでいって,ゾロゾロついて来たところを範囲攻撃で一網打尽! というパターンだろう。
 しかも,あえて位置取りを意識しなくとも適当にTabキーを連打しているだけでプレイヤーキャラクターがあっちこっちの敵に向かって移動するので,頃合いを見はからってスキルをぶっ放すだけというお手軽操作になっている。本作に用意された豊富な範囲攻撃スキルと上記のコンボシステムと併せて活用すれば,多数の敵をバッタバッタとなぎ倒す大きな爽快感を味わえること間違いなし。スピード感や勢いを重視したエフェクトに加え,ボスを討伐するまで長くても10〜15分程度という区切りのよさもあって,エンジェル戦記の戦闘は,無双系アクションゲームやスクロール型2Dシューティングに近いプレイ感覚を味わえるのだ。

 

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バトルフィールドには,AngelLoveOnlineでおなじみのパワーアップユニット「機甲」が配置されている。ボスと戦うときなどに活用しよう

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これも「機甲」。バトルフィールドによって,さまざまな形状のものが用意されているようだ

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各レベル帯に設置された「EXフィールド」に進入するためには鍵が必要。ちなみに鍵は進入するたびに一個消費される

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「EXフィールド」では,敵が強めに設定されている。適正レベル帯のプレイヤーなら,パーティでないと攻略は厳しい

 

ボス討伐の報酬やペット育成……見つけやすいプレイ継続のモチベーション
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各バトルフィールドの最後のエリアには,ボスが配置されている。可愛い外見のボスも多いが,油断してはいけない

 エンジェル戦記をプレイする理由として,各フィールドのボスを討伐した際の報酬も見逃せない。
 フィールドには「NORMAL」「HARD」「EXPERT」という三段階の難度が設定されており,高難度になるほどモンスターが強く,獲得経験値が多めになっていく。ボスもまた高難度なほど強いのだが,そのぶん,報酬としてレアアイテムが入手できる可能性が高い。
 レアアイテムには通常よりも強力な武器や防具,奥義スキルなどがあり,なかでも人気なのは移動速度などを上昇させる乗り物と,ペットの卵だろう。いずれもきわめて低確率でしか入手できないため,同じフィールドに何十回となく挑戦し,繰り返しボスを討伐しているプレイヤーも多いようだ。

 

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同じバトルフィールドでも,レベルが「HARD」「EXPERT」になると敵は強くなる。それはボスと戦うときに実感できるはず

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「ボス図鑑」で報酬をチェック。乗り物は主に「HARD」か「EXPERT」の報酬となっているが,入手確率は相当に低い……

 

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高レベルになったあたりで狙いたいボス二匹。こいつらを倒せるようになるまで育てるのはなかなか大変だが,がんばってみよう

 

 ペットは戦闘の補助をしてくれる存在で,最大6体まで呼び出せる。ペットはプレイヤーを中心とした「陣形」を組むことができ,それぞれに「敵を攻撃」「プレイヤーがターゲットした敵を攻撃」「攻撃しない」という3種類の指示を出せる。
 さらに,戦闘を通じて経験値を獲得させ,成長させる要素があり,レベルが上がると外見も変化していく。序盤のクエストでも2体のペットが報酬となっているが,いずれにせよ,何度もボスを倒してようやく手に入れたペットには強い愛着が湧くことだろう。

 

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少々分かりにくいが,ペットがスキルを使って敵を攻撃しているところ。首尾よく敵を倒すと,ペットも経験値を得る

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ペットの「陣形」を設定。この例ではまだ一匹なので,具体的な効果を感じられないのが残念だ

 

 また,そのようなペットの育成が面倒という人向けに,呼び出して放置しておくだけでペットが勝手に敵を倒して成長していくフィールドも用意されている。ペットが敵を倒して獲得した通貨はプレイヤーの懐に入るので,まさに至れり尽くせりだ。ただし,ペットの「満腹度」が下がったまま呼び出し状態にしておくと,「親密度」が下がってしまうので注意が必要。親密度が低い状態でペットが敵に倒されてしまうと,復活させた際に逃げ出してしまうこともあるのだ。

 

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「ペット訓練所」では,ペットのみが経験値を獲得できる。また、低レベルのペット訓練所のモンスターはノンアクティブだ

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「親密度」が低いペットは,復活させたときに逃げ出すこともある。警告を見ると,復活をためらってしまうかも?

 

充実した便利機能でプレイヤーは戦闘に専念! NPCイラストなど日本独自仕様にも期待
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画面中央下にある四つの独立したスロットにポーションをセットしておくと,設定に応じて自動使用する

 そのほか,マップ上でNPCの位置をクリックすると自動移動する機能や,バザーで出品されているアイテムの価格比較に便利なメモ機能など,さまざまな便利システムが用意されているエンジェル戦記だが,筆者的には「オートポーション機能」が便利だと感じた。
 これは専用スロットに回復ポーションをセットしておくと,体力やMPが設定以下の数値になった場合に自動で使用されるもの。設定はプレイヤーが任意で1%刻みに行える。アクション性の高い本作だけに,この機能があるかどうかで難度が格段に変わる。そのため,積極的に使っていきたいところ。アッという間にポーションを使い切ってしまうようであれば,そのフィールドはまだ適正レベルではないという判断基準にもなる。素直にレベルアップや武器/防具の強化を図ったり,あるいはほかのプレイヤーの協力を仰いだりしよう。

 

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一般的になりつつあるオート移動も標準装備。マップ上のNPCなどをクリックすれば,自動的にそこへ移動する

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バザー専用のフィールドも用意。メモ機能や目的の個人商店までのオート移動が可能で,価格の比較が非常にやりやすい

 

 エンジェル戦記は,システムによるフォローでプレイヤーの負担を減らし,そのぶん戦闘の爽快感と達成感を充実させた,一味違うオンラインRPGだ。全般的なプレイ感覚やフィールド構成,そしてボスの存在意義など,ステージクリア式のアクションゲームに近い雰囲気がある。
 その一方,プレイヤーの相互協力なしではクリアが難しいフィールドも用意されており,オンラインゲームならではのコミュニケーションを要求される場面も存在する。

 一つのフィールドをクリアするまでの時間の短さや,放置しているだけでも成長するペットなど,仕事や勉強の合間にプレイするのにも向いた本作。本日(7月22日),待望の大人数参加型バトルフィールド「大蛇の神殿」が実装されるなど,ガイア大陸も順調に広がり続けているようだ。よくある2DのMMORPGという印象を持たれがちなエンジェル戦記だが,この記事を読んで興味を持ったならば,一味違うプレイ感覚をぜひお試しあれ。

 

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日本独自仕様のNPCイラスト。これは竹浪秀行さんの描いたアテナで,女性っぽさと凛々しさを感じ取れる

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こちらは山口恭史さんの描いたパンドラ。セリフの口調とも相まって,ちよっと小悪魔的な雰囲気

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