プレイレポート
新コンテンツでPvPと協力プレイをより楽しめる「エンジェル戦記」大型アップデート第4弾「オリアの聖樹」先行レポート
本日4月7日,オンラインRPG「エンジェル戦記」(PC / PlayStation 3)にて,大型アップデート第4弾「オリアの聖樹」が実施される。今回のアップデートでは,中〜高レベル帯の幅広いプレイヤー層を対象としたエリアが追加されるほか,新たなPvPコンテンツと,ギルド単位で攻略するインスタンスコンテンツが登場する。4Gamerでは,実装に先駆けてその内容を確認してきたので,さっそく紹介しよう。
大型アップデート第4弾「オリアの聖樹」特設サイト
「エンジェル戦記」公式サイト
オリンポスの神々の庇護がない大地
「オリア」に訪れた異変とは?
平穏そのもののオリアだったが,とある夜に静けさを破り轟音が響きわたると,各地で異変が発生し始めた。さらには騒ぎに乗じて,潜んでいた山賊が姿を現したり,妙な仮面を被った地底の司祭が不気味な儀式を始めたりする始末……。そこでプレイヤーは,NPC「ヘルメス」達と協力し,オリアで起きているさまざまな事件を解決していくこととなるのだ。
NPC「ヘルメス」 |
NPC「アフロディーテ」 |
オリアはエメラルド平原を拠点として,レベル51〜120まで,対象レベル帯の異なる14のマップで構成されている。したがってエメラルド平原は,さまざまなレベルのプレイヤーが行きかう街となりそうだ。
さらに本作初の試みとして,「地底集落」「盗賊のアジト」の二つのマップには,一部にNPCを配置した場所が用意された。これらのマップは,一時的に拠点として利用することもできる。
オリアの全体マップ |
エメラルド平原 |
古竜の谷 |
祭壇の泉 |
地底集落 |
盗賊のアジト |
湧水の森 |
またレベルキャップも従来の100から120に引き上げられた。これにより,全職業あわせて新たに40種類のアクティブスキルが習得可能となる。
ゲーム内のさまざまな実績を達成すると得られるトロフィーも,49種類が追加される。特定の条件を満たし,NPC「トロフィー収集家」に話しかけるとアイテムを取得できるトロフィーもあるとのことだ。
モンスターは,新たに約150種類が登場。オリアのモンスターは,過去に実装された同レベル帯のモンスターよりも体力が高めに設定されているなど,全般に手強くなっている。
新しい武器と防具は,レベル105〜110のものが各種追加される。平原や森をモチーフとした,一風変わったデザインも見逃せないだろう。
戦略がモノをいう新PvPコンテンツ
「レジェンドエクストリームデュエル」
LEDでは,2人もしくは10人が2チームに分かれて対戦する。ただし1対1の場合は練習モードとなり,経験値と報酬は獲得できない。
またLEDでは,時間の経過とともに率いるNPCの強さが上昇していく。さらに「士気モード」では敵の撃破数に応じてNPCが強くなっていく。
そのほか,神々/英雄の重複が可能かどうかといった細かいルール設定が可能だ。
基本的なルールは,マップ上に設置された敵の本営を破壊したチームが勝ちというシンプルなもの。マップには上中下の3つのルートが用意してあり,味方NPCは一定時間ごとにそれぞれを進んでいく。プレイヤーは味方NPCとともに,敵プレイヤー/NPCと戦闘したり,敵の防衛施設を破壊したりしながら進んでいくのだ。なお,防衛施設は修理や再設置が不可能なので,敵の攻撃から味方施設を守る必要もある。
また操作する英雄/神々は,敵を倒すとレベルアップしていき,上級スキルを使えるようになる。加えて時間の経過および敵を撃破することによって,LED内で使える金貨を獲得できる。この金貨を使うと,自陣本営近くに配置されたNPCからLED専用の装備や消費アイテムが購入できるので,より有利に戦闘を進められるようになる。
なおLED中に上がったレベルや,取得したスキルおよびアイテムは,1回ごとにリセットされる。
LEDは,目の前の敵を倒せば勝てるという単純な内容ではなく,どのルートから攻めるか,どのタイミングでスキルやアイテムを取得すると効果的かといった,戦略/戦術の組み立てが勝負の決め手となっているといえる。
防衛施設「兵営」 |
防衛施設「砲台」 |
ギルドメンバー全員の力を合わせて遺跡を守れ!
「シタデルガーディアン」
「シタデルガーディアン」は,インスタンスフィールドで,オリンポスの遺跡を破壊するべく侵攻してくるモンスターを撃退するという,ギルド専用の協力プレイコンテンツだ。このコンテンツに挑戦するには,参加を希望するギルドメンバー一人につきアイテム「蔦の城郭お守り」一つが必要になる。なお,お守りは特定のボスモンスターがドロップする「盟約の魔晶石」10個と交換するか,あるいは有料アイテムとして入手する。
また,お守りを使って入れるようになったインスタンスフィールドは,次回のメンテナンスで閉じられリセットされる。つまりギルドメンバーの誰かが一度フィールドを開くと,そのギルド内でお守りを持っているほかのメンバーは,最大1週間,クリアするまでこのコンテンツをプレイできるのである。
なおフィールドがリセットされると,お守りも1個消費される。再びシタデルガーディアンに挑戦するためには,また新たにお守りを用意する必要があるというわけだ。
戦闘はステージ制となっており,1-1からスタート。3方向から攻め寄ってくるモンスターを一定数倒すと,1-2,1-3……と進行し,やがて登場するボスモンスターを倒すと次のステージである2-1に挑戦できる。モンスターを倒しきれず,遺跡を支える「蔦の妖精」の体力がなくなってしまうと失敗となるが,フィールドがリセットされるまではステージの最初から何度でも挑戦できる。例えば3-4で失敗したならば,3-1からスタートできるのだ。
このコンテンツにはレベルによる入場制限などはないが,モンスターはかなり強めに設定されているため,高レベルプレイヤーでないと前線で戦うのは難しい。そこで低レベルのメンバーは,フィールド内で資材を採集し,ボウガンや機甲を生産して防衛をサポートすることになる。
このコンテンツでボスモンスターを倒すと,低レベルプレイヤーなら一気に10レベル単位でレベルアップできるほどの経験値を稼げるので,ギルド全体の底上げが期待できるだろう。
ちなみに最高ランクのボスを倒すと取得できる「ウラノスバッジ」は,レアな乗り物と交換できるのだが,その必要数は500個。繰り返しボスを倒してコツコツと集めるのも悪くないが,掛かる時間を計算すると,ギルドメンバーやフレンドとトレードしながら揃えていくのが現実的かもしれない。
なお,このアップデートの実施とともに,新ワールド(サーバ)「ウラノス」が新たに開設される。
また4月24日には,エンジェル戦記をはじめとするキューエンタテインメントのオンラインゲームタイトルのオフラインイベント「Qonline Fiesta 2011」が開催される。同イベントは3月26日の開催を予定していたが,東日本大震災の発生により急遽延期となってしまっていたので,この知らせを喜ぶエンジェル戦記プレイヤーも多いことだろう。イベントの詳細は別途告知されるので,気になる人はぜひ目を通してほしい。
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(C)2009-2013 Q Entertainment Inc.
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