イベント
[Gamescom]シリーズ最新作「FRONT MISSION EVOLVED」は骨太のアクションが魅力。カスタマイズしたヴァンツァーでの対人戦も熱い!
その最新作となる「FRONT MISSION EVOLVED」は,2009年6月1日に発表され,6月5日には公式サイトにプロモーションムービーが掲載されたものの,公開された情報といえば,舞台となる時代が西暦2171年で,ゲームシステムはヴァンツァーを使って戦うTPS(三人称視点シューティング)になるということ,そしてプラットフォームがPC,Xbox 360,そしてPLAYSTATION 3の三つであることぐらい。
直後に行われたE3 09にも出展されなかったため,詳しいゲームの内容については謎に包まれたままだった。
まず最初にお伝えしておくべきは,本作はFRONT MISSIONシリーズの最新作であるものの,ナンバリングタイトルではないということ。シリーズのファンならばお気づきかもしれないが,つまるところ1996年にリリースされたスーパーファミコン用「FRONT MISSION SERIES GUN HAZARD」や,翌1997年にリリースされたPlayStation用「FRONT MISSION ALTERNATIVE」などと同様の,“派生作品”であるという。
本作の基本的な流れは,ヴァンツァーをカスタマイズしてアクションパートをプレイし,ストーリー展開をムービーで楽しんでいくというもの。あくまでもイメージだが,GUN HAZARDのアクションパートを3DのTPSで描いたものだといえば,理解しやすいかもしれない。
ヴァンツァーは,以前公開されたムービーからも分かるとおり,さまざまな形状のものが登場。従来作と同じように,両腕と両肩の四か所に武器を装備できるが,重量の概念があるため,機動力との兼ね合いがカスタマイズのキモとなる。なお,バックパックの機能によって,ブーストを効かせることも可能だ。
アクションパートで注目を集めそうなのは,“エッジモード”の存在。いわゆるバレットタイムのことで,発動中は敵の動きがスローモーションになり,じっくりと狙いを定めることができるようになる。
もちろんエッジモードは,いつでも無制限に発動できるというわけではない。敵にダメージを与えるごとに溜まるゲージがフルになったときにのみ,発動できるのだ。
また,従来作にはない要素として,人対ヴァンツァーの戦いがある。プレイヤーがヴァンツァーで敵兵を攻撃するシチュエーションのみではなく,その逆,つまり一兵士としてヴァンツァーと対峙する局面もある。
ヴァンツァーの大きさに圧倒されながらも,背後から忍び寄り,足下に爆弾を仕掛ける……といった戦い方もありそうだ。
なお,本作のストーリーのボリュームは,だいたい10時間前後のプレイで完結する程度とのこと。数字だけ見ると,少々物足りなさを感じる人も少なくないだろうが,これを補ってあまりあるのが,オンライン対戦の存在だ。同時に対戦できる人数は教えてもらえなかったが,どうやら多数対多数の対戦を楽しめるものになりそう。
「FRONT MISSION ONLINE」のサービスが終了してしまった今となっては,カスタマイズした自慢のヴァンツァーをぶつけ合う楽しみに,かなりの期待が寄せられそうだ。
さて,気になる本作の発売時期だが,残念ながら現段階でも「未定」とのこと。しかし,9月に開催される東京ゲームショウ 2009ではプレイアブル出展されるほか,このタイミングで新情報の公開も予定されている。
こうしたことを考えると,本作が発売される時期も,そう遠い未来ではないということだろう。
「FRONT MISSION EVOLEVED」公式サイト
- 関連タイトル:
フロントミッション エボルヴ
- 関連タイトル:
フロントミッション エボルヴ
- 関連タイトル:
フロントミッション エボルヴ
- この記事のURL:
キーワード
(C) 2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C) 2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C) 2010 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.