イベント
「DUST 514」は大型アップデート「UPRISING」で生まれ変わる。グラフィックスやUIを一新し,EVE Onlineとの連携も強化
本稿では,その初日である4月25日に行われた,「DUST 514」の最新アップデート「UPRISING」に関するプレゼンテーションの模様をお伝えしよう。
それでいてフレームレートは前バージョンよりも上がっているそうで,「グラフィックスは綺麗になったけど重くなった」ということにはならないという。プレイムービーも公開されているので,実際に確認してほしい。
また,色合いが単調だったドロップスーツや乗り物のカラーバリエーションが増えることも発表された。これによって単にカラフルになるというだけでなく,視認性が上がり,より遊びやすくなるという。
さらに,現在は役割ごとに選択しているドロップスーツが,スモール/ミディアム/ラージという3種類のサイズと,性能によって分けられる。プレイヤーは最初にドロップスーツのサイズを選択したうえで,カスタマイズを行っていく。
なお,スキルがスキルツリー型に変更されることも発表されたが,これにともない,アップデート実装後は,スキルポイントの振り直しを行うことになるので,現役プレイヤーは安心してほしい。
プレゼンテーション中,Laurino氏がグラフィックスの進化と同様に力を入れて紹介していたのが,DUST 514とEVE Onlineのプレイヤー間でボイスチャットを行うために必要だった有料アイテムUniversal Voice Transmitterの撤廃だ。現在もDUST 514のプレイヤー同士は無料でボイスチャットが利用できるが,アップデート実装後はEVE Onlineとのプレイヤーとも無料で話せるようになる。
各種ユーザーインタフェースも,より使いやすく変更されるが,もっとも目立つ部分は,スターマップの2D化だろう。これによって星が選択しやすくなるほか,その星のどの地区を攻撃するのかも指定できるようになるのだ。攻撃地区の選択はEVE Onlineのコーポレーション(ギルドのようなもの)の代表が選択権を持っており,DUST 514で勝利するとその地区を占領できる。
このほか,ゲームのランチャーなどにも改良が加えられ,今まで4分30秒ほどかかっていたログインから戦闘開始までの時間が1分30秒ほどに短縮されることや,操作系の見直しなどが発表された。
EVE Onlineが10周年を迎える5月6日を,アップデート実装日に選択した理由をLaurino氏に聞いたところ,「土曜日(4月27日)を待て」という返答だった。4月27日にはCCP PRESENTSという講演があるので,さらなる発表がありそうだ。その内容は追ってお伝えするので,楽しみにしていほしい。
「DUST 514」公式サイト
- 関連タイトル:
DUST 514
- 関連タイトル:
EVE Online
- この記事のURL:
Copyright (C) CCP 1997-2017