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大泉 洋さん,堀北真希さんらおなじみのキャストに加え,松任谷由実さんも生出演。“「レイトン教授と奇跡の仮面」完成記念WEB特番 〜奇跡の部屋〜”収録現場をレポート
「レイトン教授と奇跡の仮面」公式サイト
今回は,「『レイトン教授と奇跡の仮面』完成記念WEB特番 〜奇跡の部屋〜」と題して,2011年2月24日にUstreamで生放送された番組の収録スタジオにおじゃまさせてもらった。
大泉 洋さん,堀北真希さん,相武紗季さん,渡部篤郎さん,吉瀬美智子さん,市村正親さん,そして松任谷由実さんという,超豪華なキャスト陣が出演した本番組の観覧レポートをお伝えしよう。また,配信終了後に行われた合同インタビューも掲載しているので,最後までぜひ目をとおしてほしい。
なお,本番組は,現在Ustreamの同番組チャンネルにおいて,アーカイブが視聴可能。約1時間半にわたった同番組をじっくりと視聴したい人は,ぜひアクセスしてみてほしい。
Ustream.tv内「『レイトン教授と奇跡の仮面』完成記念WEB特番 〜奇跡の部屋〜」番組ページ
これまで,「レイトン教授」シリーズの完成記念発表会は大規模な会場を用いて行われてきたが,テレビなどでは発表会の一部しか放送されないという理由から,今回はUstreamでのライブ配信が実現したとのこと。今回の放映は,英国風の調度品に囲まれたスタジオにて,ゲストを迎えるトーク番組の形式で行われた。司会進行役を務めたのは,レベルファイブ代表取締役社長/CEOの日野晃博氏だ。
続いて,日野氏が大泉さんに向けてナゾを出題。大泉さんは,出題されたナゾに「奥行きがじゃまだなあ」と,もはやおなじみといえる失言をして笑いをとりつつも,レイトン教授さながらの推理力で見事に“ナゾ解明”をした。
ナゾ解きの途中からは堀北さんもトークに加わった。堀北さんは,今作で初めて登場するレイトン教授の若き日の姿(17歳)の映像を見て,「声があんまりヤングじゃなかった」とツッコミをさらりと入れるなど,随所でトークを盛り上げていた。
2人は,「奇跡の仮面」の新モードである「きょくげいウサギ」をプレイした。これは,可愛いウサギを裸眼立体視で愛でつつ,ウサギに曲芸を仕込むというモードだ。その出来については日野社長は,「同じ日に発売の『nintendogs + cats』に対抗するつもりで作った」と語るほどの自信を見せていた。
タッチペンの操作でさまざまなリアクションを見せるウサギには,相武さんだけでなく,渡部さんも頬を緩ませていた。
声優初挑戦となった吉瀬さんについて日野氏は,17歳と35歳という,二つの時代の姿を演じ分けるという難しい役柄だったが,見事に演じ分けたと賞賛していた。
市村さんは,「台本の厚さの割に自分の出番が少ししかなかった」とぼやいていたが,日野社長の「次回作では主役のような活躍です」との言葉を受けて,早くも次回作でブロネフを存分に演じられることを楽しみにしている様子だった。
またここで,今回スケジュールの都合でスタジオに来られなかった,ランド役の山本裕典さんからのビデオレターも紹介された。
最後のゲストとしてスタジオに現れたのは,「奇跡の仮面」のテーマ曲「Mysterious Flower」を手がけた松任谷由実さんだ。松任谷さんがゲームの楽曲を手がけるのは初めてのことで,ゲームの内容を踏まえて,松任谷さんが作詞・作曲したものとのこと。
これまでの「レイトン教授」シリーズでは,テーマ曲は悲しげな曲調のものが多く,今回もそういった曲調を依頼されていたが,松任谷さんはあえて明るい曲調で制作したのだという。
もちろんそれに日野社長は驚いたそうだが,「実際にゲームの映像に合わせて流してみたらしっかりとはまっていた」と太鼓判を押していた。また,松任谷さんは今作の作中にもキャラクター“ユーミン”として登場することや,「Mysterious Flower」のプロモーションビデオは,その“ユーミン”とレイトン教授達が共演するアニメーションとなっていることが明らかにされた。
なお,「Mysterious Flower」が収録された松任谷さんのアルバム「RoadShow」は,2011年4月6日に発売予定とのこと。
――「レイトン教授と奇跡の仮面」を今回プレイした感想はどうでしたか?
大泉さん:
今回,3Dということでね,映像もさらに凄くて本当に奥行きがあるというか,ゲームの世界に入り込みやすいというか……。とにかく,「3Dメガネをかけなくても見れるんだ!」ということにビックリしましたね。
――大泉さんはレイトン教授を長く演じてきましたが,今回演じた感想を聞かせてください。
大泉さん:
当初「英国紳士のように演じてください」と指示され,ちょっとやり過ぎたキャラクターを演じて「英国紳士は忘れてくれ」と言われたのが,遠い昔のようで……。今はスッと演じられるようになって,レイトン教授が非常に身近になってますよ。
――堀北さんもルークを長く演じてきていますが,今作でルークを演じた感想を聞かせてください。
堀北さん:
私も最初の頃はまだ「声を当てる」ということに慣れていなくて,しかも男の子ということで大変苦戦していたんですが,最近ではルークの個性を私なりに考えて,楽しみながらやらせてもらってます。「男の子を演じる」ことについては,声質を変えるよりも,語尾や言葉遣いが女の子に聞こえないように気をつけていますね。
――相武さんは映画版を含めて3度目の出演になりますが,今回はいかがでしたか?
相武さん:
元気な女の子なので,とても演じ甲斐がありますね。アクションや馬に乗ったりなど,身体を動かしている場面が多いので,そういうところで声の強弱を気をつけたりしています。
――番組中の話題に出ましたが,市村さんは今回,出番が少なかったんですか?
市村さん:
僕は今回が初めての出演でしたが,“ナゾの男”の役を,“ナゾの役者”が“ナゾの声優”になって演じて(笑)。収録は2〜3時間でしたが,リテイクはけっこうキツかったと思います。
――皆さん別々での収録だったんですか?
大泉さん:
これがねえ,一人ずつなんですねえ。「一緒にやらせて」って言ってるんですけどね。ほんとにこんな時しか豪華な皆さんとお会いできない。相武さんとか,この時でしかお会いしないですよね。ほんとたまにはね,お会いしたいな。
……どうですか,一緒にバッと録ってみたくないですか?
堀北さん:
そうですね,相武さんとはぜひ。
相武さん:
私も,堀北さんとなら。
大泉さん:
……こういうことを言うから,毎回ケンカになるわけですよ。まあ,市村さんとなら緊張するかも分からないけど。
市村さん:
やろうよ今度,一緒に!
大泉さん:
できれば堀北さんとやりたいです……。
――最後に,レイトン教授からのメッセージをお願いします。
大泉さん:
「レイトン教授と奇跡の仮面」,今回は3Dということで,より一層スケールの大きなゲームになっておりますので,楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします!
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