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リアル5.1chサラウンド対応のROCCAT製アナログ接続型ヘッドセット「Kave XTD 5.1 Analog」が国内発売。インイヤー型ヘッドセットも登場
販売代理店想定売価は2万980円(税別)とされているので,単純計算した税込価格は2万2658円となる。
Kave XTD 5.1 Analogは,2014年4月に発売されたUSB接続型ヘッドセット「Kave XTD 5.1 Digital」のアナログ接続モデルだ。本製品が初披露されたのは,2014年1月に開催された見本市「2014 International CES」(関連記事)のことなので,ほぼ2年経って,ようやく国内発売されることになる。
さて,そんなKave XTD 5.1 Analogだが,これは,USB接続タイプだったKave XTD 5.1 Digitalをアナログ接続仕様へと変更したものなのである。なので,全体のデザインや,左右のエンクロージャそれぞれにフロントL/R(およびバーチャルセンター)用の40mm径ドライバーとリアL/R用40mm径ドライバー,サブウーファ用の30mm径ドライバーの計3基を搭載するという,ヘッドセットそのものの基本構成に変更はない。
リアル5.1chサラウンドサウンド出力対応のヘッドセットは,自分の聴感に合わせて各ドライバの音量バランスをとるのが難しいものなので,誰にでもお勧めできるというものではないかもしれない。だが,最近では珍しいアナログ接続型のリアル5.1ch対応ヘッドセット新製品という点に惹かれたのであれば,試してみる価値があるかもしれない。
●Kave XTD 5.1 Analogの主なスペック
- 基本仕様:アナログ接続ワイヤードタイプ,リアル5.1chサラウンドサウンド出力対応
- 本体サイズ:未公開
- 重量:335g
- ケーブル長:3m
- 接続インタフェース:3.5mmミニピン×4,USB 2.0 搭載ボタン/スイッチ:音量調節ダイアル×4(※各チャネル単位の出力レベル),マイクミュートオン/オフボタン,モード切換ボタン
- 主な付属品:リモートテーブルスタンド,クイックインストールガイド
- 対応OS:未公開
- 周波数特性:20Hz〜20kHz
- 感度:115dB±3dB
- インピーダンス:32Ω
- 許容入力:最大50mW
- スピーカードライバー:40mm
- 周波数特性:20Hz〜100Hz
- 許容入力:300mW
- スピーカードライバー:30mm
- 周波数特性:10Hz〜10kHz
- 感度:−32±2dB(@1kHz)
- インピーダンス:2.2Ω
- S/N比:50dB
- 指向性:なし
なお,エンジェルシステムドットネットは同日,ROCCAT製のインイヤー型ヘッドセット「Aluma」を11月6日に国内発売することも発表している。アルミ合金による軽量ボディが特徴の製品で,PCおよびモバイル機器との接続に対応するとのこと。
販売代理店想定売価は7980円(税別)なので,単純計算した税込価格は8618円だ。
Kave XTD 5.1 Analog 製品情報ページ(英語)
Aluma 製品情報ページ(英語)
Kave シリーズのアナログ後継製品が満を持して2015年に登場
ハンブルグ、2015年11月 ― ドイツのゲーム用周辺機器大手の ROCCATによる Kaveシリーズの新商品ROCCAT Kave XTD 5.1 Analogが11月6日から店頭で販売されます。
Kave XTD 5.1 Analog は、最高水準の 5.1 アナログサラウンドサウンドシステムをはじめ、これまでの ROCCAT 製品にあった各種オプション機能や快適さのための機能が搭載されています。ヘッドセットは完全な没入型で、2 つの 40mm ドライバーユニット、イヤーカップごとに 30mm 振動ユニット、効率性が高く処理速度が速いオーディオ制御調整のためのデュアルモードリモコン、マイクのオン・オフを簡単に判別できるようにするための便利な LED ライト付きマイクが搭載されています。従来の Kave 製品はこれまでで最も高度なゲーム用 5.1 ヘッドセットでしたが、これをもとに私達は独自の設計を行い、ゲーマーからのフィードバックを分析し、5.1 Analogの 各機能を開発しました。これまでの長所は残したうえで、このヘッドセットが進化を発揮できるよう改善を行いました。そしてもちろん最大の改善点はその音の鮮明さでしょう。
本製品は干渉アイソレーターを導入した初めてのゲーム用アナログヘッドセットです。この機能は、一切のノイズをゼロにキャンセルする革新的な技術です。そのため、多くのゲーマーがこれまで我慢するしかなかった電磁干渉は消えてなくなることになります。Kave XTD 5.1 Analog はゲーム音声品質の新しい標準となるでしょう。
ROCCATのCEOであり創業者でもある René Korteは、Kave XTD 5.1 Analog について「このヘッドセットは技術的に最高であることはもちろん、構造もすばらしいものになっています。見た目はそのままですが、従来のKaveより25%も軽くなっています。この超軽量化された製品には各種機能もあり、また快適さを実現するためのさまざまなオプションにより長時間ゲームをしていても不快になることはありません。2015年はROCCATにとってすでに大規模なイノベーションの年となっています。Kave XTD 5.1 Analogは、当社のエンジニアチームと設計チームが将来を見すえて進化させた技術が詰め込まれたヘッドセットです。私達にとって品質とはイノベーションであり、誰もが感じたことや見たものを、新しい経験として伝えることが重要です。Kave XTD 5.1 Analogはまさにそのような製品であり、これこそ現在の ROCCAT の哲学を体現できる製品です。」と述べています。
ROCCAT Kave XTD 5.1 Analogの価格は20,980円(税別)となります。
ROCCATスタイルのデザインと多数のアクセサリを兼ね備えた高品質インナーイヤー型ヘッドセットの登場
2015年11月6日ハンブルク ― ROCCATから新たなヘッドセットが登場します。高品質インナーイヤー型ヘッドセットROCCAT Alumaは、軽量アルミニウムボディーを具えており、携帯型オーディオ機器の中でゲーマーにとって最高のオプションとなるでしょう。Alumaは軽量かつ丈夫で最高級のオーディオテクノロジーを皆様にご提供します。ヨーロッパのブランドならではのデザイン性にも優れており、ライトブルー色のケーブルが独特のアクセントとなっています。さらにケーブル自体も絡みにくいフラットケーブルを採用しており、耳元のアルミ製のイアフォンが心地いい質感をもたらします。さらにコンパクトで扱いが簡単であるだけでなく、どのようなモバイル機器からでもお気に入りの音楽を聴くことが可能です。統合されたYスプリッターコンポーネントを使いPCに接続が可能、そのまま3.5mmミニジャックでスマホにも接続は可能。さらに付属のコネクターを使えば飛行機のオーディオ機器にも接続が可能です。ROCCAT Alumaは非常に優れたインナーイヤー型PCゲーミングオーディオツールとして機能することはもちろん、多くのオーディ機器との接続を可能としています。ROCCAT Alumaは素晴らしい高品質機能とクールなデザインを兼ね備えた最新のゲーミングオーディオディバイスです。
Alumaはその小さく軽量なボディから想像もつかない大迫力のサウンドクオリティを発揮します。ゲーム中インケーブルマイクとミュートボタンを使用することで、チームの仲間と簡単にコミュニケーションをとることができます。インライン式リモートコントロールを使い、着信の応答、ミュート、プレイリスト使用時にも簡単に操作が可能。
人間工学に基づいた6つのイヤーチップは3つのサイズを付属していますので、自分の耳に合ったものをお選びいただけます。最軽量の素材を採用して作られており、人間工学に基づくイヤープラグと明瞭感のある最高のサウンドを実現。長時間のゲームプレイにも疲れを感じることなく快適にプレイしていただけます。ストレスフリーを目指して設計されたアルミ製のボディは Alumaの名前の由来でもあります。軽量なだけでなく十分な耐久性も兼ね備えているのです。また、製品を長くご愛用いただくために、キャリングケースの使用をお勧めします。
Alumaは、日本で11月6日発売予定。メーカー想定売価は7,980円 (税別)
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ROCCAT
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(C)2013 ROCCAT STUDIOS