連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第202回「五感入力システムに頼る子守マフィアの逆転裁判」
まぁ,このくらいの子供だとまだ「見た目が怖い」とか考えることもないでしょうし,無邪気ですよね。しかもなぜか,俺のことを「とーちゃん」って呼ぶんです。まだ言葉の意味を分かってない可能性もありますけど,ビックリしましたわ。
帰りのタクシーでも,ずっと「とーちゃん……とーちゃん……」とグズっていたらしく,後に本物の親から「何をした?」とあらぬ疑いをかけられたので,最高にイイ笑顔で「きっと将来,俺のようなヒゲ坊主が好きになるぞ」と言っておきました。いやぁ,子供ってカワイイですね。健やかに育ちますように!
「RADIO 4Gamer」の第211回では,カプコンより2014年4月17日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「逆転裁判123 成歩堂セレクション」を特集。本作は「逆転裁判」シリーズの初期3作品をニンテンドー3DS向けに高画質化し,一つのパッケージにまとめた作品です。もちろん裸眼立体視にも対応しているほか,英語版も完全収録しているのもポイントですね。
「逆転裁判123 成歩堂セレクション」公式サイト
番組ではしこりん(岡本信彦さん)と,シリーズの原点である「逆転裁判 蘇る逆転」の第1話をプレイ。学生時代に夢中で遊んだ記憶が蘇ってきて,かなり懐かしかったです。シリーズも長く続いてきましたし,手を出すタイミングを逃した人や,初期の作品は未プレイだというファンも多くなっていそうなので,この機会にぜひ遊んでほしいですね。
俺は自由度が高くて深く感情移入できるゲームが好きなんですが,本作はアドベンチャーゲームでありながら「五感入力システム」で主人公=プレイヤーという点を強調しているんです。表現できる感情や行動が幅広いので実質的には一本道のシナリオでも「やらされている感」がまったくなく,物語に深く入り込める点が素晴らしいです。
戦闘も見た目の派手さこそないものの,かなり硬派な面白さです。ボードゲーム的なアイデアで神出鬼没な“ゴースト”との戦いを表現していて,オカルト方面でのガチな小ネタが散りばめられているのが好きな人にはたまりません。
それだけハマってしまったせいか,個人的には少々ボリューム不足だと感じてしまったので,少しでも早く続編を出してほしい! と希望せざるを得ませんな……。
俺はアツくなると徹底したくなるタイプなので,本作をプレイしたあとに今井監督の「東京魔人學園伝奇」シリーズと「九龍妖魔學園紀」をまとめ買いしました。ちなみに「東京魔人學園伝奇」シリーズなんかは,現在PlayStation Plusに加入している人ならば無料でダウンロードできるのでオススメです。
おかげで最近は外出時にPS Vitaで魔人学園,家に帰ったら腰を据えて九龍をプレイするという状況ですよ。ここまでハマってしまうとは,自分でも驚きです。もし次回作で機会があれば,ぜひともインタビューやレビューを担当したいです!
- 関連タイトル:
逆転裁判123 成歩堂セレクション
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魔都紅色幽撃隊
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- 逆転裁判123 成歩堂セレクション (特典:オリジナル壁紙(PC用/スマートフォン用)とアレンジBGM(PC用)がダウンロードできるシリアルコード 同梱)
- ビデオゲーム
- 発売日:2014/04/17
- 価格:¥6,800円(Amazon) / 3545円(Yahoo)