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[COMPUTEX]“3K”液晶パネル採用モデルや液晶内蔵タッチパッド搭載モデルなど,MSIがゲーマー向けノートPCのラインナップを強化
解像度2880×1620ドットの“3K”パネルを採用
GT60 3K Edition
2013年6月2日の時点でマイルストーンは,17.3インチワイド液晶パネル搭載の「GT70」シリーズ3製品と,15.6インチワイド液晶パネル搭載の「GT60」1製品,そして14インチワイド液晶パネル搭載の「GE40」1製品の国内発売を発表しているが(関連記事),最初に紹介する「GT60 3K Edition」は,GT60の上位版という位置づけのノートPCである。
高解像度パネルへの映像出力を担当するのは,Keplerアーキテクチャを採用する「GeForce GTX 780M」(グラフィックスメモリ容量4GB,GDDR5)。組み合わせられるCPUはHaswell世代のCoreプロセッサで,展示機は「Core i7-4930MX」(ベースクロック3GHz)を搭載していた。ただ,Core i7-4930MXはCPU単体のコストが軽く10万円を超えてしまうため,「国内版ではもう少し下のグレードを採用し,性能と価格のバランスを取る」(マイルストーン)とのことである。
従来のMSI製ゲーマー向けノートPCで採用されていた「Cooler Boost」では,
Creative Technology製の「Sound Blaster Cinema」ソフトウエアスイートを搭載し,バーチャルサラウンドサウンド出力に対応するのも,ゲーム用途でを考えると歓迎すべき仕様といえる。なお,LEDバックライトの色をカスタマイズ可能なSteelSeries製キーボードを搭載するのは前世代のMSI製ゲーマー向けノートPCから変わっていない。
タッチパッド部にセカンダリディスプレイを埋め込んだ
GS70コンセプトモデル
国内で「GS70 stealth」として披露された17.3インチワイド液晶搭載の薄型ゲーマー向けノートPC「GS70」。同製品をベースとする次世代コンセプトモデルも,
タッチパッド側の液晶パネルが持つ解像度や表示能力は明らかになっていないが,Windowsのタスクバーが表示されていたことからすると,拡張ディスプレイとしてWindowsからは“普通に”利用できると見ていいだろう。たとえば,ウインドウモードでオンラインゲームをプレイしながら,「ゲーム画面を覆いたくないが,常時表示させておきたい情報のウインドウ」を表示させるといった使い方は考えられそうだ。
液晶パネル内蔵のタッチパッド部。展示機では, |
キーボードはSteelSeries製。色のカスタマイズに対応したLEDバックライトを搭載している。カーソルキー周辺がやや変則的ながらフルキー仕様だ |
畳んだときの厚みが約21.8mmという,これまでのMSI製ゲーマーノートPCとは一線を画すデザインも,大いに注目に値しよう。コンセプトモデルが製品化されるかどうかは未定ながら,通常版たるGS70 stealthは8月の正式発表が見込まれているので,楽しみに待ちたいところである。
14インチワイド液晶搭載の「モバイル対応ゲームPC」
GE40
MSIのゲーマー向けノートPCで初めて14インチワイド液晶パネルを搭載してきたのが,「GE40」だ。「GeForce GTX 765M」(グラフィックスメモリ容量2GB,
そのほかにもブースには気になる新製品があったので,以下,写真メインでお届けしておきたい。
おまけ
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