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[COMPUTEX]MSIのノートPC用外付けグラフィックスボックスは,より小さく薄く,圧倒的に使いやすく進化
MSIが開発したGaming Dockは,ノートPCに単体グラフィックスカードをPCI Express(以下,PCIe) 3.0 x16接続するための,いわゆる外付けグラフィックスボックスなのだが,3.5インチHDDを搭載可能にし,さらにステレオスピーカーまで搭載するため,Mini-ITXべースの小型キューブPC並みという大きさで,見栄えはよろしくなく,また,使い勝手が考えられているとはとてもいえないシロモノだった。
あれから5か月。
COMPUTEX TAIPEI 2015の会場で,ゲーマー向けブランド「G Series」に属する13.3インチ液晶パネル搭載ノートPCの新型「GS30 2M Shadow」と一緒に展示されていた「GamingDock Mini」(※「Gaming」の後ろは空かない)は,先代が抱えていた弱点の多くを解決して登場したように見える,第2世代のGaming Dockだ。
言われなければ,ノートPCが冷却台の上に載っているだけに見えるかもしれない |
GamingDock Miniの向かって左側面側にグラフィックスカードのインタフェースが見える |
MSIによると,ここまで小さくできた背景には,HDDやスピーカーといった,第1世代で欲張っていた機能を削って,いくつかのインタフェースを追加するだけに留め,「標準サイズのハイエンドグラフィックスを搭載できること」を純粋に目指したというのがあるという。
接続インタフェースは,物理形状も含め,第1世代と同じ。ただし,第1世代では着脱時にPC側の電源を落とす必要があったのに対し,今回はそれが不要になっているとのことだった。
MSIのG Series公式Webページ(英語)
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