プレイレポート
“光と闇”をゲームに落とし込んだ歯ごたえのあるバトルが楽しい「シャドウ オブ ザ ダムド」日本語版のプレイレポートを掲載
“デーモンハンター”を生業とする主人公ガルシア・ホットスパーは,地獄の帝王を仕留めた代償として,最愛の女性・ポーラを地獄に連れ去られてしまった。そのためガルシアは,ポーラを救出すべく,すべての邪悪が集う地獄へと足を踏み入れる。
ガルシアが頼りにできるのは,さまざまな姿に変形できる奇妙な相棒“髑髏のジョンソン”(元は悪魔だった)と,闇を退ける“光”のみ。果たして彼は,愛する女性を地獄から救出できるのか――という内容になる。
「ダムド」では,“光と闇”がゲームの柱となる要素となっている。たとえば,敵として登場する悪魔は光に弱く,闇の中では強くなる。ステージには通常のエリアと闇のエリアが存在し,闇のエリアにいる間はガルシアの体力が減っていってしまう。また,闇のエリアにある“仕掛け”を壊すと闇の侵食を退けられる,といった感じだ。このように光と闇は,プレイヤーがさまざまな局面を切り抜ける道具やギミックとして表現されているのだ。
本作はTPS(三人称視点シューティング)スタイルで,3種類の銃に変形可能なトーチ(=ジョンソン)を武器に,悪魔と戦っていく。なお今回試遊できたバージョンでは,武器の種類はハンドガン/マシンガン/ショットガンの3系統となっていた。銃はグレードアップなどが可能で,ゲームを進めるとさまざまな形でパワーアップしていくそうだ。
敵として登場する悪魔は闇のバリアに覆われており,トーチや銃による攻撃,“ライトショット”などでバリアを剥がせる。悪魔を闇をまとっていない状態(ベアフォーム)にすると,トーチや銃による攻撃で倒せるというわけだ。
なおライトショットは,闇のバリアを剥がす以外にも,ベアフォーム時の悪魔に撃つと怯ませることが可能。怯んでいる間に接近して体術で攻撃できるなど,倒し方にはさまざまなバリエーションが存在するようだ。
最初はホラーものということで身構えていたのだが,バトルは怖いというよりは爽快で,没入感はかなり高いという印象だ。
また,筆者がプレイしたステージはゲームの序盤とのことだったが,出現する悪魔の数は多く,なおかつ倒す前にバリアを剥がす必要があるため,コツをつかむまではけっこう苦戦した。まだ製品版ではないが,全体として歯ごたえがあるゲームになりそうな雰囲気だ。今回のプレイではボス戦まで辿りつけなかったが,資料によればステージは20以上存在し,それぞれに個性豊かなボスが登場するとのことなので,ボリュームも期待できそうである。
最後になるが,試遊したバージョンにはしっかりと日本語ボイスが入っており,浅野忠信さんが演じるガルシアや,我修院達也さんが演じるジョンソンは,かなり“いい味”を出していた。栗山千明さん演じるポーラの姿をあまり見られなかったのが残念だが,日本での発売日が2011年9月22日に決まったことだし,ゲームファンとしてプレイできる日を楽しみに待ちたいと思う。
「シャドウ オブ ザ ダムド」公式サイト
- 関連タイトル:
シャドウ オブ ザ ダムド
- 関連タイトル:
シャドウ オブ ザ ダムド
- この記事のURL:
キーワード
(C)2011 GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. Shadows of the Damned is a trademark of GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. EA and the EA logo are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.
(C)2011 GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. Shadows of the Damned is a trademark of GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. EA and the EA logo are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.