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濃厚な“アビス愛”が詰まった舞台に観客が引き込まれた「テイルズ オブ フェスティバル 2017」初日をレポート
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印刷2017/06/03 15:17

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濃厚な“アビス愛”が詰まった舞台に観客が引き込まれた「テイルズ オブ フェスティバル 2017」初日をレポート

テイルズ オブ ジ アビス
 バンダイナムコエンターテインメントは,2017年6月2日から4日まで「テイルズ オブ フェスティバル 2017」を神奈川県の横浜アリーナで開催している。

 シリーズ初の舞台化作品で,「テイルズ オブ ジ アビス」を原作とした「テイルズ オブ ザ ステージ〜最後の預言(ラストスコア)〜LIVE&THEATER at 横浜アリーナ」が上演された初日の様子をレポートしよう。

会場となった横浜アリーナ
テイルズ オブ ジ アビス

テイルズ オブ ジ アビス

歴代キャラクターの等身大パネル。来場者たちが盛んに写真を撮影していた
テイルズ オブ ジ アビス テイルズ オブ ジ アビス

 プロローグのスキットは,ルーク,ティア,ジェイド,アニス,ガイ,ナタリア,ミュウの「テイルズ オブ ジ アビス」(以下,アビス)パーティが,「テイルズ オブ フェスティバル」に招待されて横浜アリーナに来訪するという,ちょっとメタな内容。自分たちの物語を題材とした「テイルズ オブ ザ ステージ」への期待を語り合いつつ,共に旅していた頃を振り返る,ファンには感慨深いものとなっていた。


 「テイルズ オブ ザ ステージ」はゲームそのままのタイトル画面からスタート。「NEW GAME」が選択されると,メインキャストたちが主題歌「カルマ」をバックに力強く群舞し,場内は歓声に包まれた。


 物語はゲーム版にかなり忠実。基本的にはキャスト陣の演技で物語が進み,場面の転換やスペクタクルなシーンでは,スクリーンに地図やムービーが投影されて観客のイメージを膨らませてくれる……という形式だ。

 幼馴染みである使用人・ガイと共にずっと屋敷で暮らす主人公のルークが,師匠であるヴァンと屋敷で剣術の稽古をしていると,突如謎の女性ティアが襲来。ルークとティアが武器を交えると凄まじい力が巻き起こり,2人は「チーグルの森」へと飛ばされてしまう。途方に暮れる2人だが,魔獣ライガに襲われているイオンとミュウを救出し,共に行動することになる。


 何とか帰還したルークは,ヴァンの言葉に従って鉱山都市アクゼリュスの瘴気を払うことに。自分とそっくりな謎の青年・アッシュの襲撃を退けてアクゼリュスにたどり着いたルークは「超震動」という破壊の能力を解放するが,これはヴァンが仕掛けた罠だった。
 ヴァンの本当の目的は,アクゼリュスを救うことなどではなく,現在の世界を滅ぼしてレプリカ(クローンのようなもの)による新世界を築くというもの。そのために師匠としてルークに接近し,超震動の能力を利用したのだ。

 ヴァンのもくろみ通りアクゼリュスは崩壊してしまい,罪もない住人達が巻き込まれて死んでしまう。「俺は悪くねえ! 師匠に言われた通りにやっただけだ」と訴えるルークを見て,パーティの面々が次々と立ち去っていく……。


 その後ルークは,アクゼリュスを崩壊させた罪を背負い,生まれ変わる決意を示すべく,長い髪を断つ。自身がアッシュのレプリカであるという事実も受け入れ,仲間たちとともにヴァンと決戦。死闘の末にヴァンが倒れ……というところで「to be continued」のメッセージが。その後,予告編のようにこの後の見所が次々に演じられ,場内の期待が一気に高まった所で今回の公演は終了となった。

 シリーズ初の舞台作品を見た感想は「アビスへの愛が濃すぎる!」という一言に尽きる。原作は入り組んだ人間関係による重厚な物語が展開する作品なのだが,ルークの成長や,イオンやシンクの苦悩,アッシュのナタリアへの思い,ガイの女性恐怖症とその原因,そしてナタリアの出生の秘密など,原作を彩った人間ドラマがきっちりと盛り込まれている。

 加えて「俺は悪くねえ!」「いつか俺たちが大人になったら,この国を変えよう」「何が汚いの? 何が伝染るというの!?」「月夜ばかりと思うなよ」など印象深い台詞もてんこ盛りで,わずか1時間の舞台とは思えない密度だ。

 武器がぶつかりあう激しいバトルや,ジェイドのバク宙をはじめとするアクロバティックなムーブ,そして大勢が入り乱れる集団戦など,キャストたちのアクションにも圧倒されてしまった。また,「双牙斬」などの技も,音響と照明でうまく表現されていたという印象だ。一部のバトルではガラスが砕けるような原作通りの演出も見られ,こちらもファンには嬉しい要素だろう。

 ほかにも,舞台化にあたってのさまざまな工夫が見られた。たとえばライガは真っ赤なライオンのようなモンスターで,そのままだと舞台に登場させるのは難しいのだが,公演ではCG映像をバックに赤い衣装を着たアクターが四つん這いで登場した。着ぐるみのようなものを使わずにライガを表現し,激しいアクションもできるというわけだ。

 また,重要なキャラクターであるミュウは人の肩に乗るような小ささなのだが,舞台ではぬいぐるみに声を当てる形で表現されていた。もちろんぬいぐるみにギミックはないのだが,ほかのキャストたちの演技によって,まるで生きているかのように見える。まさに舞台の魔法だ。

 スペクタクルシーンではゲームのムービーも使われており,こちらも印象的だった。

 「テイルズ オブ ザ ステージ」の興奮が冷めやらぬ中,ゲームでルークとアッシュを演じた声優の鈴木千尋さんと,同じくティア役を演じたゆかなさん,そして舞台を終えたばかりの岩城滉太さん(ルーク役),星波さん(ティア役),新井雄太さん(アッシュ役)によるトークコーナーがスタートした。
 舞台を見終えての感想を聞かれた鈴木さんは,まるで自分が幽体離脱して舞台に立っているようだと大喜び。また,ゆかなさんは,ゲームを大事にして作ってもらっているが,無理しすぎずに自由に演じてほしい……と,こちらも原作再現度の高さに満足している様子だった。


 堂々たる演技を見せた「テイルズ オブ ザ ステージ」のキャストだが,岩城さんは3本目,新井さんは2本目,そして星波さんに至っては初の舞台というのだからとても信じられない。
 そういえば,舞台のラストにあった「to be continued」は……などと思っていたところに,「テイルズ オブ ザ ステージ」が2017年8月30日と31日に大阪府「メルパルクホール大阪」,9月5日と6日に東京の「中野サンプラザ」で公演されることが明かされた。

テイルズ オブ ジ アビス テイルズ オブ ジ アビス

 両公演では,新たな演出を加えたうえで,2時間以上をかけて物語の核心に迫っていくという。鈴木さんとゆかなさんは結末が気になる様子で,ルーク役の岩城さんとアッシュ役の新井さんを指さし,舞台版だと2人いるのでどちらになるのか……と意味深なコメント。
 原作のエンディングを見た人ならこのコメントの意味が分かると思うが,確かに凄く気にかかるところ。岩城さんは,細かいところは見てもらえれば分かるので,ぜひ公演に来てほしい,と自信たっぷりな様子だった。

 なお,「テイルズ オブ ザ ステージ」のチケットはすでに先行抽選販売の受付がスタートしているので,興味がある人は忘れずに申し込みを済ませておこう。
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