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  • Slant Six Games
  • 発売日:2012/04/26
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「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」と「Diabolical Pitch」の概要が公開されたステージイベントレポート
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印刷2012/02/27 00:00

イベント

「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」と「Diabolical Pitch」の概要が公開されたステージイベントレポート

 2012年2月26日,日本マイクロソフトは,カプコンが協賛するイベント「Xbox 360 感謝祭 in AKIBA <CAPCOM × Microsoft 新作体験会>」を,東京都内で開催した。このイベントでは,日本マイクロソフトおよびカプコンがリリースする最新のXbox 360向けタイトルが試遊できたほか,クリエイターが登壇するステージイベントも開催された。本記事では,「Diabolical Pitch」と「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」のステージイベントの模様をレポートしよう。

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“魔球”を駆使して襲い掛かる敵を倒せ! Kinect専用タイトル「Diabolical Pitch」


 「Diabolical Pitch」のステージイベントには,デベロッパのグラスホッパー・マニファクチュア(GhM)から,同タイトルのエグゼクティブプロデューサーを務める須田剛一氏が登壇。須田氏は「Diabolical Pitch」を,Kinect用のコアプレイヤー向けアクションゲームと述べ,簡単にまとめると“魔球”のゲームであると説明する。

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グラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏
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グラスホッパー・マニファクチュアの石川周志氏

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グラスホッパー・マニファクチュアの方野裕行氏(左)と齋藤祐也氏(右)
 続いて,プロデューサーの石川周志氏,ディレクターの方野裕行氏,レベルデザイナーの齋藤祐也氏が登壇し,実機によるプレイを披露した。このゲームは,主人公が魔球を駆使して,夜の遊園地に出現する恐ろしい敵を退治していくという内容だ。
 須田氏いわく,主人公は元大リーガーで,ワールドシリーズで7連投した結果,腕がもげてしまったとのことで,その腕を取り戻すために“どんな夢でも叶う”というこの遊園地にやってきたのだそうだ。ところが当の遊園地に来てみたら,可愛らしいはずの着ぐるみマスコット達が,主人公に襲い掛かって来たというわけである。

 ゲーム操作は簡単で,ボールを投げる動作をするだけ。また画面上に「魔球チャンス!」と表示されたら,指定された動作をすると魔球を投げられる。魔球は野球マンガに登場したようなものを含めさまざまな種類があり,それぞれ投げるための動作は異なっている。そのほか,近寄ってきた敵を蹴散らしたり,あるいは敵の攻撃を捕球する要領でキャッチしたりする様子が披露された。

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 また,ゲームの進行はステージ制となっており,各ステージをクリアするとコインが手に入る。このコインを使ってカードを購入していくと魔球の種類を増やしたり,球速を速くしたりと,主人公を強化できるとのことだ。
 さらに二人プレイでは,倒れたプレイヤーに,もう一人のプレイヤーが体力を分け与えて回復させたり,二人で一つの魔球を繰り出したりといった協力プレイも披露された。

 なお,左手を使うと敵をロックオンすることが可能で,その状態で攻撃を当てるとダメージが1.5倍になったり,敵を倒したときにチェリーなどが出ると高得点を獲得できたりといった,ゲーム的な要素があることも明かされた。
 須田氏と石川氏は,同タイトルがコアゲームではあるが,多くの人が集まったときにも盛り上がる内容だとも話していた。

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悪役の視点からシリーズを描くTPS「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」


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カプコンの川田将央氏
 「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」のステージイベントには,カプコンからプロデューサーの川田将央氏が登壇。まず川田氏は,最新ムービーを披露するとともに,同タイトルが「バイオハザード」シリーズの中でもダーティな描写に特化していることを指摘する。さらに日本語音声を採用したことに言及し,今回は本格的なTPSスタイルなので,字幕を観ながらプレイするのは困難であると判断したと説明する。ちなみに,英語音声と日本語字幕の組み合わせで遊ぶこともできるそうだ。

 川田氏は,同タイトルが謳う“サバイバルシューター”について,「バイオハザード」シリーズの“もう一つの進化形”を示したと話す。デベロッパのスラントシックスゲームズとの連携も非常に良好で,一般的なTPSの枠には留まらない,シリーズの大きな特徴であるキャラクター性をも強く打ち出した内容に仕上がっているそうだ。

 舞台となるのは,「バイオハザード アウトブレイク」のあとの世界,ウィルスが蔓延したラクーンシティで,川田氏は「バイオハザード2」「バイオハザード3」をプレイした人なら,非常に楽しんでもらえるのではないかとコメント。
 また今回,ゲームの主役となるのはアンブレラの特殊部隊U.S.S.(Umbrella Security Service)である。すなわち,シリーズのナンバリングタイトルでは悪役側だったアンブレラからの視点で,これまでとは異なる角度からストーリーが描かれていくというわけだ。必然的にゲーム内でライバルとなるのは,政府側のSPEC OPS エコー6だが,敵はそれだけではない。シリーズに登場したさまざまなクリーチャーも登場し,ゲーム内では3者の思惑が渦巻く三つ巴のサバイバルバトルが繰り広げられるのだ。

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カプコンの岡部氏
 続いてステージでは,同タイトルのアシスタントディレクターを務める岡部氏により,デモプレイが披露された。プレイしたのはチュートリアル的な内容のステージ1で,川田氏いわく,ゲーム内に登場する多様な操作を一通り体験できるようになっているとのことだ。またステージ1では通路が直線的で分かりやすくなっているが,ステージが進むと複雑でトリッキーな構造のマップも登場するという。
 そのほかデモプレイでは,通路に配置されているドアや遮蔽物を利用したカバーアクションやナイフを使った近接アクションが披露され,また重要なポイントの前にはアイテムを補充できる場所があることが明かされた。

 ゲームは基本的に4人一組で進行する。例えばプレイヤーが一人の場合,残り3人はAIで動くNPCとなるが,とくに彼らをフォローする必要はないそうだ。またプレイヤーがゾンビに襲われた場合は“感染”状態となり,処置を施さないとゾンビ化してしまうとのことである。
 なおステージ1のボスとなるのは「バイオハザード2」に登場したバーキン博士だが,同タイトルではこのようなシリーズと関連するエピソードが多数登場するそうだ。

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 最後に川田氏は,同タイトルにシリーズおなじみのキャラクター達が登場することに触れ,さらにオンライン対戦の「HEROES MODE」では彼らを操作するサバイバルチーム戦ができることを紹介した。また,2012年4月26日の発売に向けて今後も続々と情報を公開していくとのことで,川田氏と岡部氏はぜひ期待してほしいと話していた。

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