ロッキー山脈を駆け抜けるスリリングな「Need for Speed: The Run」の新たなムービーと，最新スクリーンショット公開

　Electronic Artsは，欧米で2011年11月15日の発売が予定されている「Need for Speed The Run」（PC/PlayStation 3/Xbox 360）の新たなムービーとスクリーンショットを公開した。

「Need for Speed The Run」公式サイト

　「One the Edge」と題されたムービーは，コロラド州ロッキー山脈を走るハイウェイ550号線を舞台にしたもの。通称「ミリオンダラー・ハイウェイ」として知られる風光明媚な山道だが，そこを，プレイヤーの操作するマクラーレンMP4-12Cとライバルの操るパガー二・ウアイラというスーパーカーが，パトカーに追われながら爆走するシーンが収められている。余談ながら，実際の550号線も，きついカーブが連続し，ガードレールがないような場所も多い，とてもムービーのように走りまくれるコースではないらしい。
　ほかのミッションにあるような，雪崩が襲ってくるなどといった派手なイベントは見られないものの，爆走の果て，運転を誤ったパガー二が……という展開になっており，非常にスリリングでスピード感があるムービーに仕上がっている。


　Need for Speed The Runは，2500万ドルの賞金をかけてサンフランシスコからニューヨークまでを駆け抜けるという，ストリートレースゲームのジャンルではユニークな切り口の作品になっている。シリーズでは初めて，EA DICEが開発した「Frostbite 2」エンジンが使用されており，見事なグラフィックスで描かれた広大な景観が特徴だ。さらに，車から降りて格闘するといった，ストーリー重視の作風になっており，シリーズ初挑戦の多い，見どころたっぷりの一本になっている。