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ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III

ドラゴンクエスト25周年記念 ファミコン&スーパーファミコン ドラゴンクエストI・II・III
公式サイト http://www.dragonquest.jp
発売元・開発元
発売日 2011/09/15
価格 4440円(税込)
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このゲームの読者の評価
72
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読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • エミュレータ部分が残念 85
    • 投稿者:Corn of cold(女性/40代)
    • 投稿日:2011/09/29
    良い点
    FC版ドラゴンクエスト1:すばらしい。現在のゲームが見習うべきことがたくさん含まれている。復活の呪文も便利。何十年も前の黒歴史ノートに書かれた“セーブデータ”がそのまま使用できるので。

    FC版ドラゴンクエスト2:懐かしい。経験値上げの雑魚敵との一戦一戦でも全滅の危険があるという緊張感。気を引き締めて雑魚戦に挑まないとすぐに全滅する。
     中断セーブ機能を使わずに、全滅を繰り返しながらプレイしていると、ドラゴンクエスト2FC版のゲーム性がみえてくる。
     現代の物語重視系大作RPGでこの難度だったら不満が続出するだろう。ドラゴンクエスト2のストーリーはとてもシンプル。RPGの王道は、物語性ではなくゲーム性にある。結末を知っていても楽しい。それを再確認させてくれる。

    FC版ドラゴンクエスト3:JRPGの源流。だが、このゲームがあまりにもすばらしかったからこそ、FC版DQ1〜3が創った枠から逃れられなかったゲームにJRPGという名がついた。

    SFC版ドラゴンクエスト1・2
     最近のDSのゲームとグラフィック等のクオリティが同じなので、懐かしさがない。
     SFC本体やROMを入手するのはなかなか面倒なので、資料的価値は高い。

    SFC版ドラゴンクエスト3
     「懐かしさ」ではなく、最近のゲームと比較しても遜色ない出来。だが、ゲーム機の性能が向上した分、「この部分は削ったほうがいい」「この部分はバランスを調整したほうがイイ」などの細部のアラも見えてくる。そういった、大作RPGの限界を随所に感じさせる出来ともいえる。
    悪い点
    エミュレータ部分の操作性
     『中断セーブによって冒険の書が消えてしまう』という事故は話題になっている。ゲーム再開の画面表示はこの事故を誘導しかねない、わかりにくいものだった。
     この情報を知らずに遊んでいたら、ほぼ確実に『冒険の書消滅事故』が発生するだろう。
     「中断セーブ」というネーミングもよくない。「復元ポイント作成」「ロールバック」というネーミングにしておけば、中断セーブ再開によって冒険の書が消えてしまうという事故を減らすことができただろう。
    総評
    ・特典映像について、サマルトリアの王子の妹画像や、モンスターの隠しパラメータ含む資料などが興味深い。
    ・SFC版は、最近の携帯ゲーム専用機と比較して遜色ないクオリティ。
    ・FC版は、ゲームデザインという観点から学ぶところが多い。
    ・子どもを英才教育する際の資料にいいかも?
    ・中断セーブ機能について、誤操作を招く表示に要注意。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 1 5 5
  • 唯一手を加えた部分が・・・ 60
    • 投稿者:shirara(男性/40代)
    • 投稿日:2011/09/25
    良い点
    ファミコン(以下FC)&スーパーファミコン(以下SFC)版そのままで収録されているため、良くも悪くも当時のまま遊べる点。
    資料的な価値も高く、秀逸なシナリオやハードスペックの制約を感じさせないサウンド(特にメロディラインの優秀さ)などは現在の目で見ても一線級。
    また、SFC版ドラクエ3のドット絵の美しさも一見の価値あり。

    FC版ドラクエ1および2に関しては「ふっかつのじゅもん」がそのまま使用できる点は高評価。

    FC版、SFC版ともに1〜3が収録されているが、オリジナル重視であればFC版、難易度を落として快適に遊ぶならSFC版を推奨する。

    付録の「ファミコン神拳奥義大全書・復刻の巻」は、当時を知るユーザーであれば懐かしさに浸れるものの、ゲーム攻略に関して期待してはいけない。
    悪い点
    致命的なのが、システム的に唯一手を加えた部分「中断セーブ」の仕様が酷く、複数のユーザーでセーブデータを共有すると、セーブデータが誤って巻き戻されてしまう可能性が非常に高い。
    特にSFC版ドラクエ1&2の場合、最大5つのセーブデータに影響を及ぼすおそれがある。
    説明書や公式サイトでも記述はあるが、単に記述しておけばよいというものではなく、ユーザーが気を使って遊ばなければならないシステムであること自体が問題のため、大幅なマイナス評価となる。
    また、中断セーブが何度でもロード可能なため、便利な半面、ゲーム後半の緊張感を台無しにしている点も見逃すことができない。

    付録等が付いてはいるが、肝心のゲーム自体は「ベタ移植」であることから価格的に高価な感じがする。
    有り体に言えば利益確保を最優先した印象が強い。
    25周年なら2500円で良かったのではないかと思う。

    また、FC版ドラクエ1のゲームシステムが現在の目で見ると快適とは言いがたいので注意。
    総評
    ゲーム内容自体は説明不要の名作であることに疑いの余地はないが、セーブデータを巻き戻すおそれがある「中断セーブ」の存在が足を引っ張り、残念ながら製品として出せるレベルに達していない。
    ※ 逆に「中断セーブ」さえなければ製品として出せるレベルにある

    「悪い点」にも書いたとおり、複数ユーザーでセーブデータを共有する場合、トラブル防止のため以下のことを推奨する。
    ・ゲーム終了時は通常のセーブで終了することを徹底し、中断セーブで終了しない
    ・最初から中断セーブを使わない

    メーカーの開発力や、そもそもテストプレイを行ったかどうかすら疑うレベルにあることから、今後の新規タイトルに関しても不安を抱かざるを得ない。

    なお、各項目の評価は「現在の目で見たもの」とし、客観的な評価に努めた。
    総合評価は、点数が付いている5項目をそれぞれ4倍して合算し、一の位を四捨五入した。
    ゲーム時間については、収録タイトル中で最もボリュームが大きいSFC版ドラクエ3を標準的なユーザーがプレイした時間の目安とした。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 4 1 4 3
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