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アニマル浜口親子は気合で脱出!? 「体感型脱出ゲーム サイレントヒル リべレーションREAL」を体験してきた
本稿では,アニマル浜口さんと浜口京子さん親子を招いて行われたプレイベントの模様を,脱出ゲームのプレイレポートと合わせてお届けしよう。
としまえんのソレイユホールで行われたプレイベントは,一足早く映画を見たという浜口親子がその感想を語るコーナーからスタート。「怖くてハラハラドキドキの連続で,父がいなければ最後まで見られなかったかも」という京子さんに対し,アニマルさんは「気合があれば怖くないぞーっ!!」と一喝したあと,「でもこのサイレントヒルは,ただのホラー映画と違って,奥が深い! 怖いけど面白いよ!」と,本作を絶賛した。
浜口さん親子は続いて今回の脱出ゲームに仕掛けられた謎解きの一部にチャレンジした。京子さんが謎解き担当で,アニマルさんは後ろで気合の応援をしながら,襲い来るバブルヘッドナースにライトの光を当てて動きを止めるという役目だ。
京子さんが挑んだ謎解きは,実際に脱出ゲーム中に出されるものと同じで,1人で解くには少々難しいものとなっていた。苦戦するうちに,バブルヘッドナースに加えてレッドピラミッドが現れてアニマルさんに襲かかり,ゲームは終了となった。
浜口さん親子が体験した一連の流れは,一部誇張はあるものの,実際の脱出ゲーム本番でも楽しめるもの。サイレントヒルの世界観や恐怖が見事に演出されているといっていいだろう。
謎解きに挑戦中の京子さんに襲いかかるバブルヘッドナースを,アニマルさんがライトで追い払おうとする |
アニマルさんに見劣りしない体格のレッドピラミッドが登場。ヘッドロックでアニマルさんをテーブルに叩きつけるプロレスばりのシーンも |
会場は廃墟となった遊園地のミラーハウスといった雰囲気。ゲームの世界観に合わせて置かれたマネキンも不気味だ |
ここで詳しい内容を説明するとネタバレになってしまうため,概要だけを書いておこう。
参加者は,映画のストーリーに基づいたある共通点を持っていることで集められたという設定。参加者はチームを組んで協力し,場合によってはほかのチームともやりとりをしつつ,その場に現れるクリーチャーたちを追い払いながら,サイレントヒルと化した会場から制限時間内に脱出する。
筆者のチームは3人と,本番の5〜7人よりやや少ない人数での挑戦となった。一部の謎解きはかなり難しいようにも思えたが,三人寄れば文殊の知恵とはよく言ったもので,チームの仲間と知恵を絞ることでなんとかクリアできた。本番では人数が増えるので,もっと楽になるかもしれない。もし1人で参加した場合でも,主催者側がチームに組み込んでくれるので,ご安心を。
ちなみにこの脱出ゲームは,ほかにいくつもの体感型ゲームを製作し,TV番組「逃走中」「戦闘中」などの製作にも関わっている「PKシアター」が手掛けている。
この脱出ゲームは,ゲームのサイレントヒルを知らなくてももちろん楽しめるが,前述のバブルヘッドナースやレッドピラミッドなどのクリーチャーたち,ゲーム中の裏世界をイメージしたセット,そして謎解きに使うアイテムなど,ゲームを知っている人ならニヤリとできる要素がいくつもちりばめられている。また,今回公開される映画の舞台は遊園地で,としまえんという立地ともマッチしているので,映画と合わせて楽しむとさらに面白さが増しそうだ。
また,いわゆるビックリ箱系の突然怖がらせるような演出はなかったので,その手の演出が苦手な人でも参加できるのではないだろうか。もちろん,ダークな雰囲気やリアルなクリーチャーなどの怖さはたっぷりで,“お子様にもおすすめ”という感じではない。そのあたりは自分で判断して参加してみてほしい。
なお今回の脱出ゲームは,発表直後からかなりの話題となっており,7月6日,7日,13日,14日の前売り券は完売している。追加公演として発売された7月15日,20日,21日の3日間の前売り券はチケットピアとイープラスにて3000円(税込)で現在販売中。どの公演日でも3500円(税込)の当日券が用意されるそうだが,確実に参加したい場合は前売りで購入するのがお勧めのことだ。
詳しい内容はPKシアターの公式ページで確認してみてほしい。
次世代機での新作も待望されるサイレントヒルシリーズだが,今回は体感型脱出ゲームという形でシリーズに触れるのも面白いのではないだろうか。シリーズのファンならば,ぜひ謎解きが得意な友達を誘って参加してみてほしい。
「サイレントヒル リべレーションREAL」公式サイト
「サイレントヒル:リベレーション3D」公式サイト
- 関連タイトル:
SILENT HILL:DOWNPOUR
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SILENT HILL:Book Of Memories
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(C)Konami Digital Entertainment
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